心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1815

2019-10-30 20:56:15 | Weblog
ナンバー1815 2019.10.30  宇宙と人間の意識の相補性
宇宙空間とそこにあるすべての物質と量子真空、そして人間の意識、これらすべてがホログラムでありフィボナッチ数列によるフラクタルな構造によって、相互に結合しあい作用しあっていると思われます。
宇宙全体と地球、そして人間のあいだに相互結合性があれば、人の意識に何か変化が起こったとき、地球の環境やそこに住む生物たちや、宇宙全体にもなんらかの変化が見られることになります。
宇宙や自然界におこる変化は、観察できないほど気がつかないような、ごく小さなレベルの変化かもしれません。
宇宙や地球の自然界と私たちの意識が、相互に影響を与えあい相補性の関係であれば、自然界に起こった変化は、私たちに気がつかないうちに、私たちの意識にもまた影響を与えることになるでしょう。
人が生きるための活動をおこなって経験を積めば積むほど、その経験から得られる知識が増えていきます。
知識を活用して、より効果的で効率的な活動をしたり、そのための道具を造りだしたりして、より快適で、豊かな暮らしをより簡単にできるようになります。
すると、その知識と経験を活かして、さらに知性が増して、活動をより効率化させる工夫をするようになります。
こうして意識が進化するにつれて、暮らしにもますます余裕が出てきますから、生活の水準を上げたり、余暇を楽しむために意識する範囲もより広がってきます。
また生きるためだけに一日すべてを使う生活から、ゆとりが生まれて娯楽も楽しめる生活になってくると、より知的な活動に費やす時間も増えてきます。
すると、生きるためだけに向かっていた意識は、さらに他のところに向かって広がりますから、より広い範囲を認識し始めます。
量子を観察することで、量子が収縮して粒子が現われるというのはお互いに補い合う相補性でした。
量子と私たちの意識に相補性があるということは、自然界全体と私たちの意識にも相補性があるということです。
量子を観察するということは、意識的に量子の世界を拡大して見るということですから、量子の世界が詳細にわかるようになります。
同じように私たちの意識が進化してどんどん拡大してくると、より広い世界が意識の中に入ってきます。
こうして人間の意識によって認識する範囲が拡大している状態で、宇宙を観測すると、宇宙空間全体が膨張しているように観測されるのではないでしょうか。
ナンバー1816 2019.11.04 につづくでしょう


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第3章 光とともに ナンバー1814

2019-10-26 21:11:04 | Weblog
ナンバー1814 2019.10.26  ホログラムな宇宙の量子真空と人間の意識
宇宙全体がホログラムであり、フラクタルな構造を持ち、フィボナッチ数列の黄金比がいたるところに見られるといいます。
また宇宙だけでなく、私たちの身の回りにある物の中にも、たくさんのホログラムやフィボナッチ数列をみつけることができます。
宇宙全体と地球上のすべての存在は、同じようなホログラムな構造を持つと考えれば、相互結合性を持つと思われます。
このような宇宙は、量子真空から生まれました。
量子真空で波状に広がっている量子に人の意識が向けられると、その瞬間に、量子の波が収縮して粒子が現われますから、量子には人の意識と反応するだけの意識を持っていて、この量子の意識と人間の意識は相互結合性を持つと考えられます。
また人の意識には、波状に広がっている量子を粒子にするだけのエネルギーもあることになります。
そしてこの量子が万物生成の種でもありますから、この量子に意識を向けるだけで、粒子を出現させることのできる人間は、この宇宙全体を創造できるだけの力を内に秘めているのではないかと、私には思えます。
また真空のエネルギーは、容積が広まればエネルギーも2倍、3倍と増えていく、と量子論は言います。
ということは、量子真空と、そこに満ちているエネルギーにも相互結合性があると考えられます。
すると、人の意識と、量子真空とエネルギーには、それぞれに相互結合性があると考えられます。
このような宇宙のなかで、人がたくさんの経験を積んで知識が増えてくると、知識を持った分だけ意識が認識できる範囲も広がり、その内容も深みを増してきます。
人が経験することで得た知識は、ホログラムな脳に蓄積されていくことになり、この蓄積された知識を使って活動することで、さらに知性が増します。
こうして人の意識は拡大することになります。
人の脳に蓄えられたホログラムの情報は、宇宙のホログラムなシステムと相互作用していれば、宇宙の情報も増大していくことになります。
こうして人の意識が拡大すればするほど、量子真空と宇宙は膨張していくことになりますし、量子真空のエネルギー量も同時に増加していくことになります。
人の意識に反応して粒子を出現させる量子だけでなく、量子真空という空間にも意識があり、この宇宙のすべてのもの同士に相互結合性があるとすれば、量子真空全体が意識によって満たされているような意識の場ではないでしょうか。
ナンバー1815 2019.10.30 につづくでしょう


