心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1857

2020-04-30 20:50:50 | Weblog
ナンバー1857 2020.04.30  電気的宇宙論による太陽の誕生
宇宙には、星間物質と呼ばれる電子と陽子が漂っています。
X線観測衛星によると、銀河と銀河のあいだにも星間物質が存在します。
この星間物質の密度は1立方メートルあたり、数個という非常に小さなものですが、エネルギーは20テラボルト以上もあります。
日本で最も電圧の高い高圧電線が0.0005テラボルト(50万ボルト)なので、いかに星間物質の持つエネルギーが高いかがわかります。
宇宙にはとてつもなく高いエネルギーが満ちていることがわかりますが、この宇宙のエネルギーは電流として流れています。
この宇宙空間に流れる電気を、クリスチャン・ビルケランド博士が発見したことから、ビルケランド電流といいます。
電線に電流が流れると周囲に磁場ができます。電子や陽子からできている星間物質も同じで、ゆっくりと流れる星間物質の流れは、磁場をつくっています。
この磁場がねじれると、磁場の圧縮現象が起きて、星間物質を圧縮します。
星間物質は荷電粒子同士がプラズマ状態の電気的な反発力を持つため、重力で圧縮はされませんが、磁場による圧縮は同じ電磁気力であるため、電気的な反発力を上回って圧縮が起きます。
磁場がねじれて星間物質が濃縮されて誕生したのが太陽の誕生です。
陽子と電子が高密度で圧縮されると、プラズマが持続的に起きる安定した放電状態であるグロー放電が起きます。
グロー放電で輝きだした太陽は、電流が流れこむためローレンツ力でゆっくりと回転します。
太陽の表面では両極から赤道に向かって電気が流れています。
そのため太陽の周囲を包むように円形状の磁場が発生します。
この円形磁場が濃縮されたプラズマを内部に押しつける力を発揮します。
プラズマはプラスの電荷を持ちますから、太陽内部は反発力で拡大して空洞を形成します。
円形磁場と電気的な反発力で太陽はほぼ真ん丸な球体を保つことになります。
また、太陽の表面から数百万キロ離れた場所にコロナが存在します。
太陽の表面が6000度Kなのに対して、コロナは200万度Kというとてつもない高温であることが、以前から謎とされていました。
もし核融合であれば、内部の温度が高くなり周囲に行くほど温度が下がるはずです。
しかし、太陽が電気で輝いているのであれば、コロナは宇宙空間に対する放電現象なので、200万度Kあっても不思議ではないことになります。
ナンバー1858 2020.05.04 につづくでしょう
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第3章 光とともに ナンバー1856

2020-04-26 20:58:58 | Weblog
ナンバー1856 2020.04.26  電気的宇宙論による惑星の公転運動
太陽の表面には100万度以上の密度の低い薄い大気があると言われていて、これはコロナと呼ばれています。
このような超高温では、気体が電子とイオンに電離したプラズマ状態になっています。
プラズマとは、固体・液体・気体に続く第四の状態と言われていて、気体を構成する分子が電離して、陽イオンと電子に分かれて運動している状態で、電離した気体(ガス)だといいます。
太陽の重力によっても、このコロナガスをつなぎとめることができないため、イオンや電子が放出されます。放出された電気を帯びたプラズマ状態の粒子を太陽風といいます。
太陽は5分ごとの周期で、大きさが10km程度、膨張と収縮を繰り返している振動があることがわかっています。
この振動が太陽風に一定の強弱の振動を与えています。太陽の公転面に対して、ほぼ水平に吹いている太陽風には、5分周期の定在波が存在していることになります。
そして定在波は進行波とは違って、谷間の節をつくり出します。
この定在波の中に物質を浮かべると、定在波からずれそうになっても谷間の節で押し戻されるため、節は物質が安定的にとどまる場所になります。
たとえば28KHzの超音波で定在波をつくり出すと、28KHzの超音波の波長は約10mmなので、5mmごとに節ができます。
太陽がつくり出す定常波の節の上に、地球をはじめとする惑星が浮かんでいるのだと考えられます。
重力は電磁気力であれば、太陽は重力を持たなくなります。
太陽の周辺には星間物質が流入するため、プラスとマイナスの電荷を持ちます。
地球も電離層がプラスの電荷を持ち、地表がマイナスの電荷を持ちます。
太陽と地球のプラスとマイナスの電気的な引力と遠心力が働くため、地球は太陽に対して引きつけられながら反発するという状態でゆるくつながれていて、定在波の谷間に落ち込んでいます。
この状態でローレンツ力が地球を公転させています。
ローレンツ力とは、電荷を持つ粒子が磁場の流れる方向に対して横切るように運動すると、磁場の力の影響を受けて粒子の軌道が磁場の流れる方向にずれてカーブを描いて曲がる原因になる力のことをいいます。
電荷を持つ粒子と同じように、地球もまた電離層がプラスで、地表がマイナスの電荷を持っています。
また地球の自転によって、地球内部の電子が回転することで磁場を生み出します。
すると地球内部の電子は、地表をつきぬけて電離層に向けて飛び出しますが、電離層で極極超長波が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の1に一致したシューマン共鳴という現象を起こします。
プラスの電荷の電離層からの反射が減衰しているため、下の地表がマイナスの電荷が少しだけ勝ります。
これが下向きに物質を加速する電磁質量を発生させますが、これが重力です。
このように惑星の軌道も地球の自転も、電磁気学的な力がつくり出している定常波やシューマン共鳴といった波動現象によって秩序化されています。
ナンバー1857 2020.04.30 につづくでしょう
 
