心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1887 太陽表面の磁場

2020-08-30 20:55:55 | Weblog
ナンバー1887 2020.08.30  太陽表面の磁場
太陽の表面には強い磁場がありますが、この磁場がどのようなメカニズムで生成されているのかは、ほとんどわかっていません。
太陽の磁場は太陽フレアや地磁気かく乱を引き起こすなど、地球に住む私たちの日常にも大きな影響を与えていますから、天文学の重要な研究テーマの一つになっています。
2006年9月に日本が打ち上げた太陽観測衛星「ひので」は、優れたセンサーを搭載していて、太陽の活動を解明する手がかりを教えてくれます。
この「ひので」によって、太陽の表面の粒状斑の下に、丸く円を描く磁場のパターンがあることがわかりました。
その磁場のパターンの様子はこちらから見ることができます。https://hinode.nao.ac.jp/news/results/post-9/
「ひので」のサイトの解説によると、この円形状の磁場は、黒点を引き起こす磁場とは違うメカニズムだといいます。
非常に微細で黒点の30分の1から、100分の1の大きさであり、一般的な黒点の寿命が6日から2カ月程度なのに対して、平均4分の寿命であるため「短寿命水平磁場」と名付けられました。
黒点は、太陽の内部から外部に伸びる垂直な磁場の断面に対応していますが、この「短寿命水平磁場」は磁場の方向が太陽の表面に対して水平方向を向いています。
また黒点は太陽の中緯度から赤道付近にしか存在しません。
ところが「短寿命水平磁場」は、太陽の表面全体をおおいつくすように大量に磁場が存在しているといいます。
太陽が電気で輝いていると考えれば、この磁場は水素プラズマに流れる電流による回転磁場だと三浦一則氏は言います。
太陽の両極から星間物質が流入して、赤道部から太陽風として出ていきます。
電流も両極から赤道部に向かって表面を流れます。
磁場は極と赤道のあいだに流れる電流がつくり出していると考えられます。
また太陽の表面をおおう水素プラズマは、プラスの電荷を持ちます。
その内部にはプラス同士の反発が働いているはずです。
太陽の内部に発生している電気的反発力が内側から水素プラズマを支えていると予想できます。
表面を流れる電流による回転磁場が外側から内側に水素プラズマを押さえつけているのです。
電気的反発と回転磁場は、非常に対称性の良い力ですから、太陽はきわめて正確な真球を維持することができます。
実は太陽は自然界で最も真球に近い形状をしています。
太陽を直径1メートルの球とすると、全体の誤差は髪の毛1本分もないといいます。
太陽の自転周期が赤道部で27日という速度を持っているにもかかわらず、遠心力によって赤道部がふくらんでいないのは、動的な電磁気力で太陽が維持されているからだと考えられます。
ナンバー1888 2020.09.04 につづくでしょう
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第3章 光とともに ナンバー1886 太陽の5分振動

2020-08-26 21:03:23 | Weblog
ナンバー1886 2020.08.26  太陽の5分振動
太陽の表面では、様々な振動が観測されます。
最も大きな振動は、5分ごとに太陽全体が収縮と膨張を繰り返す5分振動です。
地球の揺れを地震と呼ぶのに対して、太陽の揺れは日震(にっしん)といいます。
この日震は、太陽の表面が5分ごとに数十キロメートルも大きくなったり小さくなったりを繰り返しているといいます。
5分振動が起きる原因については、いくつかの仮説があります。
まだ証拠はありませんが、その中でも有力な説として、太陽の内部の回転による違いが振動としてあらわているのではないかというものがあります。
5分周期の振動には、赤道部分から噴出している太陽風にも同じ周期が現われるのが特徴です。
5分振動は、太陽の内部から大きさが変化していることを示しています。
内部に重い太陽核があったり表面が硬かったりすれば、収縮と膨張によって表面が変化することは難しくなりますから、太陽の内部や表面が硬いというのは否定されることになります。
また太陽の表面で観測された振動をもとに内部のようすをシュミレーションしたところ、内部は空っぽという研究結果が出ています。
スウェーデンの物理学者が2017年に、太陽の表面にあらわれる振動について、コンピューターの3D解析ソフトを使って内部構造を調べました。
すると太陽の質量が、足りないことに気がついたといいます。
太陽の質量は地球の30万倍ありますが、地球1500個分の質量が足りないといいます。
この不足している質量は、太陽の内部が空洞であることをほのめかしているといいます。
コンピューターソフトによるシュミレーションの結果は、客観的で人間の思い込みを取り除いていますから、真相に近い可能性があると思われます。
どのような物体にも、固有の振動があります。
たとえば長さの違う板を叩くと、長さに応じて異なる音がします。
これを楽器にしたのが木琴です。
大きいあるいは重いものほど振動数が低くなります。
この固有振動数と同じ周波数で構造物を揺らすと、共振して揺れ方が非常に大きくなります。
方程式を使って揺れを計算することができて、船や車等の機械の振動や、地震等による構造物の傾きなどを研究する振動工学という学問もあります。
この振動工学によってすでに確立されている手法で計算をおこなった結果、太陽の内部には空洞が広がっているであろうということですから、信ぴょう性が高いといえるでしょう。
ナンバー1887 2020.08.30 につづくでしょう
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第3章 光とともに ナンバー1885

