高野山へは通常ケーブルカーで行きますが、今月いっぱいまで車両の付け替え工事があって、鉄道が使えず、橋本駅から代行バスで70分ほどかけて現地へ到着します。
けっこう距離が長くてバスが苦手な人には向かないかも。
ケーブルカーの駅から高野山の中心部である千手院橋のあたりへ行くときは「大門」を通らないので、今までに一度も見たことがなかったのですが、今回はバスの発着がここになっているため、大門をよく見ることができました。
途中、丹生都比売神社の標識がありましたが、この神社がある天野の里というのは白洲正子が絶賛している桃源郷であるらしく、一度は行ってみたい場所です。
車がないと無理でしょう。
高野山は女人禁制であったために、西行法師の妻や、平家物語の『滝口入道』に出てくる横笛などが、ここまで後を追ってきたという伝承の地であります。
「雪」
高野山も今年は暖冬だということで、雪が降ってもすぐこれくらいに融けてしまうそうです。
「姿見の井戸」
奥の院参道の途中に「汗かき地蔵」という社があって、この右手にある小さな井戸をのぞいて、もし自分の影が映らなかったら3年以内に死ぬ、という伝説がある「姿見の井戸」。
少し躊躇しましたが、やってみました。
無事に影が映ったので、3年は寿命が保証されました!
万一、井戸に水がなかったらアウトです。
肝心の面接ですが、大円院の住職(元学長)も「面接までくれば九分通り合格です」とのことで、面接においても試験というより指導教官は誰を希望するかということが論点になっていました。
つまりもう合格した気分。
指導教官はサンスクリット語に強い先生がいいです。