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第3章 光とともに ナンバー1855

2020-04-22 21:00:15 | Weblog
ナンバー1855 2020.04.22  現代物理学の重力
キャベンディッシュの実験によって得られた数値に基づいて、現在の地球の内部構造は考えられています。
地球の比重が5.4であることから、地表の地殻には2~3の軽い岩石しかなくて、地球内部の中心には金属のコア(核)があり、このコア(核)の中心はすさまじい重力と圧力のために高温の液体の鉄があり、この液体の周囲を固体の鉄が覆っている2層構造だろうと予測されています。
2層構造の鉄のコアの上には、高温のコアで熱せられたマントルが対流している2つの層があり、このマントルの対流によってプレートが移動しているため、これが地震の原因になっていると、現代物理学は断言しています。
地表から地下4kmまでは人間が到達できましたが、マントルやその下の構造については、地震波の伝わり方などから地下の構造の状態を推測したものだといいます。
しかし、そもそもキャベンディッシュの実験が間違っているとファラディーは主張しています。
地球の比重は5.4という数値がまちがっているだけでなく、重力は電磁気力であれば、地球の内部の状態も、地球が太陽の周囲を回転している理由も変わってくることになります。
通常の物理学では、重力は引力に遠心力を足したものであり、質量が重いものほど引力が強くなります。
太陽と地球では、比較にならないほど太陽の方が大きいですから、重力も大きいことになります。
太陽や惑星の公転は、太陽や惑星ができる時に最初にあったガスやチリの回転運動がそのまま残ったものであり、太陽と惑星の重力と遠心力が釣り合った状態が公転だと説明しています。
ですがこの説明では、惑星が太陽系内を移動することは説明ができないことになります。
また、太陽の重力と惑星の遠心力が釣り合った状態というのは非常に不安定な状態です。
惑星が安定した軌道を保ち続けている仕組みは、引力と遠心力だけでは説明ができないことになります。
太陽と惑星が程よい距離を保ちながら安定的な軌道を保ち続けている仕組みは、太陽がプラスに帯電しているのに対して、惑星もプラスあるいはマイナスに帯電していて、離れれば引き合い、近づけば反発するという電磁石的なバランスあるいは、フィードバック機能を持っていることと、太陽がつくり出す定在波が存在しているためだとする考え方があります。
ナンバー1856 2020.04.26 につづくでしょう
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第3章 光とともに ナンバー1854

