「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

地震予知の信頼度について 

2005年03月20日 22時35分08秒 | 地震関連
 九州の地震は一人の死者と500人規模のけが人を出した。

 ここ15年は世界的な規模で震災級の地震が起こっている。
 現在の地震予知はプレート型の地震の際に見られる地面の縮みや膨張を観測する方法が取られている。
 民間、および大学で研究段階にある地震予知研究はどれもまだ100%、およびそれに近い値を出せず、国家および地方自治体が予算を組んでの研究とまではいっていない。

 民間の地震予知はいわゆる「地震雲」をはじめ、一種の霊感的なものも含め様々でであるので清濁併せ呑む覚悟で見ていかないと、いたずらに混乱させられるだけである。

このブログのブックマークには東海アマ地震予知情報というHPがあるが、今回の九州の地震については予知できなかったことを悔やんでおられる。

 新潟の地震をあてた「青松」の管理人は気象衛星からの雲の写真をもとに研究を続けてこられた方だが7年間の活動の終了をつい先日行われた。
 
 残念なのはチャット形式の情報交換の場に、誹謗中傷のみを目的とする複数の人間が入り込み、イナゴのごとく管理人のやる気を食い散らしたのが原因とされていることである。

 今回の地震を少なからず関知していたのは次の二つのHPを揚げることが出来る。

 一つは八ヶ岳南麓天文台地震前兆観測研究センター
であり、ここは阪神大震災時に偶然発見した観測データをもとに今なお途上にある、研究であるが
データ分析を繰り返し、一度だした予知でもデータを上乗せして精度をあげて15日に23日±3日の予知に成功している。

 もう一つは植物生体電位観測の広場というHPでこれはちゃんとHPの解説のところを読んでないので説明できないが、とにかく発生場所は特定できないものの、日と規模はおおむね予測通りであり、信頼に値すると思われる。

 「八ヶ岳」との違いは毎日更新されるところと、他が危機を煽るだけなのに対し、ここは「データに異常は出てませんよ」という安心を与えてくれる部分に好感がもてる。

 とにかくこれら一連の地震の向こうには相模沖、東海、東南海、南海等の地震があるはずであり、今回のように観測史上初といった地域での地震発生は、三浦半島の付け根付近および伊豆半島の付け根部分の微少地震の空白域を注目してしまう。
参照
東京大学地震研究所

あれ?明日僕は三島に行くんだった…。伊豆の付け根に近い。

上司なんて くそくらえだ!

2005年03月20日 00時39分36秒 | 日記
 今日は送別会だった。

 いわゆる公式な送別会なんかじゃなくて、若手の有志が集まって開いた会なんだけど。ありがたいことに僕は上司だけど呼んでもらって参加した。
 僕は今年、直属の部下といえる人を二人失う。
 一人はいわゆる結婚退職で寿退社と世間では言われていて
 僕は明後日に来賓としてスピーチをする。

 もう一人は僕の職場で自分の立ち位置が見いだせることが出来なくて他の場所で自分を活かせる可能性を探す。

 彼女は3年間僕の下で働いていてそれなりに相談に乗ってきたし、おこがましいが教えても来た。随分と、いや、見違えるほど逞しくなってきたし、十分に独り立ちできる存在になってきたわけで、そういう成績も充分アピールしてきたつもりだったけれど、もっと上の人たちはそうは受け取らず、需要が女性に不利なこともあって、はっきりとは言わないけれど正規採用の可能性を提示することはなかった。

 「ほんっとにお世話になりました。」何度も何度も繰り返し彼女はそういってくれるけれど、無力な上司はすまない気持ちで一杯で、最後はみんなの前であるにもかかわらず抱きしめてあげるしかなかった。彼女も僕の涙した。
  
 でも、こんなことは毎年経験してるはずなわけで、今年に限ったことではないはずなのに、なんだか今日は悔しさに堪えきれなくて今こうしてブログを書いている。

 かいても詮無きことなれど書かずにられないこの気持ちは誰に向かう気持ちなのか分かるはずもなく書いている。

 後輩を育てられない職場環境、魅力を感じられない職場なんてどこに未来があるのだろう。

 そう思って何年になるのだろう。何人の部下を見送ったろう。

 そんなことを数える自分が情けなく、上司という肩書きなんか糞食らえと思う夜でした。