心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー2042 私たちに影響を与える宇宙のエネルギー

2022-05-30 20:56:39 | Weblog
ナンバー2042 2022.05.30  私たちに影響を与える宇宙のエネルギー
この世界に存在するあらゆるすべてのものは、究極的にはエネルギーであることを、アインシュタインは発見しています。
古代の英知にも「およそ存在するものはすべてエネルギーである」「霊とはエネルギーの同義語にすぎない」という言葉があるそうです。
また「物質は、霊の周期的活動の最低レベルにおける霊であり、霊はその最高レベルにおける物質である」という言葉もあるといいます。
これらのことから、物質は霊の最も濃密な現われにすぎないといえます。
この宇宙そのものが光のエネルギーでできていて、宇宙全体が膨大なエネルギーの海の中に存在しています。
そのため私たちの太陽系は、常に宇宙エネルギーの影響を受けています。
こうした宇宙のなかで、はるか遠くにあるエネルギーの源から地球に向かって、私たち個人と人類全体に明確な影響を与える主要な影響力を持つエネルギーの複数のセンターがあります。
宇宙を普遍的に貫くシステムとして、1が3を生み、3が7を生み出すというハイラーキー(階段状の階層構造)があります。
私たちの地球にとって知っておきたいハイラーキーのセンター(組織)として、大熊座、プレアデスの7人の姉妹、シリウスの3つがあります。
この3つのセンターから分かれたセンターに、7つの太陽系(私たちの太陽系はこの中の一つです)、7つの聖なる惑星、5つの非聖惑星があります。
7つの聖なる惑星としてヴァルカン(太陽と水星のあいだにありますが、私たちには知られていません)、水星、金星、木星、土星、海王星、天王星があります。
5つの非聖惑星として、火星、地球、冥王星、月、太陽があります。
さらに地球にも7つのセンターがあり、主要な5つはロンドン、ニューヨーク、ジュネーブ、ダージリン、東京、小さなセンターとしてモスクワとローマの2つがあります。
さらに人間のエーテル体にも7つのセンター(チャクラ)がありますし、黄道十二宮の星座もあります。
これらのセンターはすべて、宇宙から流れ込むエネルギーを受け取り、さらにこれらのセンターが持つ独自のエネルギーと混ざりながら地球に流れ込むことで、私たちに影響を与えています。
これら以外にも、私たちの地球での生活に明らかに影響を与えるエネルギーの流れがあり、私たちによく知られているものとして、黄道十二宮の星座があり、占星術として利用されていますが、今後は重要性が確認されてくるようです。
ナンバー2043 2022.06.04 につづくかしら
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第3章 光とともに ナンバー2041 太陽ロゴスについて

2022-05-26 20:59:22 | Weblog
ナンバー2041 2022.05.26  太陽ロゴスについて
太陽系の究極の支配者を表す言葉として、神智学では「司神(ロゴス)」という言葉が使われます。
自然界には様々な階層構造がありますが、太陽ロゴスが意識を発動することで、1が3を生み、3が7を生み出すパターンが繰り返し現われて、物質を含めたすべての界層が創られます。
ロゴスによって創造された多種多様な自然界の形態を私たちは見ていますが、常に変化して留まることを知らない形態の中で、着実に進化し続けている生命と進化を導くのが、太陽ロゴスです。
ロゴスの心の中には、説明できない普遍的な原理が存在して、それがロゴスのあらゆる活動を支配しているといいます。
太陽ロゴスは、ロゴスの7つの特性のある光線を受け持つ「7惑星ロゴス」を持ち、太陽ロゴスの大計画は、この惑星ロゴスたちによって実行されます。
太陽系の7つの神聖な惑星が、この惑星ロゴスたちの表現体です。
太陽ロゴスには、意志・愛(英知)・活動(知性)の3つの側面の様相があります。
太陽系も惑星もすべてのものが輪廻転生していて、現在の太陽系は3回の転生の内の2回目の転生で、愛の魂の様相を完成させることが目的となっているといいます。
1回目の転生は、活動することでパーソナリティーの形態の様相を完成させることが目的で、太陽ロゴスの魂の表現となる形態を準備しました。
2回目の転生の現在は、パーソナリティーを魂の様相で活性化しているところであり、前回のロゴスが達成した形態が、今回は乗り越えられるべき「悪」として作用しているといいます。
愛の作用が、形態を通して不完全に表現されると、悪になります。
善と悪という概念は相対的なものであり、不完全な状態によって現れる悪を克服して、完全な状態へと進化し愛を表現できる善の状態になることが、今回の生まれ変わりの進化の目標です。
太陽ロゴスの現在の仕事が完成すると、愛すらも乗り越えるべきものとなり、最後の転生に入ると、意志すなわちモナドの様相が中心に働くようになります。
宇宙には太陽系が属している銀河系、銀河系が属している銀河団といった階層構造があります。
そのため、銀河団や銀河系にもロゴスがあり、太陽ロゴスと同じようなプロセスを通って、段階的に進化しているそうです。
しかし太陽系よりもはるかに上位の界層であり、太陽ロゴスを通して私たちの地球を導いておられる高度に進化した存在のため、今のところ私たちのもとに届く情報はほとんどありません。
ナンバー2042 2022.05.30 につづくでしょう