2020-08-22 21:01:22 | Weblog
ナンバー1885 2020.08.22  電気的宇宙論の描く太陽
クリスチャン・ビルケランド博士(1867~1917年)が、容器内部を真空にして鉄製の球体を入れて、高圧電流をかけることで、太陽を実験室で再現することに成功したことから電気的宇宙論が始まりました。
そのため、電気的宇宙論による太陽では、水素ガスの大気の下には硬い表面があると考えられています。
実際に太陽の表面が硬いことを観測したという科学者もいるといいます。
太陽表面の画像から、鉄とシリコンによって硬い表面になっているのだろうと予測する見方もあるようです。
現在主流の科学が描く太陽の中心部分では熱核融合がおこなわれていると考えているため、重い元素も中心部分でつくられていると予測されています。
ですが、最近の低温核融合の研究によれば、軽い元素から重い元素がつくられる核変換は、比較的低い温度でも起きるといわれています。
鉄やシリコンは岩石惑星をつくるうえでも重要な元素です。
太陽の表面で核変換が起きているということは、惑星がどのようにつくられたかを考えるうえでも重要な要素になります。
太陽の光球から4000キロメートル下の表面近くに、鉄やシリコンの原子が放射するスペクトルを抽出した画像をとらえた科学者もいるということです。
すると鉄やシリコンが、太陽の表面近くに存在しているのは確かなようです。
また通常観測される太陽の活動のほとんどは、厚さ200キロメートルほどの表面にすべて集中しています。
電気的宇宙論が主張している硬い表面も、現時点では推測によるものと言えます。
三浦一則氏の『プラズマと電気でよみ解く宇宙と地球の本当のしくみ』でも、太陽の直径139万キロメートルに対し、太陽の表面の1000キロメートル、厚さが200キロメートルのごく表面に現れている粒状斑で、太陽活動のほとんどがおこなわれているようだといいます。
1960年代初めに、アメリカのロバート・レイトンらが太陽の表面のプラズマの運動を調べていると、太陽が約5分の周期で上下に振動している5分振動があることが発見されました。
太陽特有の固有の振動が観測できるのであれば、その振動数を測定することができます。
そして、この固有の振動数は太陽の構造によって決まりますから、固有振動数を精密に測定できれば、太陽の内部構造も推定できることになります。
太陽の内部構造の探査は1980年代後半から急速に進み、太陽標準モデルがおおむね正しいことと、差異回転の様子などもわかるようになったといいます。
ナンバー1886 2020.08.26 につづくでしょうか
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第3章 光とともに ナンバー1884

