心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに №780

2012-08-30 20:19:18 | Weblog
『私はアセンションした惑星から来た』(オムネク・オネク著 徳間書店)に次のような文があります。
『地球において人々は、すべては原子から成っていて、
それらはいくつかの正と負のエネルギーの荷電粒子にすぎないと思い込んでいます。
しかしそれでは何が多様な物を作り上げ、それらをひとつにまとめて維持しているのでしょうか? 
答えは心の中にあります。人間が自身の思念のパワーで物質的な領域に自分の世界を創造しているのです。
世界は人間の集合的な思念を反映して創られているのです。
木がどのように見えるかという心のイメージが世代から世代へと引き継がれて、
これらの思い込みの思念が木々を変わらぬままに保っているのです。
人の心のイメージが変化すれば、木々も変化するのです。
人が「これは不可能だ」と言う時、彼は制限された考え方から発言しているのです。
あらゆることは可能なのですが、無知であるがために人は自らに限界を設けるのです。
すると彼は限られた世界を持ち、それは彼の思考を制限し、その世界にさらなる限界を作ってしまうのです。
人間の世界は人間自身がその思考を変えない限りは決して変わらないのです。あなたがある家庭に入る時、
もしくは連れ合いと一緒に家族単位を作り上げる時は、より強いほうが自分の望みに従って家庭のあるべき姿を創り出します。
もしその人が混乱していれば、そこには混乱した家庭が現れ、混乱した子供たちと混乱した生き方が見られるようになります。
私たちは他人が自分たちの世界を制限していることをとがめるべきではありません。
もしある人たちが何事にもしっかりと安全対策をしていて、常に落ち着いて心を乱さない生き方をしているとすれば、
それは彼らが別の生涯(過去世)において正反対のことを経験してきたがために、
何かに恐怖を感じて反応している可能性もあります。
経験の積み重ねによる魂の成長という全体像を見る時、そこには非難したり裁いたりする余地は何もなく、
ただ理解のみがあるのです。』
その人の心の状態が、そのままその人の生き様となって現われるようです。
私たちは自分自身が持つものの見方や考え方に基づいて思考しますから、その結果に基づいて行動をします。
するとその考えと行為に基づいた結果を得ることによって、その人自身の人生を創ることになります。
そして人類全体もまた、誰もが思い描いているものが集まることで、現実の物理的な物質世界の生物や自然が創られます。
私たちが自然界とはこのようなものだと思っている内容に即して、現実の物質世界が生まれるためには、
私たちの心の思いに沿って反応するだけの知性が物質の中にあることになります。
ボームの言う量子ポテンシャルは、
各部分の動きは分割不可能な全体が一つのシステムとして決めているという秩序あるものでした。
あらゆるすべての物質は原子から出来ていて、原子の中には、私たちの心の思いに反応して、
自然界を生み出すだけの秩序や調和をとりながら物質化する能力が隠されていることになります。
№781につづく

ひとりごと
セミとの遭遇
暑くてたまりません。
窓を開けると、そよ風が入ってきます。
そよ風が入るとレースのカーテンが揺れ動きます。
気持ち良くてウトウト・・・羽音で目が覚めました。
カーテンに何か虫が飛びついたような?・・・セミかな?
と思いつつもウトウト・・・でもセミが気になったので
何気なく窓を見ても、カーテンを見ても、何も見えない
ふと、カーテンレールを見た瞬間、セミと目が合った!セミとの遭遇!?
セミは、窓の内側のカーテンレールに沿って歩いてました!
びっくりした~。セミは窓の外に出してあげました。
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第3章 光とともに №779