2020-04-18 20:56:38 | Weblog
ナンバー1854 2020.04.18  近代物理学とファラディー
マイケル・ファラディー(1791~1867)は小学校しか出ていなかったため、ほとんど数学ができませんでしたが、逆に目に見えない対象をイメージする優れた能力を養い、「真理をかぎつける鼻を持つ科学者」というあだ名がつくほど数々の歴史に残る業績を残しています。
電磁気の現象は力学における遠隔作用と考えられていたのですが、ファラディーは空間における電気力線と磁力線という近接作用の概念から研究しました。
彼は鉄のドーナツ状の環に絶縁された導線を巻き付けたコイルを2つ作り、一方のコイルに電流を流すと、もう一つのコイルに瞬間的に電流が流れることを発見しました。
また空芯のコイルの中でコイルを動かしても電流が流れることと、磁石を固定して導線の方を動かしても電流が流れることを発見しました。
これらの実験で磁場の変化によって電場が生まれることがわかりました。
このファラディーの電磁誘導の法則を、マクスウェル(1831~1879)は数理モデル化して4つのマクスウェル方程式の一つとし、さらに一般化されて今では場の理論となっています。
マクスウェルは、ファラディーの電磁気学の研究をまとめる仕事を王立科学協会から指示されました。
マクスウェル自身は以前熱力学の研究をおこなっていたため、ファラディーが見つけた電気力線を熱の概念でとらえてしまい、マクスウェルによる方程式ではプラスとマイナスが一緒に届くものとして扱われました。
ところがファラディーの考えていた電気力線は、プラスとマイナスが干渉せずに別々に対象に届いて、対象内部でクーロン力のベクトルが合成されるものでした。そのため、ファラディーは、マクスウェル方程式に反対していました。
また当時イギリスの、ヘンリー・キャンベンディッシュ(1731~1810)は、質量が重力を生むことを前提に700グラムと160グラムの鉛が引き合う力を、ワイヤーを使った「ねじり天秤」で測定することで地球の重さを測る実験をおこないました。
風や振動を避ける小屋を建て、小屋の外から望遠鏡を使って測定をおこないました。実験の結果、地球の比重は5.4と1798年に発表しました。
この実験を根拠に、質量が重力を生んでいるとして、同じ実験でその後、万有引力定数も測定されて、近代物理学が組み立てられました。
しかし、キャベンディッシュの実験は誤差が多いことが知られています。
磁力は重力の10の36乗も強いのですから、この実験は明らかにおかしいです。
実験の名手と言われたファラディーだけは、重力は電磁気力であると確信して、死ぬ直前まで実験を続けて、鉛が反磁性体であることを発見します。
ナンバー1855 2020.04.22 につづけましょうか?
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第3章 光とともに ナンバー1853

2020-04-14 20:59:03 | Weblog
ナンバー1853 2020.04.14  仮想粒子が生まれる「場」
何も無いように見える「無」の空間という「場」には、常に生まれては消えている無数の仮想粒子があります。
この仮想粒子はプラスの電荷を持つものとマイナスの電荷を持つものでした。
そのため量子真空は、様々な種類の仮想粒子を次々に生み出している電気的なエネルギーが満ちて「場」でもあります。
そこに、私たちが粒子を見ようとして意識を向けると、「無」の空間が持つ「場」のエネルギーに、私たちの意識の力が働きかけることになります。
私たちの意識(あるいは想念)は、光(電磁波)と同じような性質(ナンバー182~204)を持っています。
電磁波と同じような性質を持つ私たちの意識が、量子真空にプラズマのような波状に広がっていた粒子に向いた瞬間に、量子の波が収縮して粒子が現われます。
これは、「無」の空間という「場」の力が集まることで、様々な種類の仮想粒子が生まれるという「こと」でもあります。
このような考え方は、「場の量子論」でした。「無の空間」には、すべての種類の素粒子に対応する「場」が存在すると考えます。
それぞれの素粒子は、それぞれの「場」の状態によって表現されます。
素粒子とは固い粒が空間に存在している状態のことではなく、あくまでも空間を満たす「場」というものが主役としてあり、その「場」の状態の特殊な形が素粒子だと考えます。
ここで言う「場」の状態の特殊なかたちとは、エネルギーが集中した状態のことです。
エネルギーは、空間内部にある物質が持つ質量が空間の大きさに合わせて相対的に伸びたり縮んだりして変化していくもの、としたのがアインシュタインの特殊相対性理論(ナンバー367)です。
アインシュタインはこの理論を考えるために、光は常に一定の普遍的な速度であるという光速度不変の原理(ナンバー364)を基準としました。
アインシュタインがこの特殊相対性理論を考えていた当時は、エーテル空間(ナンバー1476,1477)というものが存在すると考えられていました。
アインシュタインは、時間や空間が伸びたり縮んだりするのと同じように、エーテルという空間もまた相対的な存在である(ナンバー1478)と言っていました。
またマクスウェルにとってエーテルは、純粋に力学的な特性を持つものであり、ファラディーの磁力線をエーテルの回転の渦であり、電力線はエーテルの直線運動のようなものだろう(ナンバー1477)と考えていました。
ところが、ファラディー自身の考えは少し違ったようです。
ナンバー1854 2020.04.18 につづくでしょうか

