ナンバー2094 2022.12.28 人間の意識の成長とイニシエーション
生まれたばかりの人の意識は、まだすべての体との完全な関係を持っていませんが、成長するにつれて低位の肉体からコーザル体へ段階的に結びつきを深めていくことで、物質世界での活動が自由にできるようになります。
さらに死後、肉体を去って物質世界からアストラル界へ移動して、アストラル界での生活を終えると、メンタル界からコーザル界へと段階的に意識は界層を移行して過ごします。
そして再び物質世界へ転生して経験を積むことで、さらに意識が成長し進化することになります。
このようにして魂が進化した先にはモナドがあります。
すべての存在は神である、という教えがありますが、モナドこそが神性なのです。
すべての人はモナド―魂―パーソナリティーという3重構造を持っていて、モナドが魂を、魂がパーソナリティーを、見えない糸で導いています。
そして人間の進化とは、パーソナリティーが魂とのつながりを強め、魂がモナドとのつながりを強めることによって神へと帰還していくプロセスです。
神へと帰還するということは、神として完成されるということであり、完成のための科学的な道としてイニシエーションがあります。
このイニシエーション(秘儀)によって人間が根源なる神と結合し、一体となるための道です。
この完成への道は、危機と緊張の道であり、第一イニシエーションから第5イニシエーションまでの5つのおもなステップによって区切られています。
イニシエーションごとに、認識または意識の大幅な拡大があり、実在の真の姿について、より深いより総括的なビジョンと知識を受けることになります。
5つのイニシエーションをすべて受けられて、地上における転生の経験をもはや必要とされなくなった方が覚者方、あるいはマスター方、または大師方です。
人間を卒業するとハイアラキーに入ります。
地球にはさらにその上に、シャンバラという機関があります。
人類―ハイアラキー―シャンバラ、この3つが地球上で惑星ロゴスの計画を推進する中心的機関です。
ロゴスの働きには、第一ロゴスの意志、第二ロゴスの愛、第三ロゴスの知性(活動)があります。
シャンバラは惑星ロゴスの意志を、ハイアラキーは惑星ロゴスの愛を、人類は惑星ロゴスの活動を代表しています。
この3つのセンターを全体でまとめたものが、人類に関する地球の統治機構全体を表していて、その外側は地球以外の太陽ロゴスの領域です。
ナンバー2095 2023.01.04 につづくでしょう
とうとう今年もあと少しで終わりですね。皆様にとって、今年はどんな一年でしたでしょうか?
私は、コロナで仕事が減ってしまい大変でしたが、ようやく仕事が増えてきたところです。
来年は、これまでとは違う一年間になりそうな予感がしています。
多くの人々が驚くようなニュースがたくさんあるかもしれません。
たぶんこれまで隠されてきていたことが、しだいに明かされて来るのではないか?と私は感じています。
今年もあとわずか、良い新年をお迎えくださいませ。