望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

いった、た、た・・・

2012-10-10 00:42:10 | 暮らし・花・趣味

やっぱりね 

やっちまいました 


昨日(あっ、もう一昨日になってる)、

最高の晴天の中、
御岳山に連なる高水三山を、
縦走して参りました。


なーんて言っても、ハイキング程度、

・・・のつもりだったんです。

だって、ガイドブックに、
「初心者の山歩きにもおすすめ」
なんて書いてあったんだもの。

それをマジメに信じましたよ。


登山靴はおろか、
トレッキングシューズも持ってないけど、

まぁ、これならタウンユースのスニーカーでいいな。

リュックもないから、
ま、ウエストポーチにしておくか。

・・・とまぁ、そんなノリで、登山口に到着。



ところが、周りの皆さん、
この入り口でリュックを下して、
何やら作業をやり始めた。

何だろうと見ていると、

ストックを伸ばして、長さを調節し、
タオルを首に巻き、
登山靴(!)の紐を締め直し、
軍手をはめて、

おもむろにリュックを背負って出発!


 お、お、お、おいっ!
  
  そんな場所なんかいっ 


あっ、そうか!
この人たちは、違うルートに行くんだ。

もっと厳しい場所があるに違いない。

・・・と思うでしょ? ふつう。


ところがね、
いつまでたっても、一緒なんですよ。


はい、そうなんです。



 きついでしょーーーーがっ
 このウソつきぃーーーっ

それも、前日に降った雨が、
まだ乾ききってないため、

すべる、すべる。

 そりゃ、そうだ。
 タウンユースのスニーカーだもの。


でも、とにかく必死でした。

だって、こんなところで転んで、
骨でも折ってごらんなさい。

<こんな軽装で気楽に登るからだ>

<だから、中高年のにわか登山者は!>

とか、言われるに決まってる。


それだけは絶対に阻止せねば!

と、緊張して登って、降りて、また登って、降りて。
山だけは途中でパスってワケにはいきませんから。

ヒイヒイ言いながら4時間半。
一度の尻もちだけで、無事下山。

やったぁ!


・・・なーんて、
喜んでいられないのは、
自分の足の状態でわかっていました 

(明日、ヤバいかも )

と覚悟はしていたものの、

もう、もう、もう、

いーたーいーのーなーんーのー、って 

こんなひどい筋肉痛って、いつ以来だろう。



今日も朝から、歩くサロンパス状態。

それでも、普通に歩くだけでもつらいのに、

今日に限って、使う電車は、階段の多い大江戸線。

もう、カニの横歩きみたいな状態で、
よたよたと降りたり上がったり。


あ~~ん。
困るのよ~~!

明日、初顔合わせがあるんだから!

 ・・・はい・・・

詳しくは後日、ご報告いたしますが、
12月に、久しぶりに舞台に立ちます。

それの大切な、初顔合わせ、

この状態で行って参ります 

「はじめまして。実は筋肉痛で」
なんて挨拶はしたくない。

明日・・・、

もうちょっとよくなってるといいな 








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今回のテーマ
「無力感を語ってみるよん」の最終回です










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舞台の裏のウラ話・その29

2012-10-06 00:12:46 | 舞台・ウラ話

最後のタネ明かしの寸前で、

  <ピタッ>

・・・と止まって、

ケロッと違うネタを書いて、

そこからまた、シーーンと静かなまま。


いやぁ、お待たせしました
エプロン騒ぎの最終回でございます。

   *   *   *


なぜエプロンの紐が固結びに?

必死の脱出劇(?)で何とか事なきを得たものの、
本番中もずっと、なぜ?という疑問が消えず。

本番が終わって、
なにはともあれ、舞台袖に行きました。



そのときのパニックを物語るように、
グチャグチャになったエプロンを拾って、
じっくりと検証してみると・・・、


・・・納得でした。



こういうこともあるんですね~。


蝶結びにあまり縁のない男性の方だと、
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

蝶結びって、
ちょっとしたことで固結びにもなるんですね。


リボンを使って再現してみました。

この片方の紐が、何かの拍子で、


こんな感じで、


リボンの輪の中に入っちゃってたんです。


これじゃ、引っ張った途端に、
がっつり固結びになって、
簡単にはとれなくなります。



たかが蝶結び。

のはずが、本当に、
まさかということもあるんですね。


それ以来、エプロンを使うときには、
蝶結びも作りつけにして、
本当の開閉はマジックテープにしています。


ただね・・・。

こういう衣裳は自前が多いので、
終わったあとは自宅で、
普通のエプロンとして使うんですね。


面倒だから、飾りのリボンなんか取っちゃって、
残るは殺風景なマジテのみ。



私のエプロンは、みんなこれなんです。

ま、それでもいいんですけどね。


なぜか、我が家の台所が、
やたらと殺風景で、うるおいに欠けるのは、
こんなエプロンゆえ、でもあるんじゃないか、と。

いや、ま、いいんですけどね。



・・・と、とりあえず、
     ここでオシマイでございます。



さてと・・・、
次は何を書こうかな~。

だんだんネタがなくなってきたぞ~


やっぱり、面白いところから書いているので、
古いウラ話の方が面白くって、

だんだんつまらなくなってきてるな、
という意識は私にもあって・・・、

でも、もう少し、思い出してみます!



