カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

宇陀・松山・夢街道 ③

2008年09月02日 | ☆ ふるさと・大和



  

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夢街道 矢来が醸し出す光と影
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町並みが夜の闇に包まれるにつれ、格子と同じように、道路と周りの壁を彩る灯りが、思いがけないところにも映えて、感動的な光景を作り出すのが、矢来からもれ出る灯りである。

辞典で矢来について調べると、「竹や丸太を粗く組んで作った臨時の囲い」と出てくるが、松山の町並みは、全て竹で作ってある。
実は、丸太を組んだ矢来はまだ見たことがない。

本来の目的は家の外壁の裾を、泥やはねから防ぐ目的のものだそうだが、日本建築の外回りを飾る竹の曲線の美しさは、ライトアップによってとても効果的に、通りや、家屋に光と影を描いている。
「あれっ!こんなところに~~~。」
そんな発見を楽しみながらの町並み散策だった。

神峯寺~大日寺
コメント (14)
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