心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

心と体を通して見えてきたもの №35 

2007-07-09 21:57:23 | Weblog

婚約者は付き合って一年ほどで亡くなりました。それでも母は亡くなってもその人と結婚して欲しいと願ったのですが、私は断りました。兄のことは幼い頃から大好きだったのですが私が16歳の時、兄が両親に妹である私と結婚したい、と申し出てくれました。母は、すでに亡くなった婚約者と一緒になって欲しいと思っていたので反対しましたが、父は賛成してくれました。親や兄妹同士、あるいは亡くなった人との結婚も許される時代でした。私が17歳になった時、大国が本格的に攻めてき始めました。私と兄は結婚をする予定でしたが、父が私にも戦場へ向かうように言いました。結婚式は戦争から戻ってきてからすることになりました。私は兄たちとともに戦場へ向かいました。戦場に着き、これから敵に向かって行こうというとき、兄が私を抱きしめてくれました。私は勇敢に真正面から敵に向かって、弓を射ながら走って行きました。一本の矢が私の左胸に突き刺さりました。次々に矢が私の胸全体に突き刺さり、走る馬の上での体勢を保てなくなり、私は馬から転げ落ちました。私の少し前で馬に乗って戦っていた兄が私の異変に気付き、すぐに戻ってきて馬から飛び降りると、私を抱きかかえ、「エレーヌ!」と名前を呼んでくれましたが、兄の腕の中で亡くなりました。
№36につづく

すみませ~ん。№35は公開してると思ったのに・・・してなかったのね?すみませんでした。お詫び代わりに、もう一つ過去世をおまけ(?)しておきます。 私はこのエレーヌの人生では、最後まで戦場で戦いきることができなかったため無念に思い、後に一生を戦士として生きる人生があります。それは、山岳部の行者が亡くなる時に誓った「人間の本性は愛である」ということからは、かけはなれているので書かない予定でした。 日本の戦国時代に織田信長という人がいました。私は20代の頃彼のことをかっこいいと思いました。私は彼におつかえして戦場で一旗揚げたいものだと思い、願い出ました。こうして織田信長の軍の一兵士として戦場で戦う日々でした。でも、詳細を書くことができません。織田信長の軍で戦うことを許されて喜んでいる場面と、死の場面しか思い出せないからです。死の場面は一面血の海です。だから思い出すことが、難しいのですが・・・だって血の海に何があるかなんて見たくないですよ・・・刀を振り上げると血が飛び散ります。あっちでもこっちでも、血が飛び散り・・・自分の身体からも血が噴出します。すさまじい場面だし、「織田信長なんかにつかえるんじゃなかった。なんて戦の指揮の下手糞な大将なんだ!!!命がいくつあっても足りないぞ!!」と心の中で後悔の叫びを上げています。「もう戦はこりごりだ」と思って亡くなりました。私自身こんな人生見たくないよ!と思ってます(^^;)から思い出せません。でも、この人生が後の江戸時代の私の人生に影響を与えます。それは、また後ほどのことなので、お楽しみに。

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