「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

岩崎屋書店閉店について考える

2006年08月28日 21時24分30秒 | 人々
 今月末でお店をとじる岩崎屋書店さんに行って参りました。前回の投稿では岩崎書店となっておりましたが、正確には岩崎屋書店となります。

 

 これは閉店記念に頂いた二色ボールペンなのですが、なんと1889年商業となってますね。静岡の「すみや」同様に元は他のご商売なのでしょうか、今更聞けませんね。

 にしても1世紀以上続いた菊川では老舗中の老舗が店じまいをするのですから寂しいものです。

 今日は店頭に奥さんが立っていらっしゃったので、ご挨拶して参りました。

 お店はなんと今80%割引セールでございます。僕ら家族は3000円以上の買い物をして払った料金は680円でございました。

 それで記念のボールペンも4本も頂いてしまいました。



 なんだか一層寂しさが募りますね。

 くるお客さんがレジで支払いの時にみんな丁寧にご挨拶やお礼や閉店を惜しむ言葉を掛けていくものですから奥さんも大変そうでした。奥さんはもう働いているお嬢さんがいらっしゃるのに大変に若々しく、おきれいで優しいかたです。

 そしてウチの娘に限らず、ちょっとした言葉も聞き逃さず誉めてくださいますのでとても気分良く、みんなに愛されているかたです。

 もちろん旦那さんも素敵なかたですよ。

 文房具をそんなに安くしてしまって大丈夫なのかと思いますが、この手のものはお店の買い取りなのでなるべく処分しないといけないのだそうですね。

 本の方は返品が可能なのだそうです。

 あと3日で菊川の知性の光源が一つ消えます。

 ほんとに惜しいことだと思います。

 そして改めて感謝したいと思っています。


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