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第3章 光とともに ナンバー1813

2019-10-22 21:11:16 | Weblog
ナンバー1813 2019.10.22  量子真空の内部の特徴
無の世界にある、ミクロの量子真空にビッグバンが起こったことで、この物質世界ができたと現代物理学では考えられています。
ビッグバンによって空間が膨張していくなかで様々な素粒子が生まれ、この素粒子が構成されることで、この物質世界ができています。
その素粒子の内側には量子真空があります。
電子や陽子などの素粒子を観察しようとすると、粒子として現れますが、観察をおこなわない時は波状に広がっています。
波状に広がっている所を観測しようとして見た瞬間に、そこに粒子が現われるということは、この量子真空は光速度よりも速いスピードで広がっている波が収縮して粒の状態になる世界であると予測することもできます。
そして1つの粒子が2つに分かれた場合、それぞれの粒子はどんなに遠くにまで距離が離れたとしても、一方が右回りだとわかった瞬間に、もう一方は必ず左向きに回転していることがわかるというように、エンタグルメントになっています。
これらのことから、量子真空では意志や思考が光速度を超えて素早く伝達されていることがわかります。
この宇宙全体のあらゆる場とそこにあるものすべてがフラクタル構造であり、ホログラフィックなシステムであるため相互結合性を持ち、互いに光速度を超えて素早く連絡を取り合える状態にあると考えられます。
これらのことから、量子レベルの空間には時間がないと思われます。
この物質世界では、光の速度が最も速い速度であり、これを超えた速さのものはありません。
ボームが発見したように、量子真空がホログラフィックなシステムであると同時に、私たちの肉体も量子真空から生まれた原子の集合体ですし、量子真空もそして宇宙もホログラムであるとボームは言います。
また私たちの脳の働きもホログラムであるとカール・プリブラムは言いますから、量子と私たちの意識はお互いにホログラフィックなシステムによって相互結合性を持ち、光速度を超えて互いに作用しあっていることになります。
意識の動きは瞬時で、光速度を超えています。
そして、意識の働きは光の性質に非常によく似ていました。
アインシュタインは、縦横奥行きという3つの空間の次元に、さらに時間を1つの次元として加えることで、この物質世界を四次元の時空間としましたが、量子真空では、時間という概念がないと同時に、縦横奥行きといった立体的な空間が、すべてホログラフィックでフラクタルな構造になっているだけでなく、空間全域がエネルギーで満たされていて、そこを瞬時に意識が伝わるのかもしれません。
ナンバー1814 2019.10.26  につづくでしょう
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第3章 光とともに ナンバー1812

