今日も節分の日の奈良散策の続編。 続編といっても私の歩みの続きであり、記事そのものには何の繫がりもなく、独立短編的なものとなっている。
若草山から、手向山八幡宮への道筋でこのような句碑を見つけた。 句碑や歌碑があると、興味があるのでついそちらに足が止まる。
この画像は晩秋の頃の水谷茶屋である。茶屋の屋根も、敷地も散り敷いた紅葉、黄葉の葉がとても綺麗だった。 この画像が好きで冬用の寒牡丹になるまで、この水谷茶屋が私のPCのデスクトップに入れていた。
木にある美しいものはやがて散って地面に落ち、地面を美しく彩る。 上の句碑の「美しきもの」が、この水谷茶屋の晩秋の光景を髣髴とさせた。 集めた美しきものをここでは焚き火にはしないだろうけれど、「落ち葉を美しきもの」と捉えた感性の素晴らしさが私を惹きつけた。
「美しきもの」を全てそぎ落としたような冬の茶屋ではあるが、この茶屋のある風景はとてもいい。 裸木の枝には華やかな色彩はないけれど、来るべき春へとわずかに芽吹いた新芽の赤ちゃんのような柔らかな感じに包まれている。
お店の炉辺風の大きいテーブル席の中央に、季節の花のおもてなしが嬉しい。ソシンロウバイが香り、山茶花はピンクと白の斑入りが華やいでいる。
お昼にはまだ早かったけれど、ここで一休みしたかったので、中に入ると歩き続けた足が先ずほっとし、店の中の温かさが、冷たくなった頬に心地よかった。 今回はお善哉を戴いた。たっぷり入った小豆の最後の一粒まで美味しく戴くことができた。
もう一度外からカメラに茶屋を収めながら、雪のときはどんなにか趣のある茶屋に変身するだろうかと、これだけは決して写しにはこれない風景だからこそ、それは想像のものとして、冬の水谷茶屋は「冬もまた良し」と大好きな奈良の光景の一つに加わっていった。
今なおその美しさに囲まれていらっしゃる、羨ましい限りです。
さりげないロウバイと山茶花。甘い香りが届いてきそうです。
奈良から1.8キロ 歩いていけそうです。
今度訪れてみたいお茶屋さんです。
奈良の叔母が倒れて人、老人ホームにはいりました。。春になったら訪ねようと思います。
ちょっと寂しい訪問で気が重かったのですが、
この茶屋に行くことが楽しみになりました。
そのおばさんの具合が悪くなられたのですね。
離れていますと気がかりなこととお察しします。
温かくなったら、真蘭さんへが訪ねてくれる楽しみをおばさんに持っていただくことによって、心待ちにしながら「は~るよこい♪」とホームでお待ちになりますよ。
連絡いただければ、ホテイアオイを見たとき、お会いしたように、奈良まで行かせて戴きますから 是非ね。
自分の好きな風景の四季は
やはり自分の目で確認して記録したいでしょうね。
そういう意味でも、冬の茶屋のたたずまいを
記録するのもいいかも・・
春夏秋冬 それぞれの美しいたたずまいを
見せてくれると思いますよ^^v
この御茶屋さんほど、奈良の自然の色彩を建物一杯に背負っているものはないと思うくらい、どの季節の中にあってもちゃんとした存在感のあるお店です。
そのうち、どなたかが雪の水谷茶屋をUPしてくれるに違いないと、心待ちにしています。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
景色にしても、行事にしても、場所にしても、一度観たらもういいわとか、その時に感動してもリピートしようと思わないところもあるのですが、季節ごとに行事ごとに咲く花ごとにと何度も何度も、飽くことなく通いつめる場所ってあるものですね。
きっと私のブログをご覧くださってる方も気が付いていらっしゃることと思います。
拘りを持っての出会い、それを大切にしていきたいと思います。
とんとん・とんさんが平城宮跡に、早朝通っていらっしゃるように・・・
「大正初期に建築された茅葺屋根と柱をそのままに店舗として改装し、現在に至っております。」とそこには書かれていましたので、私たちが奈良の大学の時もすでにここにあったのでしょうね、私も気が付きませんでした。ブログをはじめてからブログ友さんに教えていただいてからのこのお店のフアンです。
ありがとうございました。
決まりましたらご連絡させていただきますね。
そんな時に、温かい春を待つ楽しみが、一つ増えましたことがとても嬉しいです。
ご連絡くださいね。