詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

個としては

2017年05月12日 | 深い海 2017

フォークギター
アコースティックギターと分類されるものに個として興味はない
エレキ
にも
クラシックギター以外に興味はない

バイオリンを弾くことに
興味はない
ビオラ、チェロ、クラシックギター以外の他の楽器、も同じく

コントラバス
を弾くことだけが
今わたしを細々と生き存えさせる所以

わたしを存在させているものは
コンバス

死んだら
コンバスが弾けなくなるという理由で
わたしは生きようとしている

コンバスがわたしから無くなったら
わたしは亡きに等しく
生きるにしても生きる屍

だから
居る

意と気に反しコンバスが弾けないなら
死んだ方が
わたしは幸せ
個として。

2017.5.12 an4:17


黄泉

2017年05月12日 | 深い海 2017

無意味の生を見た気がした
自身の
今となっては無い方がマシだろう

思いというものは
あくまでも
独り善がり

とっくに無かった方が良かった
悶々と喘いでいた人生の後半
余分だった

とっくに逝けば良かった
黄泉
現行の絶望的な極と極の平行ならば。

2017.5.12 am:1:39