詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

真っすぐ

2006年07月19日 | うたかた 2006

真っすぐだね
真っすぐ過ぎる?
真っすぐに過ぎるは無いの

真っすぐってどう?真っすぐでしょ
曲がったら真っすぐじゃないでしょ
あ!そうか

だから真っすぐは真っすぐでいいの
真っすぐのままでいいの
このままでいいの?
いいの

なあんだ
いいんだ。


要らない。

2006年07月17日 | うたかた 2006

過去は捨てちゃえばいい
45年の人生そのメンタリティをがんじがらめに縛りつけ自由を束縛し閉じ込めて狭い壁の囲い重い金属の鎖足かせ三つ子の魂のトラウマ復讐フィードバックフラッシュバック
わたしの中にハッキリしている諸悪の根源

そんなの何十年模索吟味思考分析しても
ホントに無益だ
不毛だ
無意味だ

45年を経ったらもういいよ
捨ててしまえば

そんなものわたしには爪の先程の価値も無いんだ
いらない邪魔だ

そんな過去は捨てちゃえばいい
わたしは
要らない。


肯定

2006年07月17日 | うたかた 2006

わたしは元々感覚だけが頼みの人間だから
感覚を肯定することをすればいい
そこで自己肯定をすればいい

自己を肯定するということを理で叶えるのではなく
感じればいい
それがつまりは信じるということ
自分を信じるということを考えるのではなく
感じればいい

無邪気に子供のように
信じることを理の邪魔を捨てて
ただ感じればいい

それなら出来るかもしれないし
わたしにはそれしか出来ない感じることしか

出来ないことはしなければいい
自分を壊すほど思い詰めて。


一つだけ

2006年07月17日 | うたかた 2006

たった一つの人の心
そこに通じるたった一つの見えないドア
たった一本の見えない線

それさえあると思っていられれば
その心を信じていられれば
わたしはわたしを保っていけるのかも

大海の真ん中にポツンと放り出されている自己のイメージが
虚無と孤独を遥か通り越した恐怖と不安その先の冷腸な無感の自滅への方向性が
薄れてゆくのかも

世間や世俗世の中や一般的社会性と全く対極にあり全く相反するわたしの心は
ゆるゆるとカメの歩みの如くのマイペースながらも
歩いてはゆける
のかも

休み休み
喘ぎ喘ぎ
間断の無い息切れを繰り返しながらも
前を向いてはいられる
のかも

たった一つの人の心それが無いと
わたしはガス欠の車のように
徐々にスピードを落としつつやがてストンと停止する

たった一つの人の心
それだけあればいいのだ
わたしには。