2020-08-18 20:59:19 | Weblog
ナンバー1884 2020.08.18  太陽の自転速度について
太陽は、両極よりも赤道付近になるほど自転の回転速度が速いという現象があります。
この現象の理由について従来の説明方法では、説明することができませんでした。
電気的宇宙論の視点から、この現象について考えてみます。
まず太陽が銀河系の中心を軸に移動していますが、それは銀河の中心から星間物質の風である、銀河風が吹いているためだといいます。
太陽は銀河の中心から放出される磁場の影響を受けてローレンツ力が働きます。
すると、銀河風に対して太陽は直角に進みます。
太陽は進行方向に存在する星間物質を磁場の漏斗を広げて、銀河風を太陽内部に取り込んでいると考えられます。
太陽風から地球の周囲のバンアレン帯が地球を守っています。
これと同じような仕組みによって、太陽系全体をおおう磁気圏ヘリオスフィア(ナンバー1881)が銀河風から太陽系を守っています。
そして太陽の両極から銀河風の電流を取り入れていると考えられます。
だとすれば、太陽は巨大なファラデーモーターと見ることができます。
太陽表面に流れる電流がローレンツ力を生み出すので、極から遠くなり赤道に近くなるほど回転する力が強く働きます。
極付近にはローレンツ力の反トルク(反作用)が起きると、逆回転が起きるため、回転速度は遅くなります。
太陽の自転が電流から生じるローレンツ力であれば、赤道付近になるほど自転速度が速くなるということも、うまく説明ができます。
真空管は大きな電力を扱うと、陰極からの電子が集中する陽極が発熱して真っ赤になります。
ボーっとしたコロナ放電も見えてきます。
太陽の場合の陰極はマイナスの電荷を持った宇宙空間にあります。
大量の電子を集める太陽の表面は、まさにプレートとして機能しているのです。
超巨大なプレートとして太陽を見ると、今までとは違った姿が見えてきます。
最近のX線観測衛星による観測では、星間物質に非常に高いエネルギーを持った領域があることや、銀河間をつなぐプラズマの存在がわかってきました。
見た目には何も無いと思われていた宇宙空間は、電気的なエネルギーに満ちた空間だということが言えます。
電流による電気的エネルギーのネットワークは、銀河内部にとどまらず、銀河間にも及んでいます。
宇宙空間、恒星間、銀河間にもビルケランド電流が存在するといいます。
ファラデーモーターの説明は、こちら→ www.youtube.com/watch?v=vBOg62SrVxA 
ナンバー1885 2020.08.22 につづけようかなあ

ユーチューブのファラデーモーターの説明を見ていて、神智学の太陽の3大エネルギー(詳しくは、『輝く神智』 三浦関造 著 竜王文庫、または『神智学大要第1巻エーテル体』出帆新社)と関連性があるのではないかと感じました。もしも、電磁気力や人間の体に流れ込むエネルギー・プラーナ、クンダリーニ、(松果体・松果腺から、脳下垂体、胸腺を通って人体に流れるエネルギー)などの原因となっている宇宙3大エネルギー、物質世界を創造しているエネルギーに興味がありましたら、ちょっと、おもしろいかと思います。
専門的に独自にさっさと研究したい方は、アリス・ベイリー著の『宇宙の火』が良いかと思われます。^^
亀よりもゆっくりと、このブログの話はそちらへ進む方向でいます。^^;
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第3章 光とともに ナンバー1883

2020-08-14 20:52:52 | Weblog
ナンバー1883 2020.08.14  電気的宇宙論による太陽の移動
電気的宇宙論によると、太陽が銀河系の中心を軸に移動しているのは、銀河の中心から星間物質の風、銀河風が吹いているためだといいます。
太陽は銀河の中心から放出される磁場の影響でローレンツ力が働きます。
すると、銀河風に対して太陽は直角に進みます。
太陽は進行方向に存在する星間物質を磁場の漏斗を広げて、太陽内部に取り込みます。
星間物質は、1立方センチあたり数個の陽子と電子で、希薄ですが、エネルギーは数テラ電子ボルト(TeV)もあります。
太陽は数テラ電子ボルトの星間物質を両極から取り入れて、赤道部から数メガ電子ボルトの太陽風として放出していると考えられます。
星間物質と太陽風のエネルギーは1000倍も電位差があるといいます。
この電気エネルギーの差が太陽を輝かせているエネルギーだといいます。
このビルケランド博士の電気的太陽(ナンバー1882)は、1958年にラルフ・ユーゲンス博士に受け継がれ、ノーベル賞受賞のハンス・アンベールによるプラズマ宇宙論に発展します。
三浦一則氏の『プラズマと電気でよみ解く宇宙と地球の本当のしくみ』から、太陽の温度の謎について書いてみます。
電気的宇宙論によると太陽は、両極から取り入れている電流のエネルギーで輝いています。
彩層で対流する粒状斑は、プラズマ状態になっているガスに電流が流れることで加熱されています。
いわば、ニクロム線が発熱しているような状態です。
対流セルから太陽の外側に放電が起こり、コロナが形成されていると考えると、コロナは放電現象ですから、コロナの温度が200万度なのは不思議でなくなります。
黒点は粒状斑が一部取り除かれて、温度の低い下の光球が見えている状態です。
光球は、上の粒状斑で加熱されているだけなので、その下の温度は低い状態です。
光球の下はもっと温度が低いでしょう。
上からの加熱なので、内部の対流を考える必要はありません。
またニュートリノにしても、核融合ではなく電気をエネルギー源にする太陽であれば、ニュートリノの発生はないと思われます。
カミオカンデで観測された太陽ニュートリノには、別の発生源があることになります。
さらに、太陽は南極と北極よりも、赤道付近になるほど自転速度が速いという現象がありますが、電気的宇宙論であれば、この太陽の自転についても説明ができます。
ナンバー1884 2020.08.18 につづくことでしょう

