「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

蒼天航路35巻36巻

2006年01月24日 22時35分30秒 | 書評
蒼天航路 36 (36)

講談社

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 いやあ、ついに完結しましたね。しかも35巻と36巻をまとめて発刊しましたね。ビックリしました。
 35巻で終わるにしては内容がありすぎはしないかと思っていたのですが、36巻も同時に出すとは思いませんでした。
 今まで最新刊が出る場合、雑誌の2号前までの内容が載っていたので、それがなかった今回は何か特別編(例えば劉備の物語)でも付けるのかなと思ったのですがそうではなかったようですな。

 しっかしどうやって死ぬのかと思っていたのですが、意外とあっさり逝きましたね。関羽の首が届いてその首が目を開けたりしたらやだなと思っていたのですが、それはしませんでしたね。関羽があの場で首だけで語ったら耐えられませんけど、その辺は良かったのではと思いますね。

 水晶という初恋の女性に会いに空を飛んでいくラストシーンはそれなりに評価できますがもう少し曹操らしさをだして欲しかった気もします。
 でもこれでなんか一つの時代が終わってしまった感じがあります。

 


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