2012-08-28 20:25:13 | Weblog
認識による意識の拡大と成長
私たちの心のあり方や、心の持ち方によって、同じものが人によって全く違って感じたり、
全く違ったものとして見えたりします。
物を見る視点や立場、もののとらえ方が違えば、見えているものそのものも違って見えますから、
そこから受ける印象も変化します。
見方や受け取る印象が違えば考え方も違ってきますから、同じものや同じ出来事であっても、
対応の仕方もそれぞれに違ったものになりますから、その結果も違ったものになります。
時には同じ場所で同じ出来事に対して、同じ対応をしたはずなのに、対応した人によって違う結果になったりもしますが、
対応した人の心の持ち方やものの見方、とらえ方、考え方に原因があることになります。
私たちは生まれ変わりを繰り返しながら、様々なものの見方や考え方や、
様々な立場などを直接体験することで、しだいにいろいろな立場のいろいろなものの見方、考え方を学ぶことができます。
このようにして私たちの体験が増えれば、意識は体験した分だけ拡大します。
生まれ変わりを繰り返しながら、しだいに意識が拡大することで一つの意識状態から別の意識状態へと移行し、
いくつかの意識状態を認識し理解する力も備えてくると、より一層意識は拡大した状態になります。
こうして私たちは自分自身の行為と、そこから得られる結果に対する理解が深まり、
責任をもって対応するようになれば、カルマからしだいに解放されるようになります。
そしてオムネク・オネクは、金星人も地球人もすべての人間は
『カルマのしがらみと輪廻転生から解放された時に、魂はスピリチュアルな世界にしっかりと根付くことができます。
そこは魂の世界(ソウル界)と呼ばれる時空を越えた領域です。
ここであなたは自己実現を成し遂げ、自分が魂の存在であることを初めて完全に認識します。』といっていました。
どの惑星に住んでいるかに関係なく、私たちは生まれ変わりを繰り返す中で
意識が拡大し、認識する力が増加することで成長しているようです。
『至聖(かみ)への道 トランス・ヒマラヤ密教の行法』(出帆新社発行)という本によると、
『われわれは認識(複数)という手段を通して成長する』という法則があるといます。
たくさんの人生経験を積む中で、
『ある認識が、より大いなる全体の一局面あるいは一部分であるということがわかると、
その認識が主要な意識の拡大の種子である。』と同じ本にあります。
意識が安定して拡大していくことによって、私たちはよりスピリチュアルな魂の世界へと入っていくことができるといいます。
№780につづく

ひとりごと
暑いですぅ。。。
暑すぎです
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第3章 光とともに №778

2012-08-26 23:50:21 | Weblog
光が大爆発したときのエネルギーによって時間、空間、物質などが生まれ、現在のような姿の宇宙になりました。
そして今でもこのエネルギーによって、この宇宙は動いていますから、
この宇宙にあるすべての星の運動は、宇宙ができたときのエネルギーによって今もおこなわれていると思われます。
そして私たちもこの宇宙に存在して活動していますから、私たちの活動そのものと、
活動することによって起こっていることも、すべて同じエネルギーが原因だと考えられます。
このエネルギーによって、この宇宙に存在するありとあらゆるものが生まれ、現在も活動しているのであれば、
神智学で唯一の生命とか普遍のエネルギーと呼ばれているものと同じものかもしれません。
エネルギーは物理学的には、外部に対して働く能力のことですが、ごく小さな光の点が
大爆発を起こして広大な宇宙とそこに存在する様々な星を生み出すだけの能力を持っていることになります。
この宇宙に存在するすべての星はバラバラで無秩序に存在するのではなく、
秩序と調和を保った状態で回転運動を行っていますから、宇宙が創造される時には、
すでに宇宙創造のための計画や、宇宙が秩序と調和を保つための法則が存在したと思われます。
宇宙全体を貫く秩序ある法則とは、ボームの言う分割不可能な流動運動するシステムとして、
プラズマ全体を動かしている量子ポテンシャルでもあるとも考えられます。
電場があるところで電気が働きますし、磁気のあるところには磁場が生まれます。
同じようにありとあらゆるすべての時間、空間、物質が生まれ存在するところに、それを生み出したエネルギーがあり、
そのエネルギーが秩序と調和を持って働くための法則もあるのでしょうか。
この法則のことをオムネク・オネクは、あらゆる階層世界のあらゆる惑星に存在する教えである
『至高なる神性の法則』と呼んでいるのかもしれません。
神智学では唯一の生命、普遍エネルギーと呼ばれているエネルギーが、すべての形態の中に存在することによって、
時空を越えた霊的・精神的なエネルギーの領域が生まれるといいます。
すべての形態の中に普遍的なエネルギーが存在することで、生まれる精神的なエネルギーの領域というのは、
私たちの心のことかもしれません。
ということは、私たちの活動の基となる心の中の思いや思念の働きにも、
この宇宙に秩序と調和をもたらすエネルギーや法則が働いていると思われます。
№779につづく