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第3章 光とともに ナンバー2040 宇宙創造と進化のためのシステム

2022-05-22 21:01:55 | Weblog
ナンバー2040 2022.05.22  宇宙創造と進化のためのシステム
ビッグバンからはじまったこの宇宙は、ホログラムのかたちで情報をもらうことで創造がおこなわれています。
また各部分の動きは全体が決めているという量子ポテンシャルもあるため、宇宙全体が一つの分割不可能なシステムとして働いています。
これらのことから、宇宙の根底には秩序や目的、意味などがあると考えられます。
現在、科学のあらゆる分野で、物理的世界の性質についての、斬新なヴィジョンをもたらす新発見が相次いでいるといいます。
そのヴィジョンとは、物理的世界はあまねく行き渡ったホログラム的な場から情報をもらうことで形づくられている、というものです。
物理的な世界とホログラム的な場とは、存在のあらゆるスケールにおいて、もともと相互に関係していて、一貫性のある調和と秩序のとれたフラクタルなものです。
宇宙のこのような状態は、最初に完璧な秩序ある状態をもたらそうとする意図や目的があり、それに沿った計画や設計図と、創造的な行為をしようとする意志が存在していると思われます。
このような創造的行為を担った、包括的な精神とでも呼べるものが、宇宙が創造される最初のときに存在していて、それが今でも働いていることになります。
このような形而上的な意図によって、現在も秩序ある状態を維持できる宇宙が存在していると思われます。
神智学の教えによれば、1が3を生み、3が7を生み出す相似の階層構造が、宇宙の銀河団、銀河群、銀河、そして太陽系の内部から生物の構造といった、あらゆるレベルに存在していて、これが宇宙を普遍的に貫くシステムだといいます。
この3は、キリスト教では「父と子と聖霊」であり、ヒンディー教では「シヴァ、ヴィシュヌ、ブラーマ」、日本の神道では造化三神の天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神であり、秘教の教えでは、第一ロゴスの「エネルギーと質料」、第二ロゴスの「生命と形態」、そして第三ロゴスの「霊と魂」を表している三位一体です。
これらの三位一体の創造行為から、白色光をプリズムに通すと7色に分かれるように、7つの基本的な濃淡の質料が発生します。
これは神の意識から7柱の強大な神々が発生することに例えられていて、ヒンディー教では「7プラチャーパティ」と呼ばれ、ゾロアスター教では「7アメシャ・スペンタ」、ユダヤ教では「7セフィロス」、キリスト教では「神の玉座の前の7大霊」、神智学では「7惑星連鎖司神」といいます。
このように、世界中の宗教の教えの中にも1が3を生み、3が7を生み出す構造がありますから、これは普遍的なシステムのようです。
ナンバー2041 2022.05.26 につづくでしょう

ヨーロッパでは、マスクはしていないようですね?
日本でもマスク生活は、そろそろ終わりでしょうか?
電車の中などの、人が密集している場所だけで充分ではないか?
などと、私は思いますが…?
これは、私の個人的な感覚なのですが、今年後半に何かこれまでに人類が体験したことのないようなビックリしすぎて絶句する出来事が起こるのではないか?
という考えが勝手に出てきます。
この感覚に素直に従うことにして、このブログも少し路線変更をしています。
これから神智学の教えをたくさん出していく予定です。
この教えを学んだ人だけが、ビックリしすぎて絶句しなくてすむかもしれません。
この私の予感は当たるでしょうか?^^;
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第3章 光とともに ナンバー2039 光による万物の創造

