真っすぐだね
真っすぐ過ぎる?
真っすぐに過ぎるは無いの
真っすぐってどう?真っすぐでしょ
曲がったら真っすぐじゃないでしょ
あ!そうか
だから真っすぐは真っすぐでいいの
真っすぐのままでいいの
このままでいいの?
いいの
なあんだ
いいんだ。
真っすぐだね
真っすぐ過ぎる?
真っすぐに過ぎるは無いの
真っすぐってどう?真っすぐでしょ
曲がったら真っすぐじゃないでしょ
あ!そうか
だから真っすぐは真っすぐでいいの
真っすぐのままでいいの
このままでいいの?
いいの
なあんだ
いいんだ。
過去は捨てちゃえばいい
45年の人生そのメンタリティをがんじがらめに縛りつけ自由を束縛し閉じ込めて狭い壁の囲い重い金属の鎖足かせ三つ子の魂のトラウマ復讐フィードバックフラッシュバック
わたしの中にハッキリしている諸悪の根源
そんなの何十年模索吟味思考分析しても
ホントに無益だ
不毛だ
無意味だ
45年を経ったらもういいよ
捨ててしまえば
そんなものわたしには爪の先程の価値も無いんだ
いらない邪魔だ
そんな過去は捨てちゃえばいい
わたしは
要らない。
わたしは元々感覚だけが頼みの人間だから
感覚を肯定することをすればいい
そこで自己肯定をすればいい
自己を肯定するということを理で叶えるのではなく
感じればいい
それがつまりは信じるということ
自分を信じるということを考えるのではなく
感じればいい
無邪気に子供のように
信じることを理の邪魔を捨てて
ただ感じればいい
それなら出来るかもしれないし
わたしにはそれしか出来ない感じることしか
出来ないことはしなければいい
自分を壊すほど思い詰めて。
たった一つの人の心
そこに通じるたった一つの見えないドア
たった一本の見えない線
それさえあると思っていられれば
その心を信じていられれば
わたしはわたしを保っていけるのかも
大海の真ん中にポツンと放り出されている自己のイメージが
虚無と孤独を遥か通り越した恐怖と不安その先の冷腸な無感の自滅への方向性が
薄れてゆくのかも
世間や世俗世の中や一般的社会性と全く対極にあり全く相反するわたしの心は
ゆるゆるとカメの歩みの如くのマイペースながらも
歩いてはゆける
のかも
休み休み
喘ぎ喘ぎ
間断の無い息切れを繰り返しながらも
前を向いてはいられる
のかも
たった一つの人の心それが無いと
わたしはガス欠の車のように
徐々にスピードを落としつつやがてストンと停止する
たった一つの人の心
それだけあればいいのだ
わたしには。