暑いですね。。。。仕事も最近は順調に・・・ありすぎて(^^;)
休みの日も・・・暑さでぼ~っとして、なかなか書く気になれなくて・・・
ブログを書く時間が、なかなか取りにくく?なっています。
ああ、ぐちをこぼしてしまいました
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第3章 光とともに №777

2012-08-24 23:01:49 | Weblog
神智学では唯一の生命がすべての形態に浸透していて、これらの形態は時空間の中における
中心的な普遍エネルギーだといいます。
時空間という「場」の中に、エネルギーという能力が存在することによって、「場」に「力」が生まれます。
物理学的にはアインシュタインの理論(№393)によって、2つの物質の間の距離を2乗すると、
この両方の重力が消えてエネルギーになるという公式で表現されます。
空間、時間、物質、重力がエネルギーあるいは光になりますから、
心理学的(?)には、光が意識するものを物質界という時空間に物質化していることになります。
物質世界という時空間と、そこに存在するすべての物質と重力が生まれるためには、エネルギーが必要ですから、
まず最初に光によって時間と空間が織り出された結果として、物質と重力も生まれます。
現代の宇宙論によれば、宇宙のはじまりはとても小さな灼熱の光が、大爆発(ビッグバン)を起こしたことから、
現在のような広大な宇宙が生まれた(№407)とします。
神智学では唯一の生命、普遍エネルギーと呼ばれているエネルギーが、
すべての形態の中に存在することによって、時空を越えた霊的・精神的なエネルギーの領域が生まれるといいます。
ということは、私たちの心と体を作り出した生命というエネルギーそのものを生み出した普遍的なエネルギーは、
私たちの住むこの物質宇宙自体を生み出したビッグバンの時のエネルギーでもあるということでしょうか? 
たった一度の大爆発の瞬間から、現代に至るまでの宇宙の創造の過程全体を一貫したシステムとして、
調和とバランスのとれたものにするには、それだけの高度な知性や大きなエネルギーが必要です。
エジソンは原子の中にも原始的な知性が宿っていると言っていました。
ボームはプラズマを観測することで、プラズマの全体の動きは各部分が決めているのではなく、
分割不可能なシステムとしての全体である量子ポテンシャル(№598)が決めていると言いました。
オムネク・オネクは、『至高なる神性の法則』というものがあり、
あらゆる階層世界のあらゆる惑星に存在する教えのことで、金星だけが独占している教えではないといいます。
この教えは濃密な世界を超えたところに源を発するもので、他のどの惑星においても実践されている法則だといいますから、
宇宙にはどの惑星に住んでいるかに関係なく実践されなければならない普遍的な法則があることになります。
原子の中にも原始的な知性が宿り、地球人にも金星人にも同じように魂があるということは、
どのような意識をどの程度持つかにかかわりなく宇宙を創造したエネルギーと、魂は
すべての形態を持つものの中に存在していると思われます。
№778につづく