2022-05-18 20:58:14 | Weblog
ナンバー2039 2022.05.18  光による万物の創造
現代物理学では、宇宙はビッグバンの光の大爆発のエネルギーから、万物が創造されたといいます。
相対性理論は質料とエネルギーが同じものだと述べていて、エネルギーが質量に変換されて、この宇宙に物質が誕生したと考ます。
そしてこの宇宙に存在するあらゆるすべてのものは、素粒子からできています。
この素粒子は粒であると同時に、波の性質も持つとド・ブロイは言いました。
万物が素粒子からできていることで、あらゆるすべてのものが粒子と波動の性質を持ちます。
たとえば水面が盛り上がって山ができると、その周囲は水面よりも低い谷になり、さらにその周囲の水面が盛り上がって山になることで波ができます。
こうして山と谷を交互につくり出す波の動きは、周期的な性質を持ちながら、水面全体に振動が広がります。
波紋が波打ちながら周囲に広がって行くと、水面に浮かんでいる落ち葉は、水面の振動に合わせて揺れます。
波は落ち葉の下を通り抜けていきますから、落ち葉も波動の影響を受けた動きをしますが、落ち葉はその場にとどまっています。
このような性質を光の波も持っていて、宇宙全体に光の波が広がりながら、万物が創造されていきます。
光の大爆発から宇宙の創造が始まったということは、すべての存在の中には光(フォトン)が存在していることになります。
光には波動と粒子の性質、そして情報を記録したり、情報を運んだりもできます。
するとあらゆるすべてのものの中には、その存在自身の情報と宇宙全体の情報もあることになります。
このようなホログラフィックな光の原理によってできている宇宙は、全体の中に部分があり部分の中にも全体があります。
宇宙万物に波動の性質と波動のリズムがあり、万物はすべて互いに非局在性を持ち、時空を超えてつながりあうことで周期性も持ちます。
ホログラムには記憶媒体という一面もあり、現在はホログラフィックメモリと呼ばれるものもあります。
このような性質の光によって宇宙が創造されていれば、常に宇宙全体の秩序と調和を保ちながら、非常に効率良く宇宙全体が創造されたのではないでしょうか。
ただ一つの根源的な光から万物が創造されることで、宇宙全体が普遍的な秩序ある状態を維持しながらも、多種多様な個性的で独創的な性質を表現することができる世界が創造できるのだと思われます。
ナンバー2040 2022.05.22 につづくでしょう
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第3章 光とともに ナンバー2038 神聖幾何学による創造と進化

2022-05-14 20:58:14 | Weblog
ナンバー2038 2022.05.14  神聖幾何学による創造と進化
自然界の中では、生命誕生に関わる細胞分裂のパターンやDNAの構造、植物の種子の並び方、茎から延びる葉の間隔、花びらの数などには、繰り返し現れる規則性があります。
また水、雪、鉱物の結晶が、原子の配列を反映する完璧な構造(カタチ)を持ちます。
これらは、生命誕生のパターンや、聖地の配置など、聖なる要素や秩序を見出す幾何学です。
数の展開を空間内に見える図形や立体としてあらわすことで、宇宙や生命誕生の根源に神聖な幾何学があることがわかります。
そこには見えない世界からの何らの意図があり、基本設計図があると思えるほどの秩序があります。
この神聖幾何学のカタチや法則は、現実世界の思考や感情、創造力などに働きかけ影響を与えます。
古代ギリシャ最後の自然哲学者といわれるアナクサゴラスは、『あらゆるものの内にあらゆるものの部分が含まれている』と言っていますが、これはホログラフィックな世界の見方です。
またヘラクレスの7原則のなかには、『下のものは上のもののごとく、上のものは下のもののごとし』という照応の原則と呼ばれるものがあります。このような相似から、古代の人々は数や図形の普遍的な本質を知っていて、高度な知恵を持っていただろうと推測できます。
2000年頃に、神聖幾何学図形の一つの「フラワー・オブ・ライフ」や、そのバリエーションの「シード・オブ・ライフ」「エッグ・オブ・ライフ」などの図形が有名になり、神聖幾何学を知る人が増えました。
神智学によれば、あらゆるものは神の意識によって創られているといいます。
宇宙全体が一つの光から創られていて、これはエネルギーであると同時に意識であり、創造のための根源の究極の情報でもあります。
宇宙全体が一つの光の情報によってできていることで、宇宙の根底には普遍的な秩序や目的や意志があると考えられます。
このような普遍的な秩序や目的によって、宇宙全体が一つのフラクタルでホログラフィックな、原理原則で成り立つことになります。
宇宙全体が一つの光のエネルギーによるホログラフィックな生命体といえます。
宇宙に存在しているあらゆるすべての存在に生命があり、あらゆるすべてのものが織物の糸のように分かちがたくからみ合うことで、この地球とすべての惑星と宇宙全体が一つとなって、創造と進化の道をたどっていることになります。
ナンバー2039 2022.05.18 につづくことでしょう