とても熱い日が続いていますね。
炎天下の中で、マスクをしているというのは、とても耐えられない私です。
なので、最低限の外出に控えてます。
それでも暑いです。
みなさんも体調には、お気をつけて、
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第3章 光とともに ナンバー1882

2020-08-10 20:58:28 | Weblog
ナンバー1882 2020.08.10  太陽は電気で輝いている
現在主流の科学では、太陽の内部で核融合反応が起きていると、説明しています。
重力によって星間物質が大量に集まり収縮すると高温高圧が発生します。
収縮した陽子と陽子が結合するP‐P反応が起きると、重水素がつくられます。
水素原子が2つ融合して重水素原子核になります。
太陽では重水素同士の熱核融合が進んでいるといいます。
しかし、陽子と陽子が結合するP‐P反応が1回起こるには140億年もの時間がかかり、非常にまれにしか起こらないことがわかっています。
太陽にいくら膨大な数の陽子が存在していたとしても、この確率は低すぎます。
観測でもおかしな点があります。
太陽の内部で核融合反応が起きているなら、温度は数百万度~1000万度以上あるはずです。
熱は太陽の内部から周囲に伝わっていきますから、時間が経つと外側も高温になります。
太陽の表面は、粒状斑という水素ガスの対流層でおおわれていて、一つの対流は深さが200キロメートル、直径1000キロメートルあります。
粒状斑の温度は6000度です。
粒状斑がなくなって、下が見える部分が黒点ですが、温度は3000度しかありません。
ということは、内部の方が温度が低く、外側に行くと温度が高いことになります。
粒状斑の上空には水素ガスの密度の低いコロナがあり、ここは200万度の高温になることが知られています。
20世紀初頭、ノルウェーの物理学者、クリスチャン・ビルケランド博士は、1メートル四方くらいの大きなガラス張りの容器を作り内部を真空にして、鉄製の球体を置き、高圧電流をかけました。
球体表面に放電が起こり、美しいプラズマのパターン模様ができました。
ビルケランド博士は太陽を実験室で再現することに成功しました。
またビルケランド博士は、オーロラが電流で発光していることを初めて証明しました。
電気的宇宙論では、ビルケランド博士の実験で鉄の球を使って太陽を再現したこともあり、水素ガスの下には硬い表面が観測されたと主張する科学者もいます。
電気的宇宙論によると、太陽は太陽系の惑星を引き連れて、秒速200キロメートルで移動しています。
太陽自身が銀河系の周囲をラセンを描いて移動していて、太陽の周囲を公転している惑星もラセンを描くので、惑星の軌道は二重らせんになっていて、DNAと同じ二重らせんと考えます。
ナンバー1883 2020.08.14 につづくことでしょう

すごく暑い日が続いていますね。
さらに、コロナウイルスの予防で、マスクも着用していると、大変な暑さです。
みなさん、コロナ対策も大切ですが、熱中症予防も大切で、この夏は大変です。
体調に気をつけて暑さを乗り切りませうね。 (@_@;)
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第3章 光とともに ナンバー1881

