案山子ロードをゆく 明日香・稲渕の棚田をぬって ①

一昨日の夕方のテレビで、明日香村稲渕の棚田の案山子の放映があった。
すでに出来上がっているのもあれば、「今やっと、これで完了です」と、インタビューに答えている人もいた。

今年は早いうちの行こうと、決めていたので、昨日、お寺さんが帰られた後、すぐに明日香に車を走らせた。

土曜日だし混んでいるかと思ったが、案山子ロードを歩く人もパラパラだった。
勿論駐車スペースを確保することも楽に出来た。

今年のテーマは「むかしばなし」ということは一昨日聞いていた。
どんなむかしばなしが、案山子として登場するか、わくわく気分で楽しい。


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稲渕に近づくと、道路からもいち早く目に入る、ジャンボ案山子は赤鬼だった。
おとぎばなしによく登場する赤鬼は、今年のテーマにぴったりだ。
肩に一寸法師を載せて、心優しい鬼になった赤鬼が、棚田を守り、村人や、ここを訪れる人を守ってくれているように思えて、微笑ましい。

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棚田の案山子・むかしばなし
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午前中のことでもあり少ない人のお陰で、案山子の一体一体と、その横の製作者の、説明や、メッセージ、願いなど皆ゆっくり読みながら上へ上へと進んでいくことが出来た。

全てカメラに収めたが、今夜は中秋の名月なので、かぐや姫を画像の中から選んで載せるつもりだったが、そううまくいかず、画像の整理が十分出来ないままに記事となった。

製作者は、家族であったり、友だととのグループ作品だったり、一人で頑張った人のもあり、どれにも、テーマに取り組む工夫が見て取れた。

それと稲渕の棚田や、明日香村への熱い思いもメッセージの中に込められている。

棚田の風景も載せながら、いろんな案山子を明日も、登場させてみたい。
竹林寺～禅師峰寺



おまけ　中秋の名月
午後７時半、月が雲の中から出てきた。
上の方はまだ薄く雲がかかっている。
暫く待って雲が行き過ぎたとき、まん丸の月を見ることが出来た。
観月の催しが各地で行われている。
我が家の濡れ縁での観月となった。