心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに №1162

2014-11-30 21:21:08 | Weblog
 星辰界と月下界
『・・・それを統べる全権力を持っていた《ひと》は、
かがみこんで星辰界と月下界のつりあいから下界を覗きみた。
このとき円蓋の境界線の張力をつきやぶったため、
《ひと》はその晴れやかなうるわしい神の似姿を、
下界にうまれついた自然物に、はっきりと見せてしまった。
下なる自然は《ひと》を見て、その尽きることのない美貌、
七人の統治者たちのすべての作用力、そして神の似姿に、
愛情からのほほえみをなげかけた。(№1127)』
《ひと》は『かがみこんで星辰界と月下界の
つりあいから下界を覗きみた。』とありますが、
星辰界(セイシンカイ)とはどんな世界なのでしょうか。
星辰界の「辰」を漢和辞典で調べてみると
「日・月・星、またその総称」とにありますから、
星、または天体といえます。
星と辰という同じ意味の漢字を重ねているところから、
星座のような星の集まりでもあると考えられます。
七人の支配者は『まるい領域のなかに実体的な世界をつつんで』いて、
そこで地球連鎖のためのそれぞれ7つの天体の創造を、
七人の支配者がそれぞれにおこなっていました。
また《ひと》も『万物生成の天球のなか(№1131)』という
太陽系内部の一進化系の場に身を置くことで、
七人の支配者による万物生成とその創造を学んでいていましたから、
『星辰界』は太陽系内部の地球連鎖という一つの星の集団と思われます。
神智学によれば、太陽系の七つの惑星連鎖のどの惑星もアーディ界から
アヌパーダカ界、アートマ界、ブッディ界までは、各界層の質料は
各惑星のそれぞれ同じ界層の質料と溶け合うような形で
一つになってつながっている構造になっています。
太陽系内部のすべての惑星は、これら上位の界層では
お互いにつながりあっていますから、同時期に存在する
他の進化系に属する惑星同士の生命の交流ができるといいます。
すべての質料をブッディ界層以上に持ち上げることのできる存在は、
惑星と惑星の間を自由に移動できるとになり、
大師や覚者といった方々は、惑星間を自由に移動できるといいます。
金星の人たちは、惑星間移動が可能な自家用車?(UFO)を
持っていることが、『私はアセンションした惑星から来た』という本に
書いてあったと思いますし、ベンジャミン・クレーム氏によれば
マイトレーヤもご自分の惑星間移動のための乗り物(UFO)を持っているそうです。
物質天体やアストラル天体のように、メンタル界の内側に
アストラル界、その内側に物質界層の質料を持つ天体は、
他の天体の質料からは分離した状態で、一つの天体を
同心球状に包み込んで重なり浸透し合っています。
そのため他の天体のメンタル界やアストラル界、
物質界の質料と混じりあうことはありませんし、
そこに存在する人たちは他のブッディ界以上の界層の
天体に移動できませんから、ブッディ天体ついて理解することもできません。
地球のアストラル界層が月から下の世界とすれば、月下界といえるのかもしれません。
№1163につづく


ひとりごと
UFOに乗ったことがある、という人は、
実はアストラル体という体の状態だった、
という話があります。
ジョージ・アダムスキーという人も、
アストラル体でUFOに乗ったようです。
人間の体は物質の肉体から、エーテル体、
アストラル体、メンタル体とコーザル体までがある、
多重構造になっています。
同じように、UFOも物質体からブッディ質料まで
多重構造のようです。
地球ではUFOを構成している質料の振動を下げて
物質化することで、私たちにも見えるようにもできるようです。
空中で振動数を上げて、エーテル体になったり、
星間移動をするために、ブッディ質料にまで波動を上げることもできるようです。
すると、突然UFOが空中に現れたり、消滅したりすることになるようです。
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第3章 光とともに №1161

