つながりゃしない！

この時期になるとメールがどこかでつっかえてることが多い。カミさんが８月１日に僕に送ったメールが昨日届いた。
　ブログもなかなか開かない。特に夜は駄目だねえ。９時ぐらいまではまるっきり繋がらない。
　以前は、日本中で夏祭りのイベントしていて、ちょっと浮かれた男女が、夜の静寂（しじま）でお互いを求め合って、メールや電話をしまくっているからだと思った。
　なんでそう思ってしまったかというと、Ｊフォン（当時）使用者が「花火大会とか夜店市にいくと全然繋がらない。その点で、ドコモは強い」というセリフがこびりついているからだ。

　でも実際はお祭りのせいなんかじゃなく、単に学校が夏休みに入ったからなんだろうなと思う。

　今の子達は寂しがり屋で甘えん坊で真面目な子が多い。

　そして孤独に真っ正面から向き合うことが出来ない。

　「一緒にいるよ。」感が、充足されずに大きくなっているような気がする。

　携帯電話は「繋ぐ」と書く。「繋ぐ」は人と人の繋がりを意味していいるように見える。

　繋がっているのは回線であって、人じゃない。

　「今、ドコ？」や「ナニシテル？」

　で繋がってるって言える？

　存在確認でしかないでしょ。それ。

　誰の存在確認してるの？

　相手？
　
　それとも自分？

　僕、私は、余り人と生（なま）で接するのが得意ではありません、あなたの知らないうちに傷ついてしまうくらいですから。
　でもいるってことだけは認めて欲しいのです。

　優しい声だけ掛けて下さい。




　たまに思うときはありませんか？

　目の前にいる人より、携帯の向こう側にいる人の方が、安心できるって…。

　面倒くさくなくて良いって…。


　携帯は人と人をダイレクトに繋ぎます。だけど相手が携帯に出ないと、出れないって思います？出たくないんだって思います？　

　拒否？！

　って頭をかすめませんか？

　相手が出るまで、気になってたりしてね。

　何してたの？とか不審尋問になってしまう。

　実に脆い人間関係だったりしますな。

　そのことに気付くと、あまり強いことは言えなくなってしまう。

　どんどん希薄になってしまいます。

　嘘っぽくなります。

　メル友も寿命は３ヶ月くらいですか、平均的には。

　もっと短いかもしれなせん。

　よく知らないんですけどね。


　こんな風に書いているとブログにも共通するところがありそうな気がしてきましたが、眠いので今日はやめます。

　って、記事アップしようとしたら、全然上がらないぞお。

　書き上げてから４５分待ってます。
　
　きっとまた、閲覧数だけ異様に膨れあがるんだろうね。