で・・・、

苦し紛れに、
昔のウラ話なんぞはいかがでございましょう 

お時間ありましたら、再放送でございます。
(って、本当に苦し紛れだなぁ

 「ズボンのゴムが」 

 「本当にイタイ話
  
 ウラ話ではないけれど、みんなが大笑いした、
 「立ちまわり」  






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私の名前がスズナリで呼ばれてます!

2012-10-03 22:18:54 | 演劇・舞台・小劇場

「ウラ話はどうした!」
「エプロンの紐の種明かしはどうした!」

と言われそう。ははは 


ウラ話の最後の最後で、ピタッと止まって、
ケロッと別のネタを書くって、どーゆーこっちゃ!

なんですけど、ははは 

今日の話なので、今日、書きたいんです。

ははは、悪しからず(とりあえず笑っておく



そして・・・、
今さらですが、私の名前は「望子」(もちこ)です。

はい、本名です。

こういう変わった名前のおかげで、
味わった悲哀は数知れず。

でも、同名で間違われる、という経験も、
当然ながらありませんし、

同名の人と出会うことも、
ましてや、
舞台でこんな名前が使われるなんて、
「絶対に」ありえない、と思っていたんですが・・・。


今日が東京の千秋楽だった、劇団鳥獣戯画さんの公演、


『ハイ、ゑびすホテルです』に、
なんと「望子」が登場しているんです!


劇団主宰で、作・演出・振付・出演の知念正文さんから、
「名前を使わせてもらっています」
というお知らせを頂いて、

なんとも半信半疑のまま、
下北沢のスズナリに観に行ったところ、

本当に、ありました 


それも、知念さんの相手役、
声優で有名な杉山佳寿子さんの役名で、

まぁ、出てくるわ、出てくるわ。

敬愛する知念さんに、
「僕は望子を愛しています!」

なんて言われたら、もう恥ずかしくて、
客席でドギマギして、舞台を直視できず。


ポピュラーな名前をお持ちの方には、
わからないかもしれませんが、

とにかく、こういう名前を持った人間には、
 <青天の霹靂>
なのでございますよ。


しかし、
変わった名前でも、言いやすければまだしも、
「望子」って、ものすごく言いにくいんです。

実際に声に出していただくとわかるんですが、
遠くに届きにくい、くぐもりやすい音なんですね。

自己紹介の時、自分の名前ですら、
活舌に気をつけて喋るくらいですから。


それなのに、なぜ??


終演後、知念さんや杉山さんにご挨拶をして、
やっと少し緊張がほぐれたところで、
この、一番の疑問を知念さんに伺いました。



これから横浜公演もあるので、
ネタばれは避けますが、

要するに、昔の名字を持つ登場人物が多く、
その名字に合う名前ということで、
思い出して下さったのだとか。



あ~、そうだったんだ。

お世話になったのは、もうかなり前なのに、
私の名前を思い出して下さったんだ~。

うれしいな~。



帰り道、そんなことを思いながら歩いていると、
なぜか猛烈に嬉しくなってきました。

そんな気分で、
ちょうど傘も持ってて、
今、観てきたのがミュージカルで、

となれば、
『雨に歌えば』のあのシーン!!



・・・ととと、

いや、ご心配なく。
あぶないところでしたが、
スズナリの前の道で、踊り出すのは抑えました



なんだか自分の名前の話ばかりになりましたが、

作品もとっても面白くて、
戯画さんらしい遊び心がいっぱいで、
芸達者な皆さんがそろっていて、

観客を幸せな気持ちにさせてくれるミュージカルです。


・・・それにしても、

知念さんの振付は、相変わらず、
速い上に、予測を裏切る展開が多くて、
踊る人は大変だろうなぁ。

観てる方は、それがまた楽しいんだけど。




東京公演は今日で終わりですが、

6日(土)~8日(月・祝)の3連休には、
横浜の相鉄本多劇場で公演があります。

横浜のお近くの方、ぜひぜひご来場くださいませ!
(完全に身内の気分~









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舞台の裏のウラ話・その28

2012-10-01 21:25:42 | 舞台・ウラ話

いつものように、ソデにハケて、
エプロンを取ろうと、
紐を引っ張ったら・・・、

取れない!!

手で後ろの結び目を触ってみると、



なんと、こんがらがった紐が、
ぎっちり固くまとまっちゃってる!



おおおおおおお



もう出番だーーーーっ!


もちろん、エプロンをしたままで登場しても、
別に問題はないシーンでした。


ただ、そのエプロンが・・・、


紐は中途半端に垂れ下がり、
うしろは固結びになっている、

という、なんともキタナイ姿で。


その上、あわてて、
あっちこっち引っ張ったもんだから、
いよいよ形が崩れて、

このまま出て行ったら、
「このお母さん、何かがあったな」
という、まるっきり違うお話になってしまう。



ああああ、もうダメだっ。

かくなる上は、
無理やり脱ぐっきゃないっ!


布をべりべり言わせながら、片方の肩を抜き、
そこから無理やり腕を通して、
イリュージョン並みの大脱出!(大げさだって!)


体の痛みもなんのその。
むりやり「脱皮」して舞台に飛び出し、
何とか無事に切り抜けました。


でも、本番中もずっと頭に引っかかっていたのは、

<なぜ、あんなことに??>

という疑問でした。


    (つづく)




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今回のテーマ
 「ミスを許さない心の、裏側に潜むモノ」の最終回です。










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