金剛山の雪は、昨日よりも多く降り積もったような朝でしたが、周りの田畑や、屋根にも雪のない様子に寒いながらもほっとしたような気持ちで、家事を片付けてから出かける決心をしました。
166号線を走りながら、最初はどこまで行けば雪のある景色と出会えるだろうと、のんびり考えながら車を走らせていました。
途中から行き先の目当てを決めました。
もうだいぶ前のこと、高見山の麓まで行った時、その途中宇陀市菟田野区佐倉で、気になる案内板を道路の右側で見たのを思い出したのです。その時は、目的地が高見山の峠を越した向こうにあったのもですから、案内板を横目に見たまま通過して、いつかここに来てみようと、「行きたい・メモ」を頭の中に書いておきました。
道路の右側に、気になっていたのはこの案内板でした。
それは雪のある風景の右手の坂道へと道標がありました。道路の積雪は車の轍のところは雪がなく、ノーマルタイヤで行けそうです。
暫く走るとまた案内板があって、400m先だと記してありましたので、道路の状態にも変わりがなく、車の通った跡を走れば坂道でも普通に登ることができました。
上りきったところにある駐車場からの眺めです。県内でも最低気温の低い宇陀市の、それも峠の手前のかなり山の手に入った場所ですから、道路以外のところには、積雪があり、もしこれ以上雪のある道路を走らないと目的地に付かなかったら、諦めなければならない状態でしたが、いい具合に目的地に辿り着くことができました。
明日に続きます。