すぐ泣くくせに
バカだから
泣くほどバカなのに
脳みそ止まって
心動かないで
喜びも哀しみも
大き過ぎるよ
笑顔と泣き顔は
同じなんだね
心なんて
無ければいいのに。
すぐ泣くくせに
バカだから
泣くほどバカなのに
脳みそ止まって
心動かないで
喜びも哀しみも
大き過ぎるよ
笑顔と泣き顔は
同じなんだね
心なんて
無ければいいのに。
-5℃の空気で体中を切られたい
体中に赤い線を浴びたい
鮮血が滴って
白い雪に落ちて
脳の熱さも
胸の熱さも
体の熱さも
冷たい雪に埋まって
冷めたらいいのに
できるものなら
そのまま眠りたい。
12月30日 16:55
呼吸は奇跡
吐いて吸うことはホントに奇跡
それが無ければ全てが成り立たない
人も動物も植物も地球も
地球は奇跡
存在というその一点で奇跡
月の位置 太陽との関係 他の星々の成り立ち
それが無ければ全てが成り立たない
人も
だからわたしは奇跡
だからあなたは奇跡
花の奇跡
森の奇跡
海の奇跡
空の奇跡
うちの猫の
奇跡。
実感のない
不実を隠したイキモノが好む闇を行き
白く長い廊下は目も上げず
続く白い光りは影も受け付けない
わたしはこの世のエレベーターに乗る
言葉なんてないよ
心もないのに
自分で自分を見学して
再びの闇に安堵する
味蕾は食物を好ましいと感じ
今日初めての食事をした
わたしが居る。
乖離と現実の間を行ったり来たり ゆらゆら定めなくボーダーの辺りをウロチョロ 壊死を起こした皮膚のように まあるく同心円状に識が遠のく わ、わたしは 今まで何をしていたの どこにいて 何を見た? あなたは何 まだ居ますか わたしを 覚えていますか 消えないで 見えなくなりそうです わたしは ここに居ますから わたしを掴んでください 強く痛いほどに あなたの存在とわたしの存在を 存在として知らしめて なんだか世界がまた わたしがまた 脳の異次元に 落ちて行きます。 |
冷たい人間って心底思うよ
それは普通の冷たさじゃないから
人には見えないんだろう
でも自分は知っているからね
あなた方の娘としての氷のような冷たさ
あなた方だってそこまでは見通せていない
得に父という人
わたしはあなたを完全に放棄します
すでに自殺したあなたを
この年齢になっても許すことができません
完全に捨てています
完全な、拒絶です
お母さん、あなたが産み落としたわたしという人間は
未だあなたに心の底から寄り添ってあげることが叶いません
そうしなければと思うほどに幼子の絶望があなたの心を受容しません
体が遠ざかってゆきます。ごめんなさい
そして居ながらにしてそれぞれが孤独な二人わたし達
こんな人生ありですか
そんな人生でいいですか
わたしから発することはできない
わたしは独りだけど一人が成り立たないイキモノ
どうすればいいんでしょうね
もう人生のこんなところにまで来てしまって
あなたはいつまで自分を偽って目を逸らして生きますか
わたしの限界はとっくに過ぎていますよ
臨界の中をゆらゆら定めなく漂って
浮いては沈み沈んでは浮いて
いつか出口というもは来るんでしょうか
臨界の中漂い続けるわたしは幽霊のようです
稜線を一触即発に歩き続けるわたし達は今落ちるかもしれない砂です
それとも石ですか
やはり少しの風で攪乱し舞い散りそうな砂です
鉱物に最早心は要らないということでしょうか
そうね今心を見せあったりしたら
取り返しのつかない抵抗や憎しみが噴出して
そろそろ再生という言葉も墓場の幽霊が消してしまう頃だから
ギターを弾くことも今は脳が拒否をして
たった一つの音符さえ頭に入れることが出来ない
ギターを弾いてないわたしは死んでいるんですって
わたしは死んでいますか、それともこれで生きているうちですか
かくもわたしの脳が侵食される程にポエトリーな感覚が希薄になる
ギターで死んで詩で死んで営みの最低限さえとっくに死に至り
空を飛び交う電脳にだけ乗ってわたしの脳が自由に其処へ行く
子供のように嬉しくなってわたしは頭の中でお話しをする
頭の中でだけ遠い遠い空に向い自由に泳がせてやる
頭の中はすでに此処にいない
流れる雲間の儚い逢瀬
放たれた頭の中の自由な幼心地が笑い嬉々として先天の素直が蘇る
それら全てを全部断ち切ってわたしは戻る
世に乗れず家庭に乗れず自分に乗れず自分に見切りをつけたような自分に
ただただ此処にイキモノとしてその存在が形が分かるように見えるように
そしてそれがばれないように
どうして生まれてきたのか
何のために何をしに
人生かけて絶望を経験し尽すために
壊れるために?