皆様、コロナの影響はいかがでしょうか?
外出を控えることにも飽きて来て、何かしたい…と思っている方もいるかもしれませんね。

緊急事態宣言が出た日が14日間連続勤務の翌日、久々のお休みの日だったのですが、
次の日から仕事の予定が、すべて無くなりました。(ToT)
14日間連続の後ということで、テレビを見ながら、ダラダラとしてましたが、
さすがに、やばいな、何かしなくては、、、と思いつつ
これまで書いてきたブログを読み直したりしていて、発見がありました。
まるで、私の発見に合わせたかのように、某ム雑誌の記事に電気的宇宙論というのを見つけました。
なので、これからしばらくは、電気について書こうかと思います。
ブログのこれから書くことについて、ちらりと種明かししてみましたが、、、
最近パソコンの調子が、特にネットをつなぐ速度が恐ろしくゆっくりになるときがあり、そろそろ故障かもしれません。
今朝も、次のページを開くのに5分かかりました。
自分の知っていることをすべてやってみると、速度がかなり回復しましたので、今日の掲載はできそうですね。
今パソコンを買い替えることができないくらい金欠です。(^^;)
もしかしたら、ブログの継続に支障があるかもしれません。
パソコンがコロナショックということで、そのときは、お許しくださいませ。m(- -)m

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第3章 光とともに ナンバー1852

2020-04-10 21:10:26 | Weblog
ナンバー1852 2020.04.10  仮想粒子がおこす「ゆらぎ」
佐治晴夫氏は「ゆらぎ」について『「観測値」が統計的に見た巨視的な平均値の近くで変動する現象であると定義』するといいます。
空間からあらゆるすべての物質を取り除いて、すべての分子や原子も素粒子も全くない無の状態をつくると、巨視的には何もない空間ですから、何も起こっているようには見えません。
ところが、ミクロのレベルでは、まるで沸騰しているお湯の中で無数の泡が沸き立つように、無数の粒子が生まれては消えています。
すると無の中心値の近くで変動する現象が常に起こっていてゆらいでいることになります。
このゆらぎを『「決定論的な因果関係」からの“ずれ”であるといってもよいでしょう。』と佐治氏はいいます。
原因から得られる結果がはっきりしている状態を、決定論的であるとして、これを平均値とすると、その周辺で推移するずれがゆらぎだといえます。
ゆらいでずれが生まれるということは、Aという原因からBという結果が得られることが明確であるにもかかわらず、多少のずれがあることでB’という結果が出てくる可能性もあることになります。
Bとそれに近いB’の差をつくる原因が微妙なずれであり、ゆらぎということになります。
どちらにしても「決定論的な因果関係」があることに変わりはありません。
すると、量子真空という「無」の「場」全体に決定論的な因果律が働いていることになります。
この「無」から陽電子と電子、クオークと反クオーク、ミュー粒子と反ミュー粒子といったペアの素粒子が次々と生まれては消えています。
すると「無」の空間にはこれらの素粒子が生まれるための莫大なエネルギーがあることになります。
また、プラスの電荷とマイナスの電荷を持つ素粒子がペアで生まれるということは、「無」の空間には電磁場が広がっていることにもなります。
このような空間にプラズマ状に広がっている微細な粒子の集まりに、私たちが意識を向けるだけで、波が収縮して粒子が生まれます。
すると、私たちが粒子を見ようとして意識する力が、「無」の空間が持つ「場」のエネルギーに働きかけることで、波状に広がっていた粒子が収縮して粒子が現われることになります。
私たちの意識は、「無」の空間という「場」と、そこに波状に広がるプラズマ状態の微粒子に働きかける力とエネルギーをあわせ持つことになります。
言い方を変えれば、波状に広がるプラズマ状態の微粒子だけでなく、「無」の空間という「場」そのものにも人の意識を感知することができる意識があると考えられます。
ナンバー1853 2020.04.14 につづくかしら