2014-11-28 21:21:20 | Weblog
 真我の三つの局面
『《ひと》は熱心に学び、その核心を理解し、
自然のはたらきを担うようになると、心を決めた。
この円蓋の境界線をつらぬいて飛び出し、
創造の火のもとにおわすかたの力のなんたるかを探ろう、と。
かぎりある命のなかでうごめいている、道議のないものたちの世界。
それを統べる全権力を持っていた《ひと》は、かがみこんで
星辰界と月下界のつりあいから下界を覗きみた。
このとき円蓋の境界線の張力をつきやぶったため、
《ひと》はその晴れやかなうるわしい神の似姿を、
下界にうまれついた自然物に、はっきりと見せてしまった。
下なる自然は《ひと》を見て、その尽きることのない美貌、
七人の統治者たちのすべての作用力、そして神の似姿に、
愛情からのほほえみをなげかけた。(№1127)』
《ひと》は『熱心に学び、その核心を理解し、
自然のはたらきを担うようになると、心を決めた』ことで
『この円蓋の境界線をつらぬいて飛び出し、
創造の火のもと』であるメンタル界に向かいます。
神智学によると、太陽ロゴスには第一ロゴス、第二ロゴス、第三ロゴスという
三位一体の三側面があり、三大宇宙エネルギーとその運動法則(№1133)として
表れていますが、同じように真我には三つの局面があるといいます。
それは、知る働き、意志する働き、活気づける働きの三つであり、
この三つから想念、欲望、行為の三つが別々にうまれるといいます。
《ひと》は『熱心に学び、その核心を理解』することで「知り」、
『自然のはたらきを担うようになると、心を決めた』ことで「意志」が働き、
この「意志」にしたがって『この円蓋の境界線をつらぬいて飛び出し、
創造の火のもと』であるメンタル界に向かうという活動をしています。
このことから、真我の三つの局面が、《ひと》の心でも働いていることがわかります。
真我の反映である私たち人間にも、この三つの局面は当てはまるようです。
私たちはいつでも何かを知りたいと思っていますし、
様々な欲望も持っていますが、知ることによって、
あるいは欲望が満たされることで、さらに欲望が増しているようです。
そしてこの欲望を満たすために、毎日何らかの行為を行なうことで活気づいています。
誰もが知りたいという欲望を持ち、知るための
行為を行うことで、新たな疑問や欲望が生まれたりします。
するとこの疑問や欲望を満たそうとしてさらに行動することで、
常に活気づいていますが、その時常に働いているのが想念です。
想念が無ければ欲望も行為もありませんし、欲望があれば
それを満たすためにはどうすればいいかと考えますから、
想念、欲望、行為という切り離すことのできない
三つの局面によって一人の人間が表現されているといえます。
№1162につづく

ひとりごと
知りたいという欲求は人間にとって
本能的といえるのかもしれないですね?
小さな子供が、
どうして、お星さまは堕ちて来ないの?
なんて質問したりします。
私も、小さいころに、
どうして空も雲も落ちて来ないのだろう?
と思っていました。
このように、知りたいと思うこと、
充たされたいという欲望、
知りたいことや充たされたい思いを、
意志を持って、活動することで、
想いを満たしていく・・・
神の三位一体を、人間も行っている・・・
何気ない行為にも、神の似姿が隠れている?
すごいなあ・・・

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第3章 光とともに №1160

2014-11-26 21:58:51 | Weblog
 メンタル体とアストラル体の役目
太陽ロゴスすなわち、ポイマンドレースの言う
『万象の父、生命と光たる叡智である神』は、
三大宇宙エネルギーと、その運動法則(№1133)という
三つの側面を持ち、『ことばによって、
もうひとつの叡智たる造物主をうみだしました。
それは「火」と「霊」の神であり』、
七人の統治者を形成しました(№1053)。
また神は、自分の似姿として《ひと》を産みだしました(№1086)。
神の似姿として産まれた《ひと》は、神の持つ外面の形態だけでなく、
内面の性質も似姿として反映していますから、
『《ひと》は、造物主による万物の創造をみてこれを知り、
みずからもまたぜひともこの仕事にたずさわらん』としました。
『かくして《ひと》は父からはなれ、万物生成の天球のなかに身を置いた。
もてる力のすべてによって、《ひと》は
七人の支配者による万物生成とその創造を学んだ(№1127)』といいます。
このように神の似姿として産まれた《ひと》の、
『みずからもまたぜひともこの仕事にたずさわらん』という
精妙で純粋で熱意に満ちた想念は、メンタル体内の質料に
一連の波動を引き起こしました(№1159)。
するとメンタル体はその波動を起こしている部分の衝撃によって、
波動の性質によって様々の形をとる部分を放出します。
放出されたメンタル質料は、周囲の大気圏の中に広がっているメンタル界層の、
その想念の質に対応しているエレメンタルエッセンスを集めて、それを
その固有の振動率に合わせて波動を起こさせて、その波動固有の想念形態をつくります。
神の似姿として産まれた《ひと》が持つ、精妙で純粋な
『みずからもまたぜひともこの仕事にたずさわらん』という熱意に満ちた思いは、
神の意志の反映であり、メンタル・エレメンタルエッセンスという
精妙な質料によって出来た純粋かつ単純な想念形態です。
《ひと》が持つ精妙で純粋な思いから放出された波動は、
強大な力とエネルギーを持ち、強烈な一貫した意思で
それを動かせば、非常に強力な道具になります。
このような強大な力とエネルギーを持つ想念形態が放つ波動も、
強大な力とエネルギーを持ち、広大な範囲にまで拡がり、
拡がった先でその思いに対応したエレメンタルエッセンスを集めて
固有の波動を起こしますから、広範囲に影響を与えることになります。
またもし個人的で利己的な欲望が入り混じった想念形態であればあるほど、
もっと低い、もっと粗雑な、もっと長持ちする質料を絶えず求めて
逆進化しますから、粗雑でもっと長持ちする質料があるアストラル界へ降りることになります。
するとその波動によって、アストラル界の質料を集めることでつくられる
アストラル界の想念形態は、人間の想念に素早く激しく反応する
生きた存在となります。このことから、メンタル体とアストラル体の
主な役目は、想念形態をつくり出すことだということがわかります。
№1161につづく
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第3章 光とともに №1159

