カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

水掛不動さん・法善寺横丁

2007年09月03日 | ★ 日々の呟き




守口市へ行った帰り難波から法善寺横丁へ行った。
もう何十年も来たことがなかったが、不動明王は以前見た時と同じように濃い緑の苔の衣を纏っていた。
「水掛不動さん」 そう呼ばれ親しまれている姿は堂々とした威厳がある。
苔の衣の厚さは、人の願いの多さと信仰の深さかもしれない。


 
お不動さんの両脇の仏様は、涎掛けをしているので地蔵尊だろうか。
苔に覆われて、姿形だけしか分からない。
お不動さんより低い位置にあるので、水を掛けやすから、苔の厚みが多い。



<
<
<
<
<
<

<
西向不動明王・水掛不動さん
<
<
<
<
<
<

この日、孫は一つの課題を持っていた。
「水のある風景を撮りたい」
「水なら、公園の噴水とか、プールとかへ行く?」
「そんな、ありきたりの水でなくて・・・」
果たして、街の中で孫が思うようなものがあるのだろうか。

そこで思いついたのが、法善寺横丁だった。
「水掛不動さんへ行こうか」
私も久しぶりに行きたかったし、彼女も乗り気になったのでここに来た次第だ。

まずお参りしお不動さんに水を掛け、今日の日を感謝し健康を祈願した後、二人はそれぞれ興味のある場所をあちこち動き回った。
こんな時間をもてるのもいいものだ。

二人で、神戸の異人館を歩いた時と同じようにそう思った。


野尻~三留野
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする