カフェテラス

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般若寺・石仏・歌碑・句碑・笠塔婆

2019年08月23日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

西国三十三所観音石仏 江戸時代

元禄十五年、山城の国北稲八間の寺島氏が、病気平癒の御礼に奉納したものだそうです。

きっと闘病の間中、家族や親類縁者も、ひたすらお詣りし祈願されたのでしょう。

 

五條市出身の俳人藤岡玉骨氏の句に、出会うことができました。

 

経蔵の近くには、どこか異国情緒を感じさせる石塔である「笠塔婆(かさとうば)」が建っています。

笠塔婆形式の石塔としては日本最古とも言われるこの塔は中国からの渡来人であり奈良に存在するその他の石仏の造立などにも関わった石工「伊行末」の息子である「伊良吉」により、伊行末の死後、鎌倉時代の弘長元年(1261年)にその供養などを目的に建立されたものです。

かつてはこの地ではなく、京街道沿いに建っていたものが明治初頭に廃仏毀釈のうねりで破壊された際に境内に移設・再建したものとなっています。(Googleより)

 

 

     

興味のある人は、画像を大きくしてご覧ください。

私の最も好きなのは、この歌碑です。

『うれしくも 人と生まれて 御仏の み名を称えて 年を重ねる』

秋桜に囲まれていないと、この日この詠は今までよりも、更に感動を与えてくれました。

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2 コメント

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静かに~~ (源爺・・)
2019-08-24 07:55:19
今頃で進んでと混雑も無くゆっくりと楽しめますね・・
暑さを辛抱すれば~~
ゆっくりと拝見・・懐かしく思い出しました・・
有難うございます・・
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源爺さんへ (anikobe)
2019-08-24 20:49:01
どこへ行っても人人人の、奈良市内と違って、般若寺は全く静かでした。

短歌や俳句を味わうにもいい時です。
作者がこの境内に立って眺めたものを、想像しながら思うのは、いいものです。
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