2014-11-24 20:28:14 | Weblog
 逆進化する体と進化する《ひと》の意識
エレメンタル王国のエレメンタルは長い年月をかけて、
粗雑な、もっと長持ちする質料を絶えず求めて、
より多くの質料を集めると、これを組み合わせて素材をつくり、
その中に入り込み、多種多様な生き物を形づくることで、
自分自身を表現することを学んでいきます。
エレメンタルは、質料の中に深く沈み込んでいくことで
これをおこない、その頂点として最終的に鉱物王国をつくります。
これに対して《ひと》は、鉱物王国という最も深く質料の中に
沈み込んだ状態から、植物王国を経て動物王国にまで進化し、
個霊化して人間王国への道を歩み始めたところです。
人間としての肉体を完成させた後、質料から抜け出して
自分自身の根源であるモナドへ向かいますから、
個人的な物質的物理的自己満足から、
精神的で普遍的な人類全体への慈悲や愛、
奉仕といった意識状態へ向かうようになります。
私たち人間自身の真の姿である真我自身が向かう進化の方向と、
真我自身の器であるメンタル体やアストラル体、
エーテル体と肉体をつくる質料を住みかにしている
エレメンタルという生命が向かう方向は、
逆向きで対立しますから常に利害に矛盾があります。
人間がものを考える時には、メンタル体を使っていて、
メンタル体内の質料に一連の波動を引き起こします。
するとその衝撃によってメンタル体はその波動を起こしている部分を、
波動の性質によって様々の形をとる部分を放出します。
こうして放出されたメンタル質料は、周囲の大気圏の中に広がる
メンタル界層の、その想念の質に対応しているエレメンタルエッセンスを集めて
、それをその固有の振動率に合わせて波動を起こさせます。
こうして出来上がったのが純粋かつ単純な想念形態ですが、
もっと低い、もっと粗雑な、もっと長持ちする質料を
絶えず求めて逆進化しようとしますから、
人間の想念に素早く激しく反応する生きた存在となります。
精妙な質料によって出来た想念形態の場合は、強大な力とエネルギーを持ち、
強烈な一貫した意思でそれを動かせば、非常に強力な道具になります。
エレメンタルエッセンスは私たちを取り巻く、なかば智慧を持った
生命であり、メンタル界層の質料を元気にして活気を与えます。
人間の想念にすぐに反応するため、人間のメンタル体から発する衝撃は
ただちにこのエッセンスでできた臨時の衣をまといます。
ですが、メンタル・エレメンタルエッセンスは
アストラル・エレメンタルエッセンスよりも
素早く感じやすいのですが、その力は
アストラル・エレメンタルエッセンスほどには集中した働き方はできません。
それは片時もじっとしていなくて、
絶えず一つのことから他のことへと飛び移ります。
人間の想念が感情よりもよく移り変わるのは、メンタル・エレメンタルエッセンスは、
アストラル・エレメンタルエッセンスよりも一連鎖だけ進化が遅れているためです。
№1160につづく
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第3章 光とともに №1158

