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大雨は降らなかったが、夕焼けとは程遠い空模様だった。
これは、1昨日の夕暮れ時の画像である。
雨戸を閉めようとして濡れ縁に出たら、西の方だけ異様に朱い。
農道の向こうから犬の散歩をして帰ってきた近所のご夫婦が、
「夕焼け、綺麗やからMさん出てきたらええのになぁ、と今二人で話しとったんやで」と奥さんが言ってくれたので、すぐカメラを持って外に出た。
連日の雨模様のこんな夕方の一瞬、太陽が山に入る時「そこのけ、そこのけ」といいながら山に沈んでいったように、ほんの限られた空だけが、微妙なグラデーションで、西の空を染めている。
こうしてブログつくりをしている時も、ラジオの中から「ジ ジ ジ」と、遠雷の雑音が入ってくる。
また、雷雨が近づいてくるのかもしれない。
束の間の夕焼けが、綺麗なのは1昨日だけかしら・・・