フラワー・オブ・ライフを検索すると、様々な情報が出てきますね。
スピリチュアルなツールとしても利用できるようです。
ご興味あれば、検索してみてくださいね。^^
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第3章 光とともに ナンバー2037 鉱物結晶の幾何学的な構造

2022-05-10 21:00:09 | Weblog
ナンバー2037 2022.05.10  鉱物結晶の幾何学的な構造
スミルノフ物理学によれば、宇宙が誕生した時には単一エーテルの単極磁石があり、そこを電子が回転しながら直線運動をすることで、エネルギーから質料ができました。
これは神智学の教えでは、第一ロゴスによる意志あるいは愛であり、宇宙創造に必要な電磁気力による情報でもあります。
このエネルギーは、単極磁石が回転しながら直線に前進運動して磁場の変動を引き起こし、電磁波が生まれると単極磁石のエーテル空間を進み、電磁波による複素平面ができます。
この空間を電磁気力が進みながら、フラクタル分割によって万物の創造が始まったと考えられます。
神智学の教えでは、神による最初の創造行為は「エネルギーと質料」の創造です。
エネルギーから質料が創造され物質化することで、鉱物王国ができました。
そこに「生命と形態」が流れ込み生命が誕生すると、鉱物王国は質料への逆進化と意識の進化が始まる、最初のバランスのとれた地点となります。
宇宙を創造したエネルギーが凝集して原子ができて、さらに結合してくると様々な形の結晶となり、明確な幾何学的な構造になることで鉱物が誕生します。
神智学によれば、物質原子は7つのラセン構造の中に、それぞれ7つの基本的なタイプがあり、その組み合わせ方や発展の程度の違いによって、無数の副次のタイプに分かれるといいます。
結晶という濃密な凝集体にある主な7つのタイプは、幾何学的な形状と、軸の数、角および綾線の関係によって分類されます。
等軸晶系、正方晶系、斜方晶系、単斜方晶系、三斜方晶系、三方晶系、六方晶系の7つのタイプの基本構造を持つ結晶があります。
この幾何学的な構造は、フラクタルな自己相似性とスケール不変性を持つため、ホログラムの基本でもあります。
これらの結晶構造は基本的なもので、これらの中にも創造神の御心が働いていることを観察できます。
このような特定のパターンや形によって、宇宙が創造されていますから、生命の創造や生命エネルギーの大元になっていると考えられます。
万物が創造される過程そのものが、自己相似性とスケール不変性の繰り返しパターンの創造でもありますから、数の展開を空間内に見える図形として現したものになります。
そこには何らかの創造の意図があり、基本的な設計図があると思えるほどの秩序があります。
この相似のデザインは古代から存在していますから、古代の人々は数や図形の普遍的な本質を知っていて、高度な知恵を持っていたと推測されます。
ナンバー2038 2022.05.14 につづくでしょう
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第3章 光とともに ナンバー2036 意識があり生命活動をする金属