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第3章 光とともに ナンバー1851

2020-04-06 21:08:17 | Weblog
ナンバー1851 2020.04.06  ゆらぎの定義
量子真空という「無」の空間では、プラスの電荷を持つ仮想粒子とマイナス電荷を持つ仮想粒子が次々と生まれては消えていて、休む暇なくとても激しく動いて「ゆらいでいる状態」にありますから、量子真空には莫大な真空のエネルギーが満ちています。
この「ゆらいでいる状態」というのは、『ゆらぎの不思議』(佐治晴夫 著 PHP文庫)によると、『温度、密度、振動数あるいは力など、私たちが測定することのできる物理量の値、すなわち「観測値」が統計的に見た巨視的な平均値の近くで変動する現象であると定義します』とあります。
続けて次のように書いてあります。
『あるいは、従来の科学が、その考え方の基礎としてきた「決定論的な因果関係」からの“ずれ”であるといってもよいでしょう。
“決定論的”というのは、原因から導かれる結果がはっきりしているという意味です。例えば、石を投げる速さや方向が決まっていれば、投げられた石のその後の動きが完全に予測できるように。……
私たちの宇宙は数えきれないほど多くの基本粒子から構成されています。
その数は10の80乗個くらいです。宇宙の中で起こっているあらゆることは、すべてそれらの基本粒子たちの離合集散です。
この数がいかに大きいかを知るために、例えば、コップ一杯の水を考えてみましょう。
その中にふくまれている水分子の数は、およそ10の25乗個、いま、これらの分子のひとつひとつに“しるし”をつけて大海原の真ん中であけたとします。
そこで、これらの分子たちが地球上のすべての海の中にきれいにきれいに混ざったところで、ふたたび、同じコップですくってみると……、その中には“しるし”のついた分子が数十個くらい入っています。
かなりの数ですね。ところで今の最先端の物理学(量子力学)で正確に解けるのは、自由な空間に水素原子がぽつんと1個ある場合に限られますから、コップ一杯の水の状態を考えるには、10の25乗個の連立方程式をたてて解く必要があり、とてもそんなことは不可能です。
そこで、原子、分子というミクロの世界と私たちの日常世界であるマクロの世界を、私たちの感覚で“変化するもの”としてとらえていこうというのが「ゆらぎの理論」なのです。
つまり「ゆらぎ」の考え方の基本は、変動する物理現象の中に見られる変動そのものを追いかけるのではなく、例えば、“周波数のゆらぎ”といえば、目まぐるしく変化する振動そのものを観測対象にするのではなく、ある中心値のまわりで、周波数がどのように変化するか、中心値(平均といってもいいですね)からどのようにずれていくかを問題にするわけです。
そして、その周波数の「ゆらぎ」をじっと見ていると、その「ゆらぎ」の中に実際の振動そのもののからくりが映し出されているのが見えてくるのです。』
ナンバー1853 2020.04.10 につづくかしら?
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第3章 光とともに ナンバー1850

2020-04-02 20:54:49 | Weblog
ナンバー1850 2020.04.02  物質の意識と活動の特徴
宇宙には多種多様な粒子があり、これらの粒子が集まって物質や物体ができています。
物質は電子・陽子・中性子という3つの基本的な構成要素と、それらを結びつけて作用する4つの力によってできています。
4つの力のうち強い力は、クオークに作用して、それをハドロン内部に束縛することで原子核をつくっている力です。
アップクオーク同士、ダウンクオーク同士は反発しあうはずですが、クオーク同士がグルーオンを交換することで、強い力でお互いに引き合っていて単独では取り出せません。
弱い力は、中性子やπ中間子などの素粒子の放射線崩壊を引き起こして、物質を変換させることができて、お互いにウイークボソンというゲージ粒子を交換することで、中性子は陽子に、陽子は中性子に変換できます。
電磁力は電荷を持った粒子同士のあいだで、光子をやりとりします。電子は電磁力によって、原子に閉じ込められています。
重力は天体や二つの物体のあいだで、グラビトンというゲージ粒子が交換されることで働く力です。
このように、4つの力は物質粒子のあいだで、ゲージ粒子を交換することによって発生し伝播していることがわかりますから、そこには粒子同士の交換があることになります。
もしも物質に対してどんな力も働かなければ、物質粒子同士が結びつくことができないので、実質的な物体ができないことになります。
何も力が働かなければ、物質は何も変化をおこしませんが、変化をしないということはニュートンの運動の第1法則である慣性の法則が働いていることになりますから、物質粒子が活動していることになります。
4つの力はそれぞれが作用する場である「ゲージ場」を持ち、それぞれの力を伝える「ゲージ粒子」を持ちます。この「ゲージ」とは、そもそも「測定の基準」である「寸法」を表す言葉で、測定の基準を変えても物理法則が変わらないことを「ゲージ不変性(あるいはゲージ対称性)」が成り立つといいます。
物質粒子が、物質粒子として安定した状態を常に維持していることは、私たちが物体を活用するために必要不可欠なことですし、エネルギーを保存しているといえます。
物体が安定した物質として存在しようとすると、どのような状況の中でもなるべく無駄な動きや力を使わない状態を保存しようとするでしょう。
すると、原子からできている物質もまた、できる限りエネルギーが低い状態を維持し安定化しようとしますから、物質粒子が現状を維持しようとして意識を働かせていると考えられます。
ナンバー1851 2020.04.06 につづくかもしれないです

コロナウイルスは、まだまだ続きそうですね。
仕事が減って困っている人たちも多いですね。
でもきっとうまくいくと私は思っています。
今は、不要不急の外出を控えて、静かにウイルスが去るのを待ちながら、次の活動に備えて準備をしておくのが良いと思われます。
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