12月12日 am5:18
kanasikute tamaranaikara
tewo tunaide
tewo
tunaide
issyoni nemurou
kankakuno nakade
watasiha hitorid
anatato
tewo tunaide
nemuruno
hitonanka daikiraida
wakega wakaranakunatte
suguni
kowarechaukara
hitoride iiyo
hitoride tewotunaide
tewo
tunaide nemurukara
anatananka kietesimae.
namidaha hitoride
darenokotomo yobanaiyo.
哀しくてたまらないから
手を繋いで
手を
繋いで
一緒に眠ろう
感覚の中で
わたしは独りで
あなたと
手を繋いで
眠ろう
人なんか大っ嫌いだ
訳が解らなくなって
直ぐに
壊れちゃうから
独りでいいよ
独りで手を繋いで
手を
繋いで眠るから
あなたなんか消えてしまえ。
涙は独りで
誰のことも呼ばないよ。
砕け散ったガラスで切ったら痛いだろう流血して
わたしは切らないように
人も
自分も
猫も
黙っている
染み出る体液は人に晒してはいけない
溶けた脳から漏れ出るウジは
自分だって手に負えない
嗚呼自由に大地を歩きたい
野を山を森を
出合った木々をわたしは
切ることはしない
一緒に
寝よう
風の中で。
チェロよりコンバスのがいいねトロイメライ
これから君に向かうよ少しづつ
全部入れたらいいね
全部入りたいよ
君の中で君に逢いたい
わたしの力でどこまで行けるか
行けるとこまで行くから
誰も居ない深い淵で逢おう
言葉のいらない会話しよう
月もいらないね
わたしは
君になりたいよ。
11.2 am11:05
沈黙が嫌じゃない
それは
大切なこと
良いこと
いつどんな言葉が口をついで出てきても
いつまで黙っていても
全然嫌じゃない
平気
沈黙をおだやかに共有できるのは
二人の間の流れる安堵
存在の信頼
許しの証し
沈黙
それはとても心地の良い
音楽のような
二人に流れる時の調べ。
06.12.1
薬無い日を続けていたら
思い出したよ投薬以前のわたしのこと
同んなじだ
今のわたしと
何も受け付けられない
誰も受け入れられない
一歩も外へ出たくない
誰にも会いたくない
何もしたくない
話したくない
ただ時の流れにオールを捨てて流れて
ただ無益に時の後ろを見送って
この世の全てから離れて寝る
わたしが死ねる日はいつだろうって夢見て
同んなじだ
薬使わない本来のわたしが今のわたし
恐ろしいねこの脳みそは
薬が切れて一ヶ月も経たないのに
わたしがわたしを徹底的に駄目にする
笑うことも忘れて
表情も消えて
人から乖離する
声から逃げたい
一生寝ていたい。
何もかも嫌で何もかもどうでもよくて何もかもどうにもならなくて
眠っている時も肩の力が抜けないって二十代の頃書いたけど四十代半ばの今も変わらず
己に係わる全てを離反しては行き場もなく終わりもなく出口なく
溜めては溜めては更に溜めて尚も溜め込んで溜めるほどに追い込まれて追いつめて
全身がカチコチになって発するコトバも見えず
ただ黙って
ただ見送って
不実なイキモノだ
相変わらず。
服選んで
靴も
靴下も
バックも
髪の毛も
取り立てて何があるわけじゃないのに
もうそれ考えるだけで
頭が白くなる
病院も
レッスンも
買い物も
外出
涙腺が
緩んでくるよ。
pm9:48