この宇宙のあらゆるすべてのものは光のエネルギーでできていて、光は意識でもあります。
光というと、可視光線という電磁波の一種で、目で見える範囲の光に限定しがちですが、電磁波にはガンマ線や短波、マイクロ波、長波など周波数と波長によって様々な種類があります。
光の周波数が最高レベルにあるとき、その振動数や周波数は非常に高く精妙で広く広がります。
水にたとえると、水が気体の時には霧状に広く分散していて、振動数が低くなってくると気体が液体になり、さらに粒子が集まると固体になります。
同じように光の周波数が低くなるにつれて、形態を持つようになり、最も低い段階が物質世界の固形物になります。
このような光の性質と、エネルギーはつねに循環していることから、万物は物質化しては光に戻ることを繰り返します。
このエネルギーの循環のサイクルは、いくつもの種類があります。
たとえば人が誕生してから亡くなるまでの小さなサイクルもあれば、動物の意識が進化して人間になり、さらに進化を遂げて霊的人間になるまでのサイクル、一つの惑星の生涯や銀河宇宙全体の誕生から消滅までのサイクルなどもあります。
現在動物として生きているものたちも、いずれは人に進化すると、同時期に植物が動物へ進化し、鉱物が植物へ進化して、進化は宇宙全体をとおして連鎖したサイクルとして延々と続きます。
地球の進化の歴史について書かれた書籍がいくつかあり、人類の進化の理解を深めることができますので、これらの書籍を参考にしながら書きたいと思います。
まず「プレアデス+かく語りき 地球30万年の夜明け』(バーバラ・マーシニアック著 ナチュラルスピリット発行)によると、人類は一つの実験としてデザインされたといいますので、少し引用してみます。
『根本創造主は、自己探求のために、自らの喜びのために、そして、自己表現のために、この宇宙で創造の実験を遥か昔に開始しました。
根本創造主は生命のエネルギーと本質、それは自らの延長存在であるのですが、それをこの宇宙にもたらし、この延長存在に贈り物を授けました。
根本創造主は自らのもてる能力を喜んで、惜しみなく与えました。
この宇宙以外にも数多くの宇宙が存在しますが、この宇宙はすべてが許される自由意思の領域としてデザインされました。』
宇宙創造は、根本創造主自身のエネルギーから始まったことがわかります。