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第3章 光とともに №776

2012-08-22 20:52:35 | Weblog
ボームは量子ポテンシャル(№598)について、ポテンシャルに含まれる情報は詳細であり、
素粒子のおかれた場の環境についての情報を担っていて、素粒子にどう動くべきかという情報を与え、
その動きに影響しますし、その結果生まれる粒子の軌道は大変に複雑だと言いました。
ボーアは粒子として存在するのは観測している時だけであり、
観測をやめれば波動性を持つため確率解釈でしか理解できないと言います。
これに対して、観測者がいなくても常に波と粒子は共に存在するとボームは言いますから、
物質界の素粒子は、同時に量子ポテンシャルの場においては波状に広がって存在していることになります。
ということは、同じ粒子でも置かれている次元が異なると、その形状が異なって表現されることになるか、あるいは
一つの粒子が同時に二つ以上の次元に存在することができて、それぞれの次元で異なる表現形態をとると思われます。
オムネク・オネクは、『無意識の微粒子として魂が創造された(№755)』と言っていました。
また、『私たちが最初にまとった体は、地球では潜在意識として知られている(№756)』とも言っていましたから、
魂という無意識の微粒子が一つのシステムとして集団で動いているのかもしれません。
ということは、物質界層を作る粒子は高次元では波状に広がる量子であり、これは粒子の魂なのでしょうか? 
エジソンが雑誌のインタビューに対して
『すべての原子には一定量の原始的な知性が宿っているように思えます。』と答えて、
さらに『その知性はどこから来るのでしょうか?』という質問に対して、
『私たちよりも偉大なパワーからです』といいました。
『あなたは知性を持つ創造者、つまり人格神を信じているのですか?』という質問に
『このような神の存在は、私の考えでは、化学から立証することができます』(№155)と言っていました。
この原子を、人間のレベルで考えればどうなるのでしょうか? 
人間はたくさんの生まれ変わりを繰り返しますが、第1章で私の過去世を思い出してみても、
それぞれの過去の人生はバラバラのようにも見えますが、原因と結果の法則や意図を持った魂として
何かを達成しようとしているという点から見れば 
素粒子にどう動くべきかという情報を与えている量子ポテンシャルに似ているようにも感じます。
私という物理的な肉体を持ち短い人生だけの個人から見れば、不滅の魂の視野や意図は広大であり、
私という一人のパーソナリティが知覚できる範囲を超えています。
魂自身は様々な時代に物理的な形態を持って生まれ、様々な人生を経験することで、
それぞれの人生でしか得ることのできない体験や学びが蓄積されていきます。
これらの体験は私たちの意識しないところで、いつのまにか次の人生に生かされることで、
しだいに意識が進化していると考えられます。魂は霊の顕現のための器であると神智学はいいますから、
さらに高次元からのシステムに基づいて魂自身も動いているとすれば、
魂はボームの言う量子ポテンシャルと同じものと思われます。
№777につづく
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第3章 光とともに №775

2012-08-20 20:20:20 | Weblog
 量子のからみあいは次元を超えて宇宙全体に広がっている
量子の世界では、人が観測した途端にミクロの粒子が姿をあらわし位置や運動量が決まりますが、
観測をするまでは一つの状態に決めることができないといいます。
量子が潜在意識という心の中の世界の粒子であれば、私たちの心の中の様々な思いがすばやく反応して動き、
意思決定と同時に思いが明確なものとなるのと同じように、波状に広がっていた量子が
観察をした途端に粒子になるのもうなずける気がします。
不思議なことに量子はバラバラに個体として動き回るのではなく、
つながりをもった大きな全体の一員になったかのような動きをして、相互結合性があるとボーアはいいます。
膨大な数の粒子の中で、あたかも個々のほかの何兆個もの粒子の行動を
知っているかのように行動していると、ボーアには感じられます。
観測をした人がいるから波のように広がっていた状態から粒子になるのではなく、
観測者がいなくても、粒子は存在するとボーアは考えました。
各部分の動きが相互作用しあうことで、全体の動きが決まるのではなく、
システム全体が一つにまとまって動くことで各部分が動いているため、個々の動きは全体が決めていると感じました。
このシステム全体が一つにまとまって動く場を、量子ポテンシャルと呼び、重力と同じように
あらゆる空間に浸透していて、その影響力は距離とともに減らないで、どこであろうとも同じ力を持っているとしました。
アストラル界層は、距離や時間と関係なく、瞬時に思ったことが実現する世界です。
たとえば、天国かどこまでも続くと思えば、実際にそのような世界が生まれます。
電子はアストラル界層の物質だと、神智学で言われていますから、量子の世界はアストラル界層でもあると思われます。
アストラル界層は、私たちの感情や情緒の世界ですから心の中の世界であり、
量子もまた物質を分解して目に見えない物質レベル以下にまでした、物質の内部の世界です。
このような量子に、私たちが意識を向けるだけで粒子が生まれるということは、物質の内部と人の心の内部という、
物質界とは別の次元で量子と意識は作用しあうことで量子が粒子になっていることになります。
こうして量子や潜在意識といった次元の作用が、私たちの住む物質の次元にまで作用することになります。
すると、量子のからみあいはこの物質宇宙全体だけでなく、次元や階層構造も超えて広がっていて、
すべての量子はお互いに関係を持ち合い作用しあっていることになります。
この宇宙全体に存在するすべての量子や惑星は、すべて相互にからみあい、何らかのつながりを持ち合っていて、
他の惑星に住む人の意識と地球に住む私たちの意識もからみあっていて、相互に作用し合う関係にあることになります。
このからみあいは、上位次元から下位次元が生まれたということから考えて、物質界層やアストラル界層よりも
高位の次元でおこっていて、この宇宙のあらゆるすべての領域に広がっていると考えられます。
№776につづく
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第3章 光とともに №774

