goo blog サービス終了のお知らせ 

詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

食事

2008年06月29日 | うたかた 2008
夕飯食べながら泣きそうになった
是や其やも嫌悪を嫌悪し耐えるも絶なる情景も情感もない食事を食べるのだからね
手の震えも戻ってきた
愛はmissingなのだから
フラッシュバックも早々お目見え
ただ一本の枝の力って凄いんだね
不安発作も震えもフラッシュバックも忘れてしまう
去年の今日は嬉しかった
ピエロは居た
早く石に戻らなきゃ
耐えられない

耐えられない

耐えられない。

08.6.29 pm7:21


イラナイ

2008年06月28日 | うたかた 2008
要らないのだから
いないのです

不要なので
消えたいのもやまやまでしょう

嫌なのですから
居られるわけがどこにあろうか

起きているのは
なんとまあ苦痛なことか

死ぬほど暇にも拍車はかかり
ココロもカラダも不善以外に世界が無い。

08.6.28 pm10:06


封印

2008年06月25日 | うたかた 2008
愛を封印しよう
愛ほど生業に邪魔なものはないから

愛を閉じ込めよう
缶の中に押し込めて二度と出てこないように溶接でもしてしまおう

愛を捨ててしまおう
二度とわたしの心が自由に空を飛ばないように

愛は引き千切って粉々にばら撒いて二度と再生させないようにしなきゃ
ピュアなんて無意味なものが二度と頭もたげないようにね

心を
許すなんてことは絶対してはいけない

誰も
信じてはいけないよ

一人で生まれて一人で死ぬ
そのシンプルなビジョンだけ見ていれば間違いはない

漆黒な心ならその中でおとなしく横たわって
死ぬ時まで
いればいい

脳の中の自由さえ
苦しいだけだ。

08.6.24 pm10:08



2008年06月22日 | うたかた 2008
大丈夫大丈夫
しっかりとした乖離癖がどうやら身についているわたしだから大丈夫
物心ついてからずうっと
そうやって心を殺して生きてきたから大丈夫
やがて衰退して
消えるだろう
放っといても自然に病気してか老化して
逝くだろう
誰もが納得出来る
こんなに良いことはないだろう
だからわたしは大丈夫
石になるのは
得意中の得意だし。

08.6.21 am7:06


でしょ。

2008年06月12日 | うたかた 2008
抹殺 消去・・・
そんなボタンも
薬もないから
とってもアナログなことしかわたしにはできないだろう

人間というものは
なまじ知というものがあるばっかりに
思いだけで死んでしまう
知がなけりゃ
食って寝て万々歳なのに

毎日せめぎ合う生と死
拮抗する生と死

自発の閑居も病的をいたく超えて不善も病的
体力の衰えもこれまた病的

おとなしく良い子に歳とって死になさいね
わたし。

でしょ。

08.6.12 pm8:07




うたかた

2008年06月10日 | うたかた 2008
うたかただよ
ほんの短いいっとき
たまたま置かれた
極小のフィールドを
ほんの短い人生
漂って
はじけたら
消えるだけ

やっぱり
ここで死ななければならないのだろうか
それは
死ぬほどイヤだけど

ロープを木にくくって
首吊って死ぬのも別に嬉しくはないけど
手の込んだことをするパワーは
わたしにはない

本心は
殺しなさい

真実は
殺しなさい。

08.6.10 pm3:26



カップ麺

2008年06月10日 | うたかた 2008
カップ麺だけでいいです
カップ麺はわたしを許してくれそうな気がするから
カップ麺だけあればいいです
カップ麺には心を開けそうな気がするから

カップ麺だけでいいです
それだけあればいいです
それだけでいいです
あとは水さえ飲めれば
いいです

どうかそれ以外のことは
わたしに触れないでください

食べてけて
いいんでしょう

生きてけて
いいんでしょう。

08.6.10 pm2:00


エサ

2008年06月10日 | うたかた 2008
いらないの
もういい加減
いらないの

食べたくないのも何年越しか忘れたけど
エサ
いらないの

いいの
どうしても食べたくなったら自分で調達するからね

いらない
いい加減にしてくれるかな
わたしにも多少の気持というもの、あるのよね

一応
人間なのね

いらない
いらない
いらない。

08.6.10 am5:28




猫への恩返し

2008年06月01日 | うたかた 2008
猫と手を繋いで寝た
他に繋ぐ手がないから

猫はじぃーっと辛抱してくれて
ありがとう

猫と一緒に寝る
他に一緒に寝るものがないから

猫は自分の気が済むといつの間にかいない
でも、ありがとう

トイレで苦しんでいる時
たいがい猫はわたしの膝の上に来て寝ようとする
でも随分と気が紛れたりする
だからありがとう

パソコンやってる時膝の上に登って来る猫を
たとえ作業がしにくくても猫の気が済むまで膝の上に居させてあげる
支えてる腕が痛くなっても
抱っこしてあげる

それがわたしにできる
猫への恩返し

あまた人間との付き合いより
猫との付き合いの方が
わたしには合っている

猫の動向の方が
わたしにはフィットする。

2008.6.1 pm4:28