2014-11-22 21:35:49 | Weblog
 デーヴァと《ひと》による創造
肉体は無数の細胞からできていて、これらの細胞は
それぞれが生きていて絶えず生まれ変わりを繰り返していますが、
肉体としての一定の形態を常に維持しています。
同じように、人は常に無意識のうちに
次々と何かを思っていて止まることはありませんから、
メンタル体の粒子は烈しい速度で動き回っていますが、
バラバラにならずにゆるやかに形を形成しています。
思うことによって人は自分自身を表していますが、
それはメンタル体内の波動としても表れます。
ものを思うことで起こった波動は、
他のあらゆる波動と同じように、まわりの質料の中でも
同じ波動に感応するすべての質料に伝わります。
大気はメンタル質料で満たされていますから、
そこに一種のさざ波が生まれます。
このさざ波はメンタル界だけにとどまらず、
他の多くの界層にも広がります。
それはちょうど太陽光線のように互いに
干渉し合うことなく、あらゆる方向に交差します。
拡大しながら広がっていく波動は多彩で乳白色光を発していますが、
拡がる範囲が広くなるにつれてしだいに乳白色光は薄くなっていきます。
ものを思うことによって放出されたエレメンタルエッセンスは、
集められてデーヴァ達によって想念形態がつくられます。
デーヴァ達は、エレメンタルエッセンスという、神のエネルギーが
物質化して形態を持つための過程を統御しています。
エレメンタル王国のエレメンタルは、多種多様な生き物を
形づくり形成するための素材となる、もっと低い、もっと粗雑な、
もっと長持ちする質料を絶えず求めて、
より稠密な(=多く集まり混み合っている)質料へと逆進化しつつあります。
『かぎりある命のなかでうごめいている、道議のないものたちの世界。
それを統べる全権力を持っていた《ひと》は』、彼らとともに質料に
三大宇宙エネルギーを使うことで、具体的な創造活動をおこなったと考えられます。
鉱物や植物などが将来、物質界層にできるときに先立って必要な
精妙なエーテル体やアストラル体、高い次元では
人間のアストラル体、メンタル体、コーザル体を形成します。
一連鎖の第一環(№1054)の時には、原子も不活発で
まだ一組の原子しか活動していないため、鉱物の不完全なエーテル体ができますが、
第二環に一組の原子同士が組み合わさり、
第三環になると第二環に組み合わさった原子同士が組みあさって
分子ができるというように、原子の組み合わせは
第七環で完成するようですから、第七環までかけてエーテル体も完成するようです。
こうして一つの界層の質料が、あらゆる可能な振動率に
感応できるようにするための形態を持つのに、一連鎖期間かかることになり、
一つの王国で過ごすための形態を完成させるのに一連鎖期間かかることになります。
№1159につづく
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第3章 光とともに №1157

2014-11-20 21:21:30 | Weblog
 すべての界層と王国を経て進化した《ひと》
各界層の質料に第二ロゴスの生命が流れ込むと、
デーヴァ達の働きかけによって質料が集まり結合して分子になり、
意識を持った形態がつくられたエレメンタルエッセンスは
さらに結合して、それまでよりも大きな組織された形になり、
これをエレメンタル王国(№1089)といいました。
第一エレメンタル王国から、しだいに濃密な質料の界層へと
逆進化することで、第二エレメンタル王国を経て、
第三エレメンタル王国から鉱物王国に逆進化すると、
鉱物王国から植物王国、動物王国を経て、
人間王国へ進化して《ひと》が誕生しました。
一つの王国に一連鎖期間を要するという
とてつもない時間をかけて、逆進化と進化を経て
地球連鎖(№1096)の第四連鎖に入った時に
《ひと》が生まれ、創造の火のもとへとやって来ました。
このような永劫ともいえる時間のあいだに経験を積んだ《ひと》は
『かぎりある命のなかでうごめいている、道議のないものたちの世界。
それを統べる全権力を持っていた』のだと思われます。
エレメンタル王国のエレメンタルエッセンスは、
意識の媒体であるメンタル体とアストラル体を形成しますが、
一時的な存在であるためひっきりなしに形成と再形成を
繰り返していて持続性のある形態ではありません。
特に高位メンタル界のエレメンタルエッセンスは、
ちょうど燃えさかる火が温度や風、火力によって
生きているように次々に変化していくのと同じようだといいます。
このエレメンタルエッセンスは、あらゆる可能な波動率に
感応することを学ぶことで、エッセンスを構成するあらゆる粒子が
いつどんな時でも、どのような波動率にもこたえられる段階に達すると、
エレメンタルエッセンスの進化の完結となります。
エッセンスは各界層の質料の各レベルの分子の中に存在し、
7種の基本的な光線タイプと無数の段階の亜原子たちによって
修飾されているため、各界層において働きかけられ、その結果、
多種多様な生き物を形成しつつあります。
エレメンタルエッセンスは自分の形態をつくるための
素材となるものを、もっと振動率が低くもっと粗雑な
もっと長持ちする質料を絶えず求めることで、逆進化しています。
これを手伝っているのが、
『道議のないものたち』であるデーヴァ達です。
人間のメンタル体とアストラル体という精妙な体も、
各界層の質料とエレメンタル王国のエレメンタルエッセンスなど、
いろいろな種類のエレメンタルエッセンスによってできています。
《ひと》は界層を降りるごとにデーヴァ達と協力して、
このような質料による体を身につけると、
その界層の質料を使って活動できるようになります。
№1158につづく

