第八圏に帰昇する人と「第八圏を超える彼方」とは
神智学によれば、人間は輪廻転生を繰り返していて、新しい人生を
生きる前にコーザル界でプララヤ(№1251)と呼ばれる状態で休んでいます。
このコーザル界は、ポイマンドレースの言う「第八の圏の神聖なる領域」のことだと思われます。
ポイマンドレースが「第八圏にいるものすべてとともに父なるものに賛美をささげ、
そしてそこにいる晴れがましき存在は、おまえの帰昇を祝福する。
おまえは第八圏にいるものと同質になり、さらに第八圏を超える
彼方からの影響力が、神への讃美歌をたえなる声でうたうのを耳にする」
という状態に人がなるには、「肉体においておこる感覚の働きと作用が、
完全に成就してしまうのを許さない(№1219)」ところまで意識が進化していると思います。
するとポイマンドレースの叡智が「聖なる者、善き者、清き者、慈しみある者、
すなわち慎重かつ敬虔な者たちのもとにきたる」ようにまでなっていますから、
転生を繰り返すためにプララヤと呼ばれる状態で休んでいるのではなく、
意識が高度に進化して、神の御元へ帰属できる状態になっていると思います。
ポイマンドレースの話の内容から「第八の圏の神聖なる領域」は、
非常に高度な意識の領域であり、造物主による万物生成が
おこなわれている「まるい領域のなか(№1053)」と思われます。
「まるい領域のなか」は、神智学の界層構造ではモナド界から物質界までで、
物質界からアストラル界までをポイマンドレースは第一圏から第七圏までに分けているようです。
「第八の圏の神聖なる領域」はメンタル界の上位三つの亜層であるコーザル界だと思われます。
「第八の圏の神聖なる領域」のコーザル界は、神智学では人間を卒業した覚者方が
居られるハイアラキーのアシュラムがあるといわれています。
アシュラムは霊的な世界であり、私たちの五官でとらえることが
できないため、私たちの意識で理解できませんが、
この地球上の出来事を、霊的な世界から支え、私たちを導いています。
またポイマンドレースの言う「第八圏を超える彼方」とは、この地球のすべての
ハイアラキー(階層構造)を統括しておられるサナット・クラマの居られるシャンバラと思われます。
サナット・クラマは非常に純粋な御方であり、濃密な物質界にあるものには全く反応できないため、
私たちのような濃密な物質形態を形成できないため、エーテル体で機能しています。
彼はこの惑星のあらゆる進化を通して生き、呼吸し、機能している偉大な存在者の
直接の反映であり、自らの磁気的な影響領域であるオーラの中に、あらゆるものを包み込んでいます。
私たちは、彼の中に生き、動き、存在していて、誰も彼のオーラの範囲から
外に出ることはできないと、神智学の本に書いてあります。
№1262につづく
神智学によれば、人間は輪廻転生を繰り返していて、新しい人生を
生きる前にコーザル界でプララヤ(№1251)と呼ばれる状態で休んでいます。
このコーザル界は、ポイマンドレースの言う「第八の圏の神聖なる領域」のことだと思われます。
ポイマンドレースが「第八圏にいるものすべてとともに父なるものに賛美をささげ、
そしてそこにいる晴れがましき存在は、おまえの帰昇を祝福する。
おまえは第八圏にいるものと同質になり、さらに第八圏を超える
彼方からの影響力が、神への讃美歌をたえなる声でうたうのを耳にする」
という状態に人がなるには、「肉体においておこる感覚の働きと作用が、
完全に成就してしまうのを許さない(№1219)」ところまで意識が進化していると思います。
するとポイマンドレースの叡智が「聖なる者、善き者、清き者、慈しみある者、
すなわち慎重かつ敬虔な者たちのもとにきたる」ようにまでなっていますから、
転生を繰り返すためにプララヤと呼ばれる状態で休んでいるのではなく、
意識が高度に進化して、神の御元へ帰属できる状態になっていると思います。
ポイマンドレースの話の内容から「第八の圏の神聖なる領域」は、
非常に高度な意識の領域であり、造物主による万物生成が
おこなわれている「まるい領域のなか(№1053)」と思われます。
「まるい領域のなか」は、神智学の界層構造ではモナド界から物質界までで、
物質界からアストラル界までをポイマンドレースは第一圏から第七圏までに分けているようです。
「第八の圏の神聖なる領域」はメンタル界の上位三つの亜層であるコーザル界だと思われます。
「第八の圏の神聖なる領域」のコーザル界は、神智学では人間を卒業した覚者方が
居られるハイアラキーのアシュラムがあるといわれています。
アシュラムは霊的な世界であり、私たちの五官でとらえることが
できないため、私たちの意識で理解できませんが、
この地球上の出来事を、霊的な世界から支え、私たちを導いています。
またポイマンドレースの言う「第八圏を超える彼方」とは、この地球のすべての
ハイアラキー(階層構造)を統括しておられるサナット・クラマの居られるシャンバラと思われます。
サナット・クラマは非常に純粋な御方であり、濃密な物質界にあるものには全く反応できないため、
私たちのような濃密な物質形態を形成できないため、エーテル体で機能しています。
彼はこの惑星のあらゆる進化を通して生き、呼吸し、機能している偉大な存在者の
直接の反映であり、自らの磁気的な影響領域であるオーラの中に、あらゆるものを包み込んでいます。
私たちは、彼の中に生き、動き、存在していて、誰も彼のオーラの範囲から
外に出ることはできないと、神智学の本に書いてあります。
№1262につづく