すっかり春めいた日が続く。
「いつのもコースを歩くのはこんないい日和には勿体ないね」と7日の日、午後から葛城山にロープウエイでのぼる。
麓の気温は14度だった。
山頂駅に着いて、温度計を見ると4度である。
「やっぱり、寒いなぁ」と友人と話していると、駅員さんは、
「今日は、暖かいですよ。ずっと零下だったから」と話してくれた。
ブナやミズナラの林の登山道は雪道である。
もう今年は、雪の中を歩くこともないだろうと思っていたので、わくわくする。
でも、喜んではいられない。踏み固められているので、登りは良いが、下りが滑る。
スニーカーでなくて良かった。登山靴に登山用の杖に、助けられた。
標識に沿って、散策道を歩く、所々雪が解けてシャーベット状態で、足の踏み場を探しながらなので、なかなか進まない。春には、つつじで染まる自然つつじ園辺りは、太陽がもろに当たって、ジュクジュク道となっていた。裾を回って頂上に登るつもりだったが、次第に小川状態になってきたので、葛城ロッジまで急坂を登って、そこから1直線に山頂を目指した。
雪の下は、針の山(笹を5センチくらい残して刈ってある)靴裏は心配ないが、尻餅をつけばお尻に突き刺さるような恐怖を感じる。頭の上に頂上が見えるのになかなか辿り着かなかったが、やっと三角点を見つけることが出来た。
なぜこんなに、石で囲んであるのだろう。すっかり雪が解けていたので、見つけることが出来た。
下りは、横に見つけた階段をますぐ下に降りたので、楽だった。
それにしても、杖がなかったら、頂上には行けなかっただろう。
時間と疲れがあったわりに、歩数計は、いつもの半分だった。
これに懲りずに、またどこかコースを変えて、ウォーキングをしようとロープウエイーで下りながら話し合った。