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バイクが動かなかった理由

2018年10月13日 | 日記

17年間乗り続けているバイク(ホンダリード100)は、老朽化していることもあって、エンジンがかからないとなると即座に故障だと決めつけてしまう。

まず、放置してあった場所へ行って取り寄せた新しいバッテリーに交換したあと、それでもかからないために、1km以上離れたところにある見ず知らずの輪店へ引っ張っていって、ご主人に点検していただいた。

プラグの交換もし、あっちこっち点検しても動かない。

最後にマフラーの管の部分に太めのワイヤーを差し込んで煙突掃除のようなことをやり、セルを押すと、白い粉塵のようなものがバッと飛び散って、エンジンが爆音を響かせた。

そしてアスファルトの路面に粉塵とともに出てきたものは、青虫10匹ほど。

私が駿府城公園発掘作業現場奥の駐輪場に2日間停めてあった間に虫が育ってバイクのマフラーを塞いでしまったのだ。

一般の人が通らないすみっこのほうで、大木が茂り、落ち葉がたくさんあるところ。

まさか虫が原因だなんて誰も予想しなかった。

それにしてもあの輪店のご主人の見立ての良さといったら、両手を合わせて拝みたいほどだ。

奥様も感じのよい方で、我々がバイクを直してもらっている間にも5人ほどお客さんが来て、修理の依頼やら、自分で工具を借りて直している人やら、人の交流が多かった。

大手のバイクチェーン店などではこのような解決は望めなかっただろうと思う。

町からこういう店が消えてしまわないようにと祈るばかりだ。

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