ナンバー2049 2022.06.28 神智学の教える進化について
精妙なエネルギーが、しだいに粗雑になり物質世界が創られていますから、エネルギーが物質化することは退化といえます。
ベンジャミン・クレーム氏は、『マイトレーヤの使命』の中で、『退化と進化の永久的な過程において、霊はあらゆるレベルでそれ自身を物質(その反対極)へと退化させており、物質は霊へと進化しています。
この過程が霊的におこります。
霊の一つのレベルがあるのではなく、無限なレベルがあります。
従って、進化過程を通して霊化された物質はより一層高い霊のレベルへと移行し、その過程によってその“物質的な”面をより一層失っていきます。
私たちが霊と呼んでいるものは宇宙物質界の一部でしかないことを覚えておくべきです。
霊とか物質とかいうものは比較的な言い方です。』といいます。
『マイトレーヤの使命』の進化のところに、次のような文があります。
『進化は必然的に起こります。
なぜなら、それは創造主の偉大な吐く息(呼気)だからです。
それが存在するものすべてを創造します。
それは創造主の生成です。
原因結果の偉大な法則の下で、そして再生誕の法則との関連において、進化は起こります。
進化は、私たちが考える時間との関連においてではなく、周期的な展開という意味における時間との関連において起こります――周期的な活動は周期的な静止を伴い、それはまた周期的な運動を伴う、という具合に限りなく続いていきます。
すべての天空、すべての太陽系は偉大なる「意識」の表現のための体、つまり乗物です。
存在するのはこれらの偉大な「意識」(大意識)です。
この体は時間と空間の中における一時的な顕現であり、それによって大意識が創造的になることができるのです。
重要なのは、創造であり、創造の背後におられる創造主なのであり、太陽系ともう一つの太陽系との間の距離ではありません。
この太陽系を創造された唯一なる存在の意識の中には、一つの太陽系と他の太陽系との間の距離は存在しません。
もし時間が存在しなければ距離も存在しないのです。
存在するのは大意識です。
その体、その道具を顕現させるのが創造であり、大意識がその道具を通してその認識を表現します。
宇宙全体が針の先に座ることができるのです。
なぜなら、距離は存在しないからです。
もし原子の中をのぞき込むならば、電子に囲まれている核が見えます。
すべての原子の中には、小さな太陽系――核とその周りを衛星が回っている――があります。
これは周囲を惑星が回っている太陽系に正確に似ています。
これが創造全体の創造的な核であり、どこにも存在します。
実際の原子はその表現の性質が異なるため多様です。』
ナンバー2050 2022.07.02 につづくかしら
精妙なエネルギーが、しだいに粗雑になり物質世界が創られていますから、エネルギーが物質化することは退化といえます。
ベンジャミン・クレーム氏は、『マイトレーヤの使命』の中で、『退化と進化の永久的な過程において、霊はあらゆるレベルでそれ自身を物質(その反対極)へと退化させており、物質は霊へと進化しています。
この過程が霊的におこります。
霊の一つのレベルがあるのではなく、無限なレベルがあります。
従って、進化過程を通して霊化された物質はより一層高い霊のレベルへと移行し、その過程によってその“物質的な”面をより一層失っていきます。
私たちが霊と呼んでいるものは宇宙物質界の一部でしかないことを覚えておくべきです。
霊とか物質とかいうものは比較的な言い方です。』といいます。
『マイトレーヤの使命』の進化のところに、次のような文があります。
『進化は必然的に起こります。
なぜなら、それは創造主の偉大な吐く息(呼気)だからです。
それが存在するものすべてを創造します。
それは創造主の生成です。
原因結果の偉大な法則の下で、そして再生誕の法則との関連において、進化は起こります。
進化は、私たちが考える時間との関連においてではなく、周期的な展開という意味における時間との関連において起こります――周期的な活動は周期的な静止を伴い、それはまた周期的な運動を伴う、という具合に限りなく続いていきます。
すべての天空、すべての太陽系は偉大なる「意識」の表現のための体、つまり乗物です。
存在するのはこれらの偉大な「意識」(大意識)です。
この体は時間と空間の中における一時的な顕現であり、それによって大意識が創造的になることができるのです。
重要なのは、創造であり、創造の背後におられる創造主なのであり、太陽系ともう一つの太陽系との間の距離ではありません。
この太陽系を創造された唯一なる存在の意識の中には、一つの太陽系と他の太陽系との間の距離は存在しません。
もし時間が存在しなければ距離も存在しないのです。
存在するのは大意識です。
その体、その道具を顕現させるのが創造であり、大意識がその道具を通してその認識を表現します。
宇宙全体が針の先に座ることができるのです。
なぜなら、距離は存在しないからです。
もし原子の中をのぞき込むならば、電子に囲まれている核が見えます。
すべての原子の中には、小さな太陽系――核とその周りを衛星が回っている――があります。
これは周囲を惑星が回っている太陽系に正確に似ています。
これが創造全体の創造的な核であり、どこにも存在します。
実際の原子はその表現の性質が異なるため多様です。』
ナンバー2050 2022.07.02 につづくかしら