2019-10-18 20:59:47 | Weblog
ナンバー1812 2019.10.18  宇宙の始まりと生命誕生
数学的に実数は、私たちに認識できる数字ですが、不確定性原理に出てくる虚数という数字は、人為的につくりだされたイメージの数ですから想像することしかできませんが、そのような数学的なイメージの世界が量子真空であり、同時に生命や宇宙が生まれる場もあると思われます。
量子真空では仮想粒子が次々と生まれては消えていますから、そのための莫大なエネルギーも存在していると、量子理論はいいます。
また量子は観察をしていない時は波の状態になって広がっていて、観察をした途端に波が収縮して粒子としての姿を現します。
そして、量子的な粒子の位置と運動量を同時に測定しようとして計算をすると、位置を正確に特定できればできるほど、運動量について得られる情報は減っていきます。
また逆に運動量を正確に得ようとすればするほど、正確な位置が不明瞭になっていきます。
これは、科学的な手法や器具の不具合や不備のためではないといいます。
そのような原因であれば改善ができますが、量子というミクロのレベルがもともと持っている性質が現われているのだといいます。
このような量子の世界の不確定性原理が意味するのは、この量子のレベルにはもともと不確定性が存在しているということです。
私たちの感覚器官でとらえることのできるこの物質世界は時間、空間、物体の運動量、エネルギー量などを測定すれば明確に数値化することができます。
しかし量子のレベルでは、現実的なものは絶対的かつ決定的なできごとではなく、つねに不確定性があるため、量子確率という観点から考えるしかないといいます。
そして宇宙は空間と時間のなかで、1つの粒子が2つに分かれた場合は、どんなに離れ離れになっても一つの実体であるかのように振る舞う非局在性を持つことが明らかになっています。
普通に考えれば、ある作用をおこなうと、その作用が起こった源から空間と時間の中を広がり、遠ざかるにつれて作用する力は小さくなっていき、計測できないレベルにまで衰弱していきます。
すると作用する範囲は制限されていくことになります。
アインシュタインによれば、空間と時間の中で作用が起こっても、光よりも速く伝わることはないといいます。
ところが量子に関しては、非局在性を持つため、光よりも速く伝わります。
これを利用しているのが量子コンピューターで、膨大な量の情報を保存し処理できる可能性を持ちます。
ナンバー1813 2019.10.22 につづくでしょう

台風の被害はとても大きかったようです。
びっくりしました。
皆様、大乗でしたでしょうか
被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。
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第3章 光とともに ナンバー1811

2019-10-14 21:01:12 | Weblog
ナンバー1811 2019.10.14  宇宙と生物の生命誕生の場とは
宇宙というのはいろいろな条件が整うと、そこにあるゆらぎが生まれた時、宇宙が生まれてくるような条件が整うような状況が出てくる可能性を内包しているといいます。
この宇宙が生まれるための状況があまりにも見事に整った秩序をもっているため、宇宙には意思があるのではないかという意見があります。
この宇宙の量子真空には常にエネルギーが満ちあふれていて、次々と仮想粒子が生まれては消えています。
一方でこの宇宙はホログラムであり、ホログラムの宇宙空間には様々な種類の情報が波動として広がっていて、この情報は今も常に次々と増え続けているといいます。
このように刻々と変化している宇宙空間には、常にいろいろな可能性が秘められていることになります。
この可能性は数学で言えば、不確定性原理に出てくる虚数によって表されると思われます。
2次方程式で実数だけでは答えが出せなかった16世紀に、虚数を導入することで、答えが得られるようになったことから虚数が知られるようになりました。
水平の数直線上に実数があり、この実数の数直線に対して垂直に数直線を引いて想像上の数である虚数としたとき、複素数になります
。数学の中に実数だけでは答えが得られないものがあって、複素数空間を考えたのと同じように、この宇宙で私たちに認識できる部分だけでは、解明できない部分については虚数を扱う計算で答えが得られるようになりました。
複素数空間をグラフで表すと、らせん状に回転する図になります。
素粒子の運動も不確定性原理によってらせん状に回転運動しているように描かれます。
そして宇宙の始まりよりも前の時間と空間について考えるとき、次元が登場しました。
私たちが現在いる時空間を4次元として、宇宙が生まれる以前の4つの力が統合された次元として多くの時空間が存在すると仮定することで、宇宙の始まりを説明しようとする超ひも理論などもあります。
私たちの感覚器官ではとらえることができないけれども、宇宙が始まるための時空間というものが、どこかにあることは事実です。
なぜなら、こうしている間にも、この宇宙のどこかで新しい星が誕生していますし、私たち生命体も生まれるものがあれば、死んでいくものがあり、次々に世代交代を繰り返しています。
すると、宇宙の星々にしても生命体にしても、死んでから生まれてくるまでのあいだ彼らが存在している時空間がどこかに存在していることになります。
ナンバー1812 2019.10.18につづく

