ナンバー2114 2023.03.30 ハイアラキーについて
この地球上には様々な目的を持つ制度と組織があり、目的を遂行するための役割を分担した役職と責任者や担当者、目的を達成するための計画もあります。私たちに身近なものとして、国の権力を立法・行政・司法に分けた三権分立があります。
法律をつくり法律に基づいて政治が行なわれるときにも、目的や役割によって様々な組織がつくられますが、組織内部に下部組織があるというように、階層構造すなわちハイアラキーになっていて、目的を達成するための計画をつくり、計画が執行されます。
この組織と計画は太陽系内部のあらゆる惑星全体と、他の太陽系とその太陽系内のすべての惑星にもあります。
世界主であるサナト・クマラは、大きな三つの目的を持って地球に来られました。
まず地球人類の進化を早め、次に地球の霊的ハイアラキーを創設し、地球惑星の霊的統治を引き継ぐことが目的です。
そのさい104人の補佐役のクマラ方も一緒に来られました。
クマラとは統治者を意味する言葉ですが、クマラの地位は徐々に現在の地球人類のなかの資格を得た人達によって占められてきたため、金星から来られた当時のクマラ方は現在3名だけがおられます。
他の101名の方々は任務を終えて他の天体に移られました。
現在のクマラ方はプラティエカ仏陀(行動する仏陀という意味)と呼ばれる地位にあり、遠い未来に私たちが水星に移行して、そこの住人になったときにこの3名は世界主になるといいます。
世界主は全世界の機構を動かす力であり、神の意志が権化として現れたものです。
ハイアラキー、正確には霊的ハイアラキー、秘められたハイアラキーともいいますが、地位や職務による階層構造のことで、第五イニシエーションを受けた大師によって構成されています。
あらゆるすべてのものは光によってつくられていて、すべての人の魂も光でできていますから、光線を持ちます。
魂の光線が持つ特質によって、役職は三大部門に分かれています。
惑星ロゴスのフォース・センターの概略として、トップにシャンバラの中央会議室があり、ここにサナット・クラマがおられます。
太陽系ロゴスからもたらされた大計画が、地球ロゴスにとどくと、サナト・クマラと三人のクマラ方であるプラティエカ仏陀によって惑星レベルの大目的を決定します。大目的はシャンバラの下にある、キリストを代表とするハイラーキーのアシュラムで大計画になります。
この大計画が人類に伝わり実行されることで、大目的が達成されることになります。
ナンバー2115 2023.04.04 につづくかしら