2020-08-06 21:01:01 | Weblog
ナンバー1881 2020.08.06  太陽の輝きのエネルギー源
太陽系の外には水素原子、電子からなる星間物質があることが明らかになっています。
この電子は20TeVの高エネルギーを持つ集団であることが観測されています。
その密度は、1立方センチあたり、1~数個といわれています。
非常に希薄なようですが、宇宙空間の広大さを考えると、けっこうな密度といえます。
また太陽系内部の磁気分布も観測されています。
太陽からの磁場は、まるでカーテンのように渦を巻いて、太陽系内部の惑星を囲みながら、磁場の波を太陽系全体に広げています。
太陽風が形成する磁場は、主に太陽系の公転面に沿って展開されています。
太陽極域探査機ユリシーズから見た太陽風も、赤道面からその多くが出ていることがわかります。
この太陽系全体をおおう磁気圏ヘリオスフィア(Heliosphere)は、地球のバンアレン帯に似ています。
地球のバンアレン帯は、太陽風の荷電粒子から地球を守るバリアとされています。
しかし、磁極のある北極と南極では、太陽風が入り込んでオーロラがよく見られて、ビルケランド電流の入り口でもあります。
バンアレン帯は太陽風を両極から導く漏斗を形成していると考えることもできるようです。
地球の周囲のバンアレン帯と同じことを、太陽磁気圏のヘリオスフィア(Heliosphere)がおこなっているとすれば、どうでしょう。
三浦一則氏の『プラズマと電気でよみ解く宇宙と地球の本当のしくみ』には次のように書いています。
『太陽は銀河系の中心から半径の3分の2の位置にあって、秒速200㎞で移動しています。
太陽が広げる磁場の漏斗は、太陽系規模なので、半径が約180億㎞あります。
この大きさで星間物質を集めたら、その電流=エネルギーは莫大なものになると予想できます。
太陽を光らせるくらいのエネルギーが集まるでしょう。
ちょっとラフに計算してみます。
1㎤に電子が1個とすると、1㎦では、
1㎦=100㎝×100㎝×100㎝×10の3乗×10の3乗×10の3乗=10の15乗個。
 太陽圏の半径が180億㎞なので、その面積と1秒間に進む距離をかけると、
3.14×180億㎢×200㎞=3.14×(180×10の8乗)の2乗×200=2.03×10の23乗㎦ 。
つまり、太陽は1秒間に電子を2×10の38乗個取り入れることができる。
1Aは電子が6.25×10の18乗個ですから、3.2×10の19乗Aの電流が流れていることになります。
なんと300京A! 
そのエネルギーは電子の平均電圧に比例するので、仮に10MeVとすると、3×10の26乗Wの出力になります。
推測されている太陽の幅射エネルギーと近い値が出ました。』 
太陽はこの電気エネルギーで輝いている可能性があるということですね。
ヘリオスフィアについてはこちらへ↓
https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201705_post_13077/
https://www.astroarts.co.jp/news/2009/10/21enas_flux/index-j.shtml
ナンバー1882 2020.08.10 につづくでしょう
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第3章 光とともに ナンバー1880

2020-08-02 21:01:01 | Weblog
ナンバー1880 2020.08.02  太陽に関する疑問
太陽系の中で最も大きな星は、太陽です。
直径は140万キロメートルで、地球の約110倍、質量は33万倍もあるといいます。
現代科学によると、太陽の中心部分では水素による核融合によって、1500万度の高熱が発生していて、この熱が地表に達することで表面温度は6000度もあると考えられています。
太陽の中心部では太陽自身による重力が、高温高圧を発生させることで、核融合が持続して起きていると考えられています。
太陽内部の構造は、中心部分の太陽核、その周りにある放射層、対流層、光球という4つの層になっていると推測されています。
さらに外側に6000度の彩層と200万度のコロナがあります。
しかし、実際に観測できるのは、黒点が見える光球までで、誰も内部を見たことがありません。
一般的に太陽内部での核融合を説明するとき、いくつかの疑問が出てきます。
通常、熱は上に昇る性質があります。
太陽内部が1500万度と予測されるのに、表面温度は6000度しかないのは変です。
内部の熱は時間とともに外に向かって伝わって、外部に出ていくと考えれば表面温度も内部と同じ1500万度になるはずです。
外部に温度が出ないようにするためには、外部で冷却されることで、冷えたものが内部に戻る対流が必要です。
しかしそのようなメカニズムは不明です。
もし対流があれば光球にそのような様子が現れるはずですが、光球の温度は彩層よりも低い3000度です。
表面の温度が6000度しかないのに、その外側にあるコロナの温度は200万度もあるというのも疑問です。
通常は燃えている部分が最も高い温度で、火から遠ざかるほど温度も下がるのが自然な状態ですが、太陽の場合は逆に6000度から200万度に温度が300倍以上も高く観測されています。
太陽の観測は現在も続いていて、コロナは太陽の内部から発生する磁場で加熱されているのではないか?と言われています。
しかしこれも確証はありません。
また、日本のカミオカンデが観測して有名になったニュートリノについても、疑問があります。
ニュートリノは核分裂、核融合の時に発生する粒子です。
その量は、太陽の発生するエネルギーから厳密に予測できるのですが、カミオカンデで計測した太陽ニュートリノは、予測の3分の1しかありませんでした。
残りのニュートリノはどうなったのでしょうか? 
太陽に関するこれらの疑問は、かなり以前から問題になっていて、太陽核融合説とは異なる説を唱える研究者もいると三浦一則氏は『プラズマと電気でよみ解く宇宙と地球の本当のしくみ』でいいます。
ナンバー1881 2020.08.06 につづくことでしょう
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