台風はすごかったですね。大丈夫でしたか?
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第3章 光とともに ナンバー1810

2019-10-10 20:59:27 | Weblog
ナンバー1810 2019.10.10  宇宙の始まりと生命誕生
アミノ酸をはじめとしたいろいろな生命の基本的な要素に、電子状態などの要素も全部いれて、偶然の組み合わせによって生命が誕生するまでには、どのくらいの時間がかかるかを計算することができます。
お猿さんがでたらめにタイプライターをたたいているうちに、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』と同じものができるという可能性は、限りなくゼロに近いのですが、可能性としてはあります。
しかし偶然によって生命が誕生する確率は、実はその確率のさらに約1兆分の1の大きさくらいにしかなりません。
これでは、偶然に誕生するとは考えにくくなります。
奇跡でもなければ偶然でもない、となると、何なのでしょうか? 
最近考えられているのは、宇宙の誕生が小さなゆらぎから始まったのと同じように、ある条件が整った時に、そこに何らかのゆらぎが生まれると、たちどころに一つの形体ができるというものです。
これはいろんな実験によって確かめられていますし、数学のシュミレーションによってもわかってきています。
その条件というものが何なのかはまだまだ明確ではありませんが、それが起こったときに、何か一つのきっかけがあると、そこから新しい生命ができるということです。
ガモフが初めてビッグバンの考え方を提唱したとき、「ビッグバンが始まるきっかけを作ったものが神であった」と考えたことから、これでキリスト教の天地創造が裏付けられたし、物理学も神が創造したものであるとして、キリスト教の総本山のバチカンは喜んだといいます。
ところが、その後宇宙論学者たちがビッグバンのあとに宇宙が収縮してビッグクランチがあり、数学で計算してみると宇宙の終わりは新しい宇宙の始まりでもあるという考えも出て来て「宇宙には始まりもなく終わりもない」という意見もあります。
イギリスの理論物理学者、ホーキング博士をはじめとした学者たちの宇宙論には、「宇宙が誕生するためには神は必要ではなかった」というような意味の発言や「神の力なしで宇宙は自然発生的に誕生した」といった意見も出ています。
宇宙というのはいろんな条件が整い、そこにあるゆらぎが生まれた時、生まれてくるような条件が整うような状況が出てくる可能性を内包していて、あまりにも見事に整った秩序をもっているため、宇宙には意思があるのではないかという意見もあります。
ナンバー1811 2019.10.14 につづく
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第3章 光とともに ナンバー1809

