詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

現実

2005年04月27日 | 個室より
現実を見なきゃ

現実
現実
現実

現実

これ以上わたしを責めないで

現実
現実
現実

現実

わたしはもう充分に
いかれてるから。


ご夫婦の写真

2005年04月25日 | うたかた 2005 blue in blue
パソコンデスクの前に張ってある
その
ご夫婦の
屈託のない柔らかな自然体の笑顔のツーショットの写真を見る度
わたしは

笑顔に。

素晴らしい現象だ
たった一回しか会ったことないのに
とても
嬉しい気持ちになる

素晴らしい現象だ。

貴重な
経験だ。

05.4.25 pm7:37




白日夢の台頭

2005年04月23日 | 個室より
安定剤はきちんと飲んでる

これは強い薬だよ?
ちゃーんと決められたとうりに飲んでね?
そうやって増やしてもらった薬
はい、先生。そうしています

けど
最近
白日夢が台頭

無意識裡に時間が消えてゆく
わたしは何をしていたの

白日夢に埋もれていたの

もう一人のわたしが
わたしを絡め取る

もう一つの異次元の世界で
わたしが生活している

嫌だ
現実の時間を
これ以上失うのは。




わたしのキャパ

2005年04月23日 | 個室より
わたしのキャパは
小さくて
いつもいつも超満員で
毎日のように
溢れてる

わたしのキャパは
穴だらけで
入れても入れても
毎日のように
漏れるザル

わたしのキャパは
限りがなくて
止めても止めても
何でもかんでも
入ってくる

わたしのキャパは
壁が無くて
剥き出しだから
見知らぬ壁に覆われて
いつも一人で潰れてる

わたしのキャパは
あって無いも同然だから
わたしは何処
わたしは何
わたしは誰。



遺体の夢

2005年04月22日 | うたかた 2005 blue in blue
遺体の夢を見た
川に捨てられた幼い少女の遺体だ

繁華街の大通りのアスファルトが
亀裂をしてメリメリとめくれ上がる

追って来る
わたしは逃げる

誰かと二人で
走って逃げる

街中が引っくり返っている

こんなところまで来てしまった
どうやって帰ろう

遺体は川に捨てられたのを
わたしは知っている

今も川のどこかにあるはずだ
流れてどこかに
引っかかっているはずだ
わたしは頭の中でその光景を見ている

わたしは宙に浮いていた
下には架空のわたしの家族のような見知らぬ見知っている人たちが

わたしは旋回した
熱い

どこもかしこも暑くて嫌だ
あの遺体の少女は

見つかっただろうか。

05.4.22 am1:00


脳みそ魘される

2005年04月21日 | 個室より
脳みそ魘される
脳みそ一日中
魘される

わたしの全てに変調が

脳みそ魘される

Y路の羊
メビウスの輪
クラインの壺

脳みそ魘される
脳みそ一日中
魘される

アンビバレントに
魘される

極と極に引っ張られて
裂けてしまいそう

脳みそ魘される
脳みそ一日中
魘される

何でいるの
わたし。



生活

2005年04月18日 | 個室より
薬が切れると解かる
メンタル
フィジカル
両方
解かる

何回か逆らってみた
駄目だったよ

心的にも
体的にも

ガタガタ ブルブル ガクガク
恐怖のどん底
底なしの穴
パニックの雨霰
過呼吸
痙攣
麻痺
心臓
薄れ様の意識
睡眠異常
台頭の伸し掛かる巨大な白日夢
・・・

薬で成り立ってる身体
薬で成り立ってる心状

もうわたしは
薬無しでは
何も出来ない
何も成り立たない

歩くことさえ
ままならない

座っていることも
つらい

笑える。




エウロパ

2005年04月18日 | 個室より
また其処へ立った
その淵へ
淵はあった
底なしの真っ暗な穴をして

月へはもう行かない
何度も往復して
慣れてしまったから

今度はエウロパだ
エウロパの
氷に覆われて
氷に閉ざされて
氷に囲まれた
その中の
その下の

未だ生物の未確認な
海だけの海

キーを打つ手が震えている
薬が切れた。



4倍

2005年04月18日 | 個室より

禁止の食べ物軒並み暴飲暴食のあと
お供のビールと
眠剤4倍飲んで寝たら

朝まで一応

今度先生に言わなきゃ
4倍にしてって

クスリも医者も世間もわたしも
解らないバカばかり。


暴食

2005年04月18日 | 個室より
ただ今
深夜徘徊の例の超ボリューム美味豪華格安チョコパ完食

体の芯から寒いよ

次はどこ行こう
帰りたくないよ

独りでいたい
ずっと
ずっと。


甘いよD

2005年04月18日 | 個室より
だから甘いって言ったでしょD
言葉とそれがある限り
わたしは死なないって

甘いよD
この脳の中は
尋常ならざるものって
散々見てきたでしょ

誰にも感じることの出来ない雨粒のひとつで
容易く神経が瓦解するのに

甘いよD
わたしは
わたしは
更に壊れたオモチャになっています

あなたの知らない間に
ほっといた6年の歳月のうちに

更に更に
尋常さが失せました。