ひとりごと
寒いです。
一気に寒さがやって来たような気がします。
自分の部屋に暖房器具がないから、
そう感じるだけなのでしょうか?
去年までは、暖房器具があったけど、
故障したので。。。。
よけいに寒く感じる・・・(ToT)
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第3章 光とともに №1156

2014-11-18 21:12:05 | Weblog
 惑星ロゴスとデーヴァ達による創造
『《ひと》は熱心に学び、その核心を理解し、
自然のはたらきを担うようになると、心を決めた。
この円蓋の境界線をつらぬいて飛び出し、
創造の火のもとにおわすかたの力のなんたるかを探ろう、と。
かぎりある命のなかでうごめいている、道議のないものたちの世界。
それを統べる全権力を持っていた《ひと》は、かがみこんで
星辰界と月下界のつりあいから下界を覗きみた。(№1127)』
『《ひと》は熱心に学び、その核心を理解し、
自然のはたらきを担うようになると、心を決めた。』ため
『円蓋の境界線をつらぬいて飛び出し、創造の火のもと』
であるメンタル界へ向かいます。
このメンタル界には第一エレメンタル王国と
第二エレメンタル王国(№1089)がありメンタルデーヴァ達がいて、
ロゴスがおこなう創造活動を手伝っています。
このデーヴァ達(№1080,1081)は
『創造の火のもとにおわすかたの力』であり、
『かぎりある命のなかでうごめいている、道議のないものたち』です。
《ひと》は『かぎりある命のなかでうごめいている、
道議のないものたちの世界。それを統べる全権力を持っていた』といいます。
このことを神智学の本で調べてみると、最初に第三ロゴスによって
階層構造ができると、そこに第二ロゴスによって生命-形態を生み出すために、
第二ロゴスの生命の大いなる流れが上の界層から、下の界層と
自然界の各王国へゆっくり徐々に流れます。
この流れは各界層と、各王国をそれぞれ通るのに
一惑星連鎖の全期間にも等しい数百万年をかけます。
第二ロゴスの生命の流れが、メンタル界層の最高亜層に
注ぎ込むと、原子メンタル質料のかたまりの大群に入り込みます。
メンタル界層に到着したばかりの時は、
この界層の波動になじめず感応できないようですが、
デーヴァ達の働きかけによって長い時間をかけてその界層で
可能なあらゆる振動率で波動することに慣れてくると、
いつどんな時にも、どんな組み合わせの質料の中に出も入ることで、
各界層の質料に特質を与えることができるようになります。
またその界層のあらゆる可能な組み合わせの質料を、
デーヴァ達が身につけることができるようになれば、
これが後に内部と外部からの刺激や衝動に感応する生きた体となり、
この体を使用することができるようになります。
こうして神の創造性という局面でみなぎった質料が、
エレメンタルエッセンスです。
もともと第三ロゴスによって創造された最初の素材同士が互いに引き合い、
結合して分子になり神の生命の局面が浸透して、
意識を持った形体となる性質を持つようになります。
デーヴァ達の働きかけでこのような形体ができると、
意識の媒体となる生物たちを生み出すことになりますから、
第二ロゴスはすべての生命の源といえます。
№1157につづく
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第3章 光とともに №1155