2019-10-06 20:59:02 | Weblog
ナンバー1809 2019.10.06  ゆらぎから始まった宇宙
原子核を構成している陽子や中性子は、お互いに結びついています。
これは陽子と中性子のお互いのあいだで、中間子と呼ばれる粒子のキャッチボールをしてやり取りをしているからです。
陽子がプラスの電荷を持った中間子を出せば、陽子は電荷を失いますから中性子になります。
また、その中性子は、プラスの電荷を持った中間子をもらい陽子になります。
このように、陽子と中性子は電子をやり取りすることで、お互いに姿を変えて入れ替わっていると現代物理学はいいます。
同じように、人間同士でも二人で、キャッチボールをしている限り、この二人は離れ離れになることができません。
このことからもわかるように、二つのものがお互いを交換しあうことで、その場にゆらぎが起こり、この場のゆらぎによって、宇宙が成り立っています。
星ができるのも全く同じです。
ある局所的なところに、小さなゆらぎが起こることで、そこの密度が変化します。
もし密度が大きくなると、引力が強くなりますから、そこに周りのものが引き寄せられます。
雪原の上で雪玉を転がすと、周囲の雪を引き寄せてどんどん大きな雪玉になるように、引力によって周囲のものを引き寄せながら、星も大きくなっていきます。
そのため、最初のゆらぎが大切になります。
一本の棒を地面に立てて、棒からそっと手を放すと、最初はゆっくりと倒れはじめますが、完全に倒れきる直前のスピードは非常に速くなります。
最初は棒からそっと手を放すという、ちょっとしたことでも、それは時間の経過とともに、大きな変化を起こすようになります。
これと同じように、最初は小さな変化であったものが、時間とともに大きな変化となることで、現在の宇宙にまでなったと考えられています。
このような宇宙のなかに、地球が誕生すると、私たち人間も誕生してきました。
私たち生命体は偶然に生まれてきたのではないことが、科学的にもわかってきたようです。
電波望遠鏡で宇宙を観測すると、命の素になるようなものがたくさんあることがわかりました。
地球から数百光年くらい離れた領域を見ただけでも、現に、最近のデジタル技術を駆使して観測してみると太陽に似た星が、ざっと数えただけでも3000個くらいあるといいます。
これは太陽の色に近い星を全天写真からピックアップすることによって推定した数です。
このように太陽のような星があちらこちらにあるということは、惑星系がある可能性もたくさんあるということです。
すると、生命の発生は地球だけの奇跡だとは言いづらくなります。
あちこちに起こる出来事というのは、とても奇跡とは言えないでしょう。
ナンバー1810 2019.10.10 につづくでしょう

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第3章 光とともに ナンバー1808

2019-10-02 20:58:33 | Weblog
ナンバー1808 2019.10.02  ゆらぎから始まった宇宙
はるか古代から誰もが、様々な疑問や問題を持っては解決してきました。
それでもいまだに解決できない疑問や問題はたくさんあります。
病気の心配のない不老長寿の方法や、地球の環境保護や温暖化の問題、生物絶滅危惧などの問題を解決する方法や、今以上に豊かな暮らしを享受するためのエネルギー問題もあります。
さらに、人はどこから生まれてきて、死んだあとどこへ行くのか、人間とは何か、なぜこんなに苦労して生きなければならないのか、といった疑問もあります。
たくさんの疑問や問題がまだまだありますし解決もされていませんが、このような多種多様なたくさんの疑問や問題を持つことから、人間の知性の範囲には限界がないことがわかります。
このことは、人間は本来無限の実在であるにもかかわらず、一つの肉体という限定されたものの中に存在していることを表しています。
私たちの五官と知性をフルに動員しても、宇宙にもまだまだたくさんの疑問や不思議なことがあります。
宇宙はとてつもなく広大無辺な存在であると同時に、私たちの認識を超えた無限の実在としての部分が大部分を占めています。
宇宙の本当の始まりは、私たち人間の能力では論理的な認識を超えていますが、ようやく物理学や数学を駆使して記述できるようになってきて、それがビッグバン理論と呼ばれるものになっています。
これは何もないところに突如として熱くまばゆい一点の光が現われると、大爆発することでこの宇宙が生まれたという現代宇宙論の基礎になっているものです。
そこに宇宙の根源的性質として、「ゆらぎ」が登場します。
最初の宇宙は完全に均一な状態、ホモジニアス(homogeneous:同種、同質、均質、等質)な状態であったと考えられています。
この状態は他との区別ができない状態のため、私たちの感覚では認識できないといいます。
そのような均一の状態のものの一つが揺らいで、一瞬のうちに対称性が壊れてしまうと、私たちの感覚としては、何かが生まれたということになります。
まったく何も起こらなくて均一なものであれば、私たちの感覚では全く何も無いのと同じです。
そこにごくわずかなずれが起こるだけでも、その変化をとらえることができれば、新しい何かが発生していることを認識できます。
量子真空では、プラスとマイナスの仮想粒子のペアが生まれては衝突しあってすぐに消えています。
ところが、ごくわずかのゆらぎによって、プラスかマイナスのどちらか一つの仮想粒子だけが生まれることになれば、これまでとは違う世界が生まれることになります。
ナンバー1809 2019.10.06につづくでしょう
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