2012-08-18 19:54:52 | Weblog
上位の界層には下位のものが含まれている
私たちが心の中に願望や夢を持ち、それを実現するためには、
アストラル界層からエーテル界層を通って、物質界層へと
思ったり考えたりしたことが、界層を順番に降りてくる必要があります。
神智学では階層構造を持つこの宇宙が創造された過程(№696)について、
神ご自身の心の世界の中で、太陽系の原型を創造して、神ご自身の意識でつくった泡の点をいくつもつなげながら、
上位のアーディ界層から下に向かって順番に物質界にまで下がることでこの世界ができたといっていましたから、
私たちが願望を実現する過程と似ているようです。
また宇宙の構造についてオムネク・オネクは、エーテル界、アストラル界、メンタル界といった言葉で説明をしていますし、
誰でもやがてはコーザル界を訪れて、地球や他の惑星での自分自身の過去世についての記憶を思い出せるようになるといいます。神智学でも魂の持つ過去世の記憶があるのはコーザル界だといいますから、
界層構造は宇宙全体にあてはまるものだと思われますし、それぞれの界層の特徴なども似ているようです。
上位界層と下位界層の関係は上位の世界から下位の世界が生まれますから、
上位の界層に下位の界層の原因があり、上位の界層に下位の界層を生み出す質料のすべてが含まれていると思われます。
オムネク・オネクはアストラル界にあるものはすべて物質界にもありますが、
物質界にないものもアストラル界にはあり、物質界よりも先にアストラル界が現れていた(№756)といっていました。
そしてオムネク・オネクは物質界よりもアストラル界の方が広大無辺だといっていました。
下位の次元から上位の次元へは不連続ですが、上位の次元であるアストラル界層に物質界層のすべてが含まれていて、
上位次元からは下位次元の様相が一望のもとにわかってしまうと実藤氏(№726)も言っていました。
階層構造はアーディ界から物質界までありますが、すべての階層でこのような上下関係があるとすれば、
上位の次元は下位の次元よりも先に存在し、広さも下位次元より上位の次元のほうが広大であり、
上位の次元には下位の次元のすべてが含まれていますから、上位の次元が原因となって下位の次元ができていることになります。そしてオムネク・オネクは、無意識の微粒子として魂が創造された(№755)と言っていましたし、
私たちが最初にまとった体は、地球では潜在意識として知られている(№756)と言っていました。
ということは、神智学では魂の体としてコーザル体があり、魂の次元として高位メンタル界がありますが、
すべて私たちの心の中の世界であり、精神の世界と考えられます。
心理学ではユングの言う普遍的無意識の世界かもしれません。
神智学では電子はアストラル界の粒子(№733)ですから、量子の世界もまた心の中の世界と考えられます。
№775につづく
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第3章 光とともに №773

