平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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続き  短編小説  幻想病

2012年02月05日 | Weblog
  短編小説  幻想病         

 2幻想
幸雄 しかし、病院は忙しいな。高齢社会、病院に行く人がおおいいのはしょうがない。何でも、年間、医療費は31兆円かかっているという。財政赤字の日本、未来は大変だ。現実を見ていかなければ、青年らの未来はどうなるやら。
しかし、俺にはそれどころでない。仮に、入院になって、手術になったら大金がかかるな、今までの貯金が吐き出しか。考えれば頭が痛い。少し中で休むか。
(幸雄は病院の中に入り受付待合席に座り眠った。ぐっすり眠った)
看護婦 もしもし、患者さん、あなたの胃は手術しなければ直りませんよ 医者 さて、いくぞ、腹に力を入れろ。痛さはすごいぞ
幸雄 えー腹に力をいれる。そんな馬鹿な。君達、藪医者だろう。やめろ、俺は長生きしたいんだ。藪医者め、君達、国の年間の医療費はどのぐらいかかっているか知っているのか。
医者 私だって懸命に働いていつのだ。もらうものはもらわなければ。しかし、君、生意気だね。いくぞー力を入れて。
幸雄 待て、待て、俺は死にたくない。未練があああー。
ガードマン お客さん、目を覚ましてください。病院の受付は締め切りました。用事がなければお帰りください
幸雄 すいません。帰ります。夢だったか、良かった。夢でよかった。しかし、まいった、一杯飲みに行くか。
              終了

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