2014-11-16 21:04:19 | Weblog
 太陽ロゴスと、惑星ロゴスによる創造
太陽ロゴスすなわち、ポイマンドレースの言う
『万象の父、生命と光たる叡智である神』は、
三大宇宙エネルギーとその運動法則(№1133)という
三つの側面を持ちますが、そのうちの一つである
『ことばによって、もうひとつの
叡智たる造物主』をうみだしました。
それは「火」と「霊」の神であり、
七人の統治者を形成していて、かれらは
「まるい領域のなかに実体的な世界」をつつんでいました(№1053)。
この七人の統治者あるいは支配者は、
神智学のいうロゴスの七つの特性であり、
七つの光線(№516)を受け持つ七惑星ロゴスであり、
太陽ロゴスの太陽系創造の大計画の実質的な実行は、
この七人の統治者である惑星ロゴスたちによっておこなわれます。
『万象の父、生命と光たる叡智である神』が
ことばによって七人の統治者あるいは支配者を生みだしたのと同じように、
七人の統治者あるいは支配者が、
ことばを発するやいなやただちに
『深みに沈む神の諸元素より飛び出してゆき、
純粋無垢の自然物質へと入っていった』ことによって、
『叡智たる造物主』と結びつきました(№1059,1061)。
こうして造物主によって質料がつくられ、
この質料が集められて様々に組み合わされることで、
上位の界層から下位の界層の中に形体がつくられていきます。
この形体をつくるために、物質天体である地球の
高位メンタル界には、『道議のない者たち』である
高位メンタルデーヴァたちが、低位メンタル界には
低位メンタルデーヴァ、アストラル界には
アストラルデーヴァ達がいます(№1080)。
それぞれの界層にいるデーヴァ達はロゴスの大計画に従って、
「純粋無垢の自然物質」であるエレメンタルエッセンス
と呼ばれる質料から,様々な形体をつくるという仕事に携わっています。
たとえば低位メンタル界のエレメンタルエッセンスの
質料が集められてメンタル的な想念形態(№679)がつくられますし、
アストラル界の質料が集められて
欲望や感情に基づいた想念形態ができます。
また『万象の父、生命と光たる叡智は、
自身の似姿として《ひと》を産みだし』ました。
この《ひと》が生まれた場所はモナド界でしたが、
『神はみずからの形態形状をはなはだ愛したので、
みずからのつくりだしたものたちのすべてをこれに与えた。
けれども《ひと》は、造物主による万物の創造をみてこれを知り、
みずからもまたぜひともこの仕事にたずさわらんとした』ため、
『この円蓋の境界線をつらぬいて飛び出し』
て「創造の火のもと」に向かいます。
そこは「七人の支配者による万物生成と
その創造(№1127)」がおこなわれている場所です。
№1156につづく
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第3章 光とともに №1154

2014-11-14 21:29:15 | Weblog
 エネルギーによって段階的に創られた世界
『《ひと》は熱心に学び、その核心を理解し、
自然のはたらきを担うようになると、心を決めた。
この円蓋の境界線をつらぬいて飛び出し、
創造の火のもとにおわすかたの力のなんたるかを探ろう、と。(№1127)』
《ひと》はこうして、七人の支配者の創造活動を見て熱心に学び、
《ひと》も同じようにして自身の身体をその界層の質料によって創造するだけでなく、
その界層の質料によって様々な形態が自然界につくられるのを手伝いますし、
「自然界のはたらきを担うようになる」と心に決めました。
七人の支配者は神の代理者であると同時に火と霊の神であり、
太陽ロゴス御自身の中にある七つの経路に相当します。
この七人の方々を通して、宇宙物質界の最高亜層である
アーディ界(ロゴス界)におられる太陽ロゴスの強力な生命と
複数の力やエネルギーが弱められて、それぞれの天体に流れ込むことで
フォースとなって、自然界のはたらきを担っています。
こうして太陽ロゴスから受けた生命と複数の力が、
七人の方々を経路にして純粋無垢の自然物質へと入り、
叡智たる造物主と結びつくことで天体が生まれ(№1059)ました。
このようなはたらきをする七人の支配者から、
《ひと》は万物生成とその創造を学んで、
自然のはたらきを担うようになると心を決めています。
《ひと》がこのような意志を持って決意を行うことができたのは、
太陽ロゴスのエネルギーの一片であるモナドが個霊化したものであり、
ロゴスの反映としての意志と、万物生成とその創造を学ぶための
能力などを持っていたためだと思われます。
ロゴスから七人の支配者が生まれ、七人の支配者が各天体をつくり、
その天体でロゴスのエネルギーの一片である《ひと》が活動することで、
その天体の自然界のあらゆるはたらきがおこなわれるというように、
段階的な構造になっています。
そしてこのように、太陽ロゴスのエネルギーが
七人の支配者を経て、《ひと》に流れ込み、
さらに天体につくられた自然界に流れ込むことで、
段階的にエネルギーの力が弱まり、
より広範囲に利用しやすくなるようです。
この宇宙のあらゆるすべてのもは三大宇宙エネルギーが
段階的に弱まることでつくられ、あらゆる活動もまた
三大宇宙エネルギーの運動法則によって行われています。
一つの段階は、他のすべての段階の進化とエネルギーによって
関連づけられていますから相互に関係しあっていて、つながり合っています。
低い段階の物質質料の性質が強くなれば、エネルギーは
その質料が持つ固有の性質の影響をより多く受けやすくなることになると思われます。
№1155につづく
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第3章 光とともに №1153