2012-08-16 20:14:57 | Weblog
アストラル界層で生まれたイメージやアイディアは、
より自分の好みにあったものに変更したり、具体的に細かい部分まで思い描いたりしながら、
吟味を重ねるうちにより現実的なイメージになります。
そしてこれが実現したらと思うと、
楽しくてワクワクした感情になって笑ってしまうといった表情や動作の変化や、
心臓がドキドキしたり血液の流れも変化したりといった生理的な反応も起きます。
すでに思考の中では、夢や願望が実現している状態の波動の周波数に、肉体も一時的に同調することによって、
このような変化が起こります。
願望が本当に実現したときに感じる体の感覚や感情を体感として思い浮かべるのは、エーテル界層です。
エーテル界層は、アストラル界層と物質界層をつなぐ役割を持っています。
感情や感覚の器であるアストラル体のあるアストラル界層と、
肉体のある物質界を結びつけるために、
私たちの神経やホルモンはエーテル界層という、
アストラル界層と物質界層のあいだで神経系統を媒介にしてエネルギーのやり取りをしていると神智学ではいいます。
神経の中を流れて私たちの体に変化を与えることで、肉体を活動させているものがプラーナ(№176)というエネルギーです。
プラーナは物質界層では鉱物を造り、植物、動物、人間の体の様々な組織が形成されるのを助けていますし、
生理化学的変化を制御する要因となっています。
肉体のプラーナとアストラル体のプラーナが混ざると、神経質料の細胞ができて快楽や苦痛を感じる力を与えます。
この細胞が発達すると繊維になり、思ったり考えたりするたびに、
これらの神経線維の中でプラーナが脈動して肉体に伝えられますから、アストラル体は肉体と精神の架け橋でもあります。
プールつきの豪邸という願望が、具体的で明確な豪邸のための設計図のイメージとして強固なものになって、
手に入れたときの体感まで感じるようになると、これを手に入れようという決断が生まれます。
すると、いつのまにか無意識のうちに、具体的に豪邸を手に入れるための方法を考え始めます。
物質界層は楽器の音で言えば低音部分に当たり、周波数は低く重いため、物質化するのにも時間がかかりますが、
一度出現したものはなかなか消えません。
このように、まずアストラル界という周波数の高いレベルでの思考やイメージがあり、
そこから感情や感覚も生まれ、感情や情緒の反応をともなうようになりながら、
周波数をしだいに落として体でも体感することで、具体的に物質界で現象を生み出すことになります。
空中で自由に動き回っていた水蒸気が、しだいに集まることで水滴になり、
水滴が大きくなると雨になって空から地上に降るように、
夢や願望も、アイディアを膨らませより現実味のあるものになることで、現実のものとなってきます。
№774につづく

ひとりごと
お盆休みで、田舎に帰省しました。
緑が多く、アスファルトもコンクリートもほとんどないので、
風が涼しくて、過ごしやすいですね。
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第3章 光とともに №772

