昨晩、友人から電話があり、今年は高野山大学内にある加行道場での宿泊研修がないという情報を得ることができたので、加行道場での修行は諦めて、正科生専用の宿坊に予約することにした。
明けて午前10時頃、仕事先の休み時間に、ある特別な宿坊へとケータイ電話をかけた。
昨年、「空海の書」の講座のとき、ある人がその宿坊のことを教えてくれ、1泊3000円で食事なし、風呂とトイレと台所は使ってよく、寝間着やアメニティは持参するようになっているそうだ。
私はそこへ7月25日午後から7月29日朝まで滞在することができることになった。
4泊ですね。
ほんとはもっといたかったけど、雰囲気的にそれが目いっぱいのような印象を受けた。
なんで高野山大学へ行くことにしたのか、というお尋ねが時々ありますが、一番大きい理由は悉曇梵字に詳しくなりたいからで、そのあと密教に興味が出てきたので曼荼羅や陀羅尼などにも手を拡げ、さらにはこの宿坊へ泊まりたいから、という願望も加わっています。
3つ目がかなってよかった。
先にじゃらんで予約してあった大円院はキャンセルさせてもらいました。
行っても今回のスクーリングでは東京のお友達とかに会える希望は持てないからひとりで豪華な食事をしてもつまらないし。
Mさんおすすめの金岡秀友『密教の起源』は中古で注文しました。
きのう読んでいた本で、宮元啓一『仏教かく始まりき』というのがありますが、かの中村元大先生を真っ向から否定するところから始まるという大胆さに仰天してその後おもしろく読んでいます。