2022-05-06 20:58:32 | Weblog
ナンバー2036 2022.05.06  意識があり生命活動をする金属
原子にはお互いの存在を意識して、常に調和と安定を求めながら結合を繰り返す意志と力があります。
そのため安定した形態を求めるようになることで、結晶が発達して私たちがよく知る物質をしだいにつくっていきます。
有機質料のあらゆる個体は、ほとんど全部結晶構造になっています。
生命はエレメンタル王国から、鉱物王国に移ると、その硬さが絶頂に達します。
質料によってできるあらゆる形態の中で、金属が最も密度があります。
インド人のジャガディシュ・ケチャンドラ・ボーズ教授は、1894年に鉱石に電磁波を当てたときの特性を調査したところ、方鉛鉱の結晶で電圧と電流の関係が非線形であることを発見し、この特性を使って電磁波の検出器を作ろうとしました。
1901年に方鉛鉱(galena)に針を接触させた鉱石検波器の、最初の特許がボーズ教授によって出されました。
教授は金属の中にも意識が存在することを証明し、その結果を王立協会に報告して、1904年に特許を取得しました。
これは最初の半導体を利用した装置でしたが、当時はまだ理解されていませんでした。
教授はこの特別製の装置を「すべての生命には共通の一致点があることを証明する器械」(『あるヨギの自叙伝』68ページより)と呼んでいます。
この器械を使って、金属に対しておこなった機械的な刺激に対する電気的な反応を、回転するドラムに記録し、次に金属の代わりに筋肉を使って実験を繰り返しました。
どのケースでも、錫(すず)の反応は筋肉の反応と、ほとんど一致していました。
他の金属を使ってみても同じでしたが、反応の回復に必要な時間にはいくらか違いがありました。
錫にショックを繰り返し与えた結果、錫に完全なあるいは不完全な破傷風に似た状態が生じることがわかりました。
これは同様のショックを筋肉に与えた場合の結果に対応します。
また金属に毒を当ててから、蘇生させることもできました。
金属製品の製造業者には知られていますが、金属を繰り返し緊張させると、疲労現象が起こります。
ボーズ教授は野菜を疲れさせ、落ち着かせ、また興奮させることができることを発見し、野菜からも金属に似た結果を得たことで、植物にも敏感な神経組織があり、いろいろな感情生活を営んでいることも発見しています。
これらのことから「生命と形態」による物質的な表現は、金属にも初期の段階ですが意識があり生命活動をおこなうことがわかります。
ナンバー2037 2022.05.10 につづくかしら
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第3章 光とともに ナンバー2035 化学物質の世界から生命への進化

2022-05-02 21:01:31 | Weblog
ナンバー2035 2022.05.02  化学物質の世界から生命への進化
最初の創造行為は「エネルギーと質料」の創造です。
エネルギーから質料が創造されると、そこに「生命と形態」が流れ込み、形態を形づくります。
物質世界で最初の「生命と形態」による表現が、原子です。
原子は物質を作る最も小さな粒子で、その種類を表す記号が元素記号です。
英語で原子はatomで、元素はelemenです。
科学的にはこれ以上分けることのできない純粋な物質のもとを元素といい、その実体となる粒子を原子と呼びます。
たとえば金属の鉄は、鉄という元素からできていて、具体的な実像としては鉄原子という粒子です。
アニー・ベサント博士は、『意識の研究』という著書の中で、次のように書いています。
『化学元素はハッキリした相互けん引を示し、その化学的結婚関係は、別のカップルの乱入によって絶えず破られる。
そのどちらか片っ方は、元の配偶者よりも、前の結婚におけるパートナーの一人の方に強い相性を感じる。
こうしてこれまで銀塩を構成し、たがいに誠実だったカップルは、もし塩酸という他のカップルが彼らの平和な家庭に入り込むと、突然お互いに不実になってしまう。
銀は塩素に飛びかかって自分の妻とし、前妻よりも良しとして、塩化銀という新世帯を築き、一方、見棄てられた水素は、彼自身が見棄てた相手と結びつく。』
このようなやり取りが果てしなくおこなわれているのが、原子の世界です。
原子には意識があり、お互いの存在を意識して、常に調和と安定を求めて動いているようです。
化合が繰り返され複雑になると、たとえば水素と酸素が結びついた水に、酸素が加われば硫酸になります。
また炭素が2と水素6と酸素1がつながればアルコールです。
同じ組み合わせでも炭素が12、水素22と酸素11に増えると砂糖です。
さらに炭素、酸素、水素の数が増えてナトリウムと硫黄も加わるとタンパク質をつくります。
さらに原子の数が増えて、炭素原子712、水素原子1129、窒素原子214、鉄原子1、硫黄原子2、酸素原子425が化合すると、1単位のヘモグロビンとして働きます。
さらに原子が集まり、最も複雑になったものが原形質です。
原形質はあらゆる生物を形成する原始の質料です。
原形質の発達と細胞生命の始まりが、この地球の全く新しい生命の長い歴史の始まりです。
原始的な形態が、徐々に複雑で高度な機能を持つようになると、意識もその機能を使えるように進化していきます。
ナンバー2036 2022.05.06 につづくかしら
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