2012-08-14 20:40:15 | Weblog
宇宙創造の過程と思考が現実化する過程の類似性
高次元にあったただ一つの微小なプランク世界が、大爆発という作用によって、
140億光年という広大な広がりを持つ現在の宇宙になりました。
超ひも理論(№455)によれば、宇宙は10次元で生まれたといいます。
私たちのいる3次元から比べると、10次元は超高温高密度な状態であり、エネルギーも非常に高い状態といえます。
このような空間では対称性も非常に高くなりますから、4の力も原始の力に統合されています。そして大爆発の作用によって、微小なプランク世界は拡大しますが、同時に温度や密度が下がりはじめますし、
エネルギーも弱まってきて相転移(№336)が起こると、統合されていた4つの力も順番に分かれてきます。
このような物理学的な高次元から宇宙が生まれるためにおこった相転移を、
私たちの心の働きも対応させて考えることができます。
私たちが思考することで、ある特定の感情が生まれ、その感情によって感覚が生まれますが、
これも相転移と考えられるように思います。
スプーン曲げで言えば、まずスプーンを折り曲げようという思考があって、
スプーンが折れた瞬間に向けてイメージを重ね合わせることを加速していくと、
冷たかった手が温かくなり、折れるときは指先を中心に、手から腕がピリピリする感じがするという、
具体的な感覚があってスプーンが折れ曲がります。
私たちは様々な願望を持ち、それらが実現できれば…と思考の中で次々にイメージすることができます。
たとえば、プールつきの豪邸に住みたいな、と考えれば様々な豪邸を頭の中に思い浮かべることができます。
私たちが様々なイメージや夢を思い描いている時は、アストラル界で働いている状態です。
このアストラル界層は、物質だけの界層よりも高度な周波数の思考やイメージの世界ですから、
アイディアを思いついた瞬間に、イメージをすぐにアイディアに基づいたものに変更できますから、
自分だけのオリジナルな豪華な家へと、次々にイメージによって改装することがアストラル界では自由にできます。
「こうだったらいいな」と思った瞬間にその状態をイメージできて、
別のアイディアが浮かんだ瞬間にイメージも変わりますから、その波動は非常に高く、安定性も低いものです。
アストラル界層は物質界層よりも高周波数で振動している世界で、楽器の音にたとえるなら高音の部分で、
出現してから消えるまでのサイクルは物質界層よりも早いものです。
このようなイメージを重ね続け、自分の望みの家の具体的な設計図が出来上がると、
イメージの変更は少なくなりますから、周波数も安定したものとなります。
相転移で言えば、空間をただよう水の分子同士が結合して、より密度の高い水の分子となり、
水蒸気が水滴に変わってくるようなものです。
思ったり考えたりするスピードはとても速いですし、アインシュタインのEPRパラドックスから、
量子は互いにからみあい作用に対する反作用のスピードも非常に素早い(№767)ものがあります。
№773につづく
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第3章 光とともに №771

2012-08-12 20:45:50 | Weblog
宇宙のすべてがからみあう関係にある
『“スプーン=金属=地球上に存在する元素”は、宇宙の星々の生と死によって構成されてきたもの。
鉄より重い元素は、太陽より数十倍重い恒星が最後を迎え、超新星爆発をしたときに作られる元素だそうです。
自分たちの肉体を構成する元素は、こうした宇宙の営みによって成り立っていますし、
スプーンも同じことが言えるんじゃないかと思います。』と清田氏は言いました。
あらゆるすべての物質は素粒子からできていて、素粒子には波動性があり、
宇宙に存在するすべての素粒子は量子として互いにからみあい、相互に作用しあっています。
そしてこの宇宙と物質を作るすべての粒子と4つの力は、
宇宙ができたときにはただ一つの微小なものだったと現代物理学は言います。
一つの素粒子にある力が働きかけるということは、この素粒子とからみあっている宇宙に存在するすべての素粒子にも
同じ力が働きかけられますから、働きかけた力は、あらゆるすべての素粒子と関係を持つことになります。
するとその力は、すべての素粒子に影響を与えて、作用した大きさに等しいだけの反作用を受ける関係性が生まれます。
スプーンは地球にある元素によってできていますし、私たちの体を構成している元素も地球の元素と似ています。
地球、スプーン、人間はみな同じような元素でできていますから、それぞれ似たような波動を出していることになり、
双方向あるいは多次元の力が影響を与え合い、共振共鳴していると考えられます。
この3つのどれかに作用が起これば、それぞれがお互いに影響を与えあうことになりますが、
これは時間や空間を越えておこなわれていると思われます。
地球の過去の歴史を振り返ってみても、地球が出来た最初の頃は、
陸地がなく海だけでしたから、海で暮らすのに適した生命体が生まれました。
陸地ができることで、その環境に適した植物が生まれ、水の中から陸地で生存することにも適した生物が生まれるというように
生命体は進化してきました。
地球環境と、そこに生存しようとする生命のもつエネルギーも、双方向の作用しようとする力が働いたから
このような適者生存があったと考えられます。
こうして、作用を受けている生物は、作用を与えている地球環境から生まれています。
地球上の生物学的進化という運動にも、ニュートンの運動法則をあてはめられるようです。
物質の運動法則が生物学的進化や人間の思考の動きにも適用できるということは、
この宇宙が創造される過程で存在するようになったすべての惑星と、
そこに存在する物質や生命に対しても、この運動法則をあてはめることができると思われます。
№772につづく
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