ナンバー1628 2017.09.30 カルツァとクラインの第5の次元
テオドール・カルツァは、アインシュタインの一般相対性理論を研究して、「一般相対性理論は空間の次元が4より多い場合でも成り立つ」ことに気が付きました。
そこで空間の次元の数を3から4に増やして、アインシュタインの方程式を書き直してみました。
すると、次元を増やすことで新たに出現した項は、「電磁気力」を説明するマクスウェル方程式そのものだったといいます。
さらに4から5へと次元の数を増やすと、重力だけでなく、電磁気力さえも時空の曲がりとして説明できるといいます。
カルツァは、アインシュタインにこの論文を書き送りました。
アインシュタインは、カルツァのアイデアを称賛する一方で、「第5の次元など、この宇宙のどこにあるのか?」という疑問を抱きました。
この5番目の次元について理論物理学のオスカー・クラインは「5つ目の次元は、3次元空間の各点に小さく丸め込まれていて、その大きさはあまりに小さいため、誰もその存在に気が付かないのだ」と言います。オスカー・クラインとカルツァが考えた5次元時空は、私たちが知っている4次元時空を構成するミクロの1点1点に、あまりにも小さいため観察できない状態で丸まった第5の次元が存在すると考えます。
観察できないということは、この第5の次元時空を証明することは難しそうです。
私は、アインシュタインが3次元空間に時間を加えたものを4次元時空とすることで重力が現われたのと同様に、私たちにとって存在しているのが当たり前のものが加わると思います。
時間の拘束を受けて誰もが生活をしているために、時間が次元の一つであることに気が付かなかったのと同じように、あまりにも当たり前すぎて、かつあまりにも日常になじみすぎているために気が付かない、電磁気力が第5番目の次元ではないでしょうか。
原子は非常に小さなものですが、確かに存在しています。
原子の中にある素粒子は電気と磁気を持っています。
ミクロの世界の働きは電荷によっていると考えると、あらゆる物質の内部で電気と磁気が働いていることになります。
3つの空間の次元に4つ目の次元として時間が加わり、5番目の次元として加わるのが電磁気力であれば、これは光のエネルギーといえるのではないでしょうか。
電磁気力は光でもありました。
光が大爆発することで、この宇宙は作られましたから、この宇宙内部に存在するすべてのものの中に光、あるいは電磁気力が存在していることになります。
ナンバー1629につづく
お知らせ
シェア・インターナショナルから、お知らせのはがきが届いていました。
みなさまにも、お知らせいたします。
70億人に伝えたい
分かち合いが世界を救う
シェア・インターナショナル フェア
特別プログラム 石川道子のスペシャルトーク
10月8日(日)、10月9日(月)13~15時 定員100名 先着順
さらに、
クレーム氏講演録画の上演 7日12時~、8日・9日11時~
石川道子氏講演録画の上演 7日15時~
10月7日(土) 11~18時まで
10月8日(日)・10月9日(月)10~18時まで
パネル展示もあります
朝日スクエア(有楽町朝日ホール)有楽町マリオン11階
入場無料
10月29(日)・30(月) さくらプラザ(戸塚)
12月9(土)・10(日) パルテノン多摩
1月13(土)・14(日) ウエスタ川越
もあります。詳しくは 03-3309-3020
SHARE JAPAN でも検索できます。
テオドール・カルツァは、アインシュタインの一般相対性理論を研究して、「一般相対性理論は空間の次元が4より多い場合でも成り立つ」ことに気が付きました。
そこで空間の次元の数を3から4に増やして、アインシュタインの方程式を書き直してみました。
すると、次元を増やすことで新たに出現した項は、「電磁気力」を説明するマクスウェル方程式そのものだったといいます。
さらに4から5へと次元の数を増やすと、重力だけでなく、電磁気力さえも時空の曲がりとして説明できるといいます。
カルツァは、アインシュタインにこの論文を書き送りました。
アインシュタインは、カルツァのアイデアを称賛する一方で、「第5の次元など、この宇宙のどこにあるのか?」という疑問を抱きました。
この5番目の次元について理論物理学のオスカー・クラインは「5つ目の次元は、3次元空間の各点に小さく丸め込まれていて、その大きさはあまりに小さいため、誰もその存在に気が付かないのだ」と言います。オスカー・クラインとカルツァが考えた5次元時空は、私たちが知っている4次元時空を構成するミクロの1点1点に、あまりにも小さいため観察できない状態で丸まった第5の次元が存在すると考えます。
観察できないということは、この第5の次元時空を証明することは難しそうです。
私は、アインシュタインが3次元空間に時間を加えたものを4次元時空とすることで重力が現われたのと同様に、私たちにとって存在しているのが当たり前のものが加わると思います。
時間の拘束を受けて誰もが生活をしているために、時間が次元の一つであることに気が付かなかったのと同じように、あまりにも当たり前すぎて、かつあまりにも日常になじみすぎているために気が付かない、電磁気力が第5番目の次元ではないでしょうか。
原子は非常に小さなものですが、確かに存在しています。
原子の中にある素粒子は電気と磁気を持っています。
ミクロの世界の働きは電荷によっていると考えると、あらゆる物質の内部で電気と磁気が働いていることになります。
3つの空間の次元に4つ目の次元として時間が加わり、5番目の次元として加わるのが電磁気力であれば、これは光のエネルギーといえるのではないでしょうか。
電磁気力は光でもありました。
光が大爆発することで、この宇宙は作られましたから、この宇宙内部に存在するすべてのものの中に光、あるいは電磁気力が存在していることになります。
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特別プログラム 石川道子のスペシャルトーク
10月8日(日)、10月9日(月)13~15時 定員100名 先着順
さらに、
クレーム氏講演録画の上演 7日12時~、8日・9日11時~
石川道子氏講演録画の上演 7日15時~
10月7日(土) 11~18時まで
10月8日(日)・10月9日(月)10~18時まで
パネル展示もあります
朝日スクエア(有楽町朝日ホール)有楽町マリオン11階
入場無料
10月29(日)・30(月) さくらプラザ(戸塚)
12月9(土)・10(日) パルテノン多摩
1月13(土)・14(日) ウエスタ川越
もあります。詳しくは 03-3309-3020
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