心と体を通して見えてきたもの №39

ある日、学校が終わり、畑で乾いた牧草を集めて、自宅の家畜小屋へ持って行きました。
家畜小屋には牛や羊がいます。
畑から持ってきた牧草を床にきれいに敷いているとき、同じクラスの役人の息子たちが5人くらいやって来ました。
彼らの中にあの隣の地区の下級役人の息子もいました。彼は5人のリーダーでした。
彼は家畜小屋の入り口のから私に「遊びに行かないか？」と誘いました。
私はこの後も農作業が残っていたし、勉強もしたかったので断りました。
すると黙っていた4人が笑い、「おまえが勉強だって？どうせ農民の子は農民さ」とか「勉強してなんになる？」「おまえには畑仕事がお似合いだよ」などと言いながら家畜小屋に入ると、きれいに敷き詰めたばかりの牧草をぐしゃぐしゃにして、牧草を私の頭からかけたり、私の背中に投げつけたりして邪魔をし始めました。
リーダーは小屋の入り口の柱にもたれかかり楽しそうに見ています。
私は「やめろ！出て行け！」と怒鳴りながら、彼らを小屋の外に追い出そうとしましたが相手は4人です。私がリーダーに向かって「こいつらを止めさせろ！出て行け！」と言うと、リーダーは「おい、行こうぜ」とみんなに言いました。
おもしろかった、とでも言うように彼らは楽しそうに小屋から出て、町へ遊びに行きました。
№40につづく

今日のおまけ
今朝不思議な夢で目を覚ましました。
金髪にロングヘアーのハンサムな男性が泣きそうな顔でいいます。
「エレーヌ、君は妹だけど本当に愛していたんだ。本当は生きている君と結婚したかった。この気持ちは今でも変わりない。今でも待っているよ。君とまた一緒になれる日を・・・」
まるで私のことをずっと待っているみたいに感じました。
目が覚めると、私もあなたのことをずっと待っている、という感じがして不思議でした。こんなことってあるのでしょうか？？？