「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

走れ花嫁! 「浮月楼」について考える1

2006年07月17日 23時47分02秒 | 人々
「浮月楼」には二度ほど行ったことがあります。その時の話はまた後日するとして、今日は前を通り過ぎようとしたら、国旗が掲げてあってウチは何十年もしてないなあと思ったのでパチリと写真を撮っておきました。

 

 徳川慶喜公の隠居所だったところであったことは静岡では有名な話ですし、静岡の迎賓館としての役目を負っていたわけですから、格式は高いわけです。

 ここで結婚披露宴を催される方はその辺のことも当然そういう期待をも持っておられるのだと思います。

 



 携帯のカメラですし、中に用があるわけではないので、外からの画像を何枚かとっていますと、「はやく、はやく」と女性の声がします。

 声の方を向くと浮月とは道路を挟んで向かい側なんですが、真っ白なウエディングドレスをまとったお嬢さんが二人のお子さんを両脇に従え、今まさに道路を渡ろうとなさっている瞬間でした。

 ちょうどカメラを構えていたので勝手ながらパチリと撮らせて頂きました。
 

 勝手な想像をしてしまうのは失礼なのですが、彼女のために一言口添えをしますと、両脇の幼い娘さんは花嫁となったお嬢さんのご親戚の方だと思いました。
 微笑ましく、ほのぼのとした雰囲気でしたし、母親が自分の子供に持つ独特の世話の焼き方では無かったような気がします。

 でも僕が携帯で写真を撮った中で一番人間らしい一枚になったことは確かです。


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