2014-11-12 21:04:46 | Weblog
 三大宇宙エネルギーを学ぶ《ひと》
ポイマンドレースの話の続きに
戻りますが、しばらく間が空いたので、
ポイマンドレースの話を書きます。
『…これらのいきものとは別に、
万象の父、生命と光たる叡智は、
自身の似姿として《ひと》を産みだした。
それは父のすがたをもっており
あまりの麗しさであったが故、
正統な生まれのものとして愛された。
いかにも、神はみずからの形態形状を
はなはだ愛したので、みずからのつくりだした
ものたちのすべてをこれに与えた。
けれども《ひと》は、造物主による
万物の創造をみてこれを知り、みずからもまた
ぜひともこの仕事にたずさわらんとした。
かくして《ひと》は父からはなれ、
万物生成の天球のなかに身を置いた。
もてる力のすべてによって、
《ひと》は七人の支配者による
万物生成とその創造を学んだ。
かれら七人の支配者は《ひと》を愛し、
おのおのが治めるところを《ひと》に分担させた。
《ひと》は熱心に学び、その核心を理解し、
自然のはたらきを担うようになると、心を決めた。(№1127)』
『万象の父、生命と光たる叡智は、
自身の似姿として《ひと》を産みだした』のですから、
《ひと》は父からとても愛されて、
父がつくられたものを与えられます。
すると、『造物主による万物の創造をみて
これを知り、みずからもまたぜひとも
この仕事にたずさわらんとした』というのは、
神と同じ性質を《ひと》も持っているからだと思います。
七人の支配者(№1132)が宇宙空間に
それぞれの惑星連鎖の天体を創造するために、
「宇宙の三大エネルギーと、そのエネルギーが持つ
3つの運動(№1133)」によって、
太陽系内部のそれぞれの界層に天体をつくられます。
このとき『かれら七人の支配者は《ひと》を愛し、
おのおのが治めるところを《ひと》に分担させた。(№1127)』
といいますから七人の支配者からも愛された《ひと》は、
七人の支配者が創られた七つの惑星連鎖の
すべての天体に存在していることがわかります。
また、これらの天体は同じ宇宙の
三大エネルギーによって創造されましたから、
宇宙はフラクタル(№546)な存在であることもわかります。
顕在化した世界全体の姿の根底にある
基本パターン・基礎構造はフラクタルであり、
ホログラフィック理論(№570)の鍵となる特徴でもあります。
一見すると無秩序に見えるものの中に秩序が隠されている
というホログラムですが、目には見えないけれども
宇宙は三大エネルギーによって創られ、
これら三つのエネルギーによる運動法則に基づいて
秩序正しく働いているといえます。
古代の賢人や現代の物理学者たちは、
宇宙はホログラムの形で情報をもらって
形づくられており、コスモスの根底には
「秩序や目的、意味が存在する」といいます。
『《ひと》は七人の支配者による万物生成とその創造を学んだ』
というのは、この三大宇宙エネルギーと
その運動法則のことだと思います。
№1154につづく
コメント
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