詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

完全移行のお知らせ

2014年11月30日 | お知らせ

     このたびOCNさんの都合により、

     詩のノォト fossil in blue  は、

     11月30日を最後に、こちらの gooブログ の方へ、完全移行致します。


     タイトルも中味も今までとほぼ同じです。

     2004年より、10年以上の長きにわたり、

     皆様には、大変お世話になりました。

     この地味なブログをきっかけに、

     掛け替えの無い友達もできました。

     今まで、わたしの拙い詩を読んで頂いた皆様、

     本当にありがとうございました。



     これからはこちらのブログで、

     引き続き、細々とやっていきたいと思います。

     また気が向いた時にでも、

     訪問してやってくださいね。



     では、再びこちらで、お会い致しましょう。

     これからもよろしく、お願い致します。

     敬具


     2014年11月30日

     ao


     皆様へ



     ※ 写真の方は、これから徐々に整えたいと思っております。







レクイエム

2014年11月25日 | 深い海 2014

          フォーレのレクイエムのような爽やかなBGMの中で人が殺されていたり自ら首
          を吊っていたりドラマのワンシーン

          あまりに爽やか過ぎてそれはそうだろうとアッサリ流れて消えてゆく

          壊れた両の手がまだ回復の兆しもない
          コンバスにのみ反応する

          リアル過ぎる夢
          そういうことよね

          フォーレのレクイエム
          フォーレのレクイエム

          リアル過ぎる夢
          理路整然と冷静極まりなく超客観的に的を得て

          どこまで厳しくしたら
          そんなに追い詰めなくたって

          夢の中まで
          退路を断ち自らを賭した超自己分析

          わたしはサムライじゃない
          立の無い、情けない女

          フォーレのレクイエム
          フォーレのレクイエム

          真相ですか
          心象ですか

          まだ選択肢の
          うちですか

          この感じは
          何だっけ

          そうフォーレの
          レクイエム。

 

 


満天に降り注ぐ星の夢

2014年11月14日 | 深い海 2014

引き離す風に生きる全てを手放しに任せる
見上げる月に他人になる
歩く足に一つ一つの過去を切り離し
泣き顔を運ぶ箱は風より何より疾風だ

留めの切っ先は常にわたしを見て光る
二重三重四重に重なりあう辺縁の石は真綿を装ってわたしの身体の二センチ先で圧縮する

GO!
が来るかもしれず
来ても間に合う保障などパラレルワールドの何次元先の遥かにマイナスに霞んでそんなものこの世になどありはしない

押しつぶされるわたしが耐える
泣きながら泣かない
急下降の真っ暗な穴の中で落ちつつ黒い空を追う

次々やって来るカラダの痛さにつくづく嫌気がさす
一日中寝ていたい心をほんの、少しだけ、前へ

終わった時が
終わりだ

わたしは部屋の中に居て
ドアの向こうを願う

世界にも
出来事にも
揺れるもんか

ただ人生が
間に合ってほしい

たとえ一年でも半年でも一ヶ月でも一週間でも三日でも
一時間でも
その海の堤防の突端で寝転んで
満天に降り注ぐ星を
最後に眺めたい。

2014.11.14 am2:23