トシのせいなんでしょうかねぇ。
最近、涙もろくなった気がします。
すぐ感動しちゃってウルウルうるうる
稽古場でも、けっこうキちゃってます。
いや。よく考えると、別に感動する話じゃないのかもしれないのですが、
今、歌とダンスの稽古をやってて、
「あ~~、よくここまで来たよな~~」って。
最初に書いたように、この座組み、アンサンブルのボーイズを除けば、平均年齢44才(?)。
22才の男の子が入っているにもかかわらず、この年齢ってことは・・・ま、ま、この辺でやめときますが。
もちろん、プロ並みのシンガーもいます。
プロ並みのダンサーもいます。約1名づつ
でも、プロのダンサーや歌手役をやる中で、
初めて踊る人 初めて歌う人。
マジで、います。
いや、いました → 過去形。ここが大事
たとえば、メインの1人。Iさんは、伝説のジャズシンガー役
でも、彼は演歌しか歌ったことがなかったんです。
初対面のとき、主宰のりょーこさんが聞いたそうです(もちろんオファーを狙って)。
「歌お上手なんですか?」
「あ、俺、歌けっこう巧いですよ」
前者の「歌」はジャズ、後者の「歌」は演歌・・・だったとは、ずっとあとからわかったのだそう
今だから言えるけど、最初に彼の歌を聴いたときは、どーしよう、と思いました
リズムは演歌だし、音も外れてるし。
この公演、台本を書き換えなきゃならないかも、って、本気で思いました。
隣のりょーこさんをそっと覗き見ると、う、彼女も顔がこわばってる。
かなりハードで、レベルの高いダンスもあるのに、これもほとんど動けない。
や、やばい、ヤバすぎる・・・
それが5月の初めでした。
そして、6月、7月、8月、9月。
他の公演や稽古や仕事の合間をぬって、彼は毎週のように稽古場に来てくれました。
そして、汗だくになって歌って、踊って・・・。
私、これだけのキャリアのあるベテランの役者さんが、見栄もプライドもかなぐり捨てて、ここまで頑張ってる姿を見たのって、初めてでした。
痛々しいほどでした。
だって、器用に踊りこなす若い子達の前で、ブザマな姿(失礼!)をさらさなきゃいけないんですから。
これだけの役者さんが、やりませんよ。普通。
でも彼は、それをやり続けたんです
いや、それどころか。
他の公演の稽古場で踊りまくって「Iさん、煮詰まっておかしくなった!」と心配されたこともあったとか。
この前、Iさんの歌のバックで踊りながら、またしてもうるうるしてしまいました。
すごいよ Iさん
ここまで、いい歌を歌えるようになったんだ。うるっ
ダンスだって、こんな大変な振りをちゃんと踊ってるじゃないの うるっ
Iさんだけじゃありません。
みんなの歌の先生、りょ―こさんは、実はダンスが大の苦手。ぶんぶん汗を飛び散らして、「ひぃぃぃ~」とか「きゃぁぁ~」とか叫びながらやってきました。
でも、気がつくと、ちゃんとクルックルッとターンしています。うるっ
私もほんのわずかのソロなんですが、気がつくと歌ってます。道を歩いてても歌ってました(おいっ)
うまくなったかどうかはわからないけど、自分にもうるっ
いやもう、みんな、み―んな、なんです。うるっ
それぞれ、他の公演の稽古や本番や仕事を抱えながら、毎週毎週、ずっと踊って、歌って。うるっ
こういうの、TVのドキュメンタリー番組にありますよね。
全然できなかった人たちが、いろんな問題を乗り越えながら、周りの応援と自分の頑張りで、今はこんなに・・・、っていう感動モノ。
あんまりああいうの好きじゃなかったんですけど、今見たら勢いで泣いちゃうかも。
もちろん、こちらもビデオを撮っています。後で編集してメイキングビデオ~、なーんて考えているので。
しかーーーーしっ!
そう言いつつ、現実はわかってるんです。
まだまだ先は果てしなく遠い、ってこと。
なのにー、なぜー、歯を食いしーばーりー(古っ)
その事実を突きつけられて、最近、ちょっと落ち込み気味の人がいたりします。
いいトシをしたオジサンオバサンが、汗だくになりながら、ため息をついている図って、それはそれで可愛いんですよね。
その懸命さ、ひたむきさに、またしてもウルウルしてしまう私なのでした。
(って、自分のことはどうなんだっ)
最近、涙もろくなった気がします。
すぐ感動しちゃってウルウルうるうる
稽古場でも、けっこうキちゃってます。
いや。よく考えると、別に感動する話じゃないのかもしれないのですが、
今、歌とダンスの稽古をやってて、
「あ~~、よくここまで来たよな~~」って。
最初に書いたように、この座組み、アンサンブルのボーイズを除けば、平均年齢44才(?)。
22才の男の子が入っているにもかかわらず、この年齢ってことは・・・ま、ま、この辺でやめときますが。
もちろん、プロ並みのシンガーもいます。
プロ並みのダンサーもいます。約1名づつ
でも、プロのダンサーや歌手役をやる中で、
初めて踊る人 初めて歌う人。
マジで、います。
いや、いました → 過去形。ここが大事
たとえば、メインの1人。Iさんは、伝説のジャズシンガー役
でも、彼は演歌しか歌ったことがなかったんです。
初対面のとき、主宰のりょーこさんが聞いたそうです(もちろんオファーを狙って)。
「歌お上手なんですか?」
「あ、俺、歌けっこう巧いですよ」
前者の「歌」はジャズ、後者の「歌」は演歌・・・だったとは、ずっとあとからわかったのだそう
今だから言えるけど、最初に彼の歌を聴いたときは、どーしよう、と思いました
リズムは演歌だし、音も外れてるし。
この公演、台本を書き換えなきゃならないかも、って、本気で思いました。
隣のりょーこさんをそっと覗き見ると、う、彼女も顔がこわばってる。
かなりハードで、レベルの高いダンスもあるのに、これもほとんど動けない。
や、やばい、ヤバすぎる・・・
それが5月の初めでした。
そして、6月、7月、8月、9月。
他の公演や稽古や仕事の合間をぬって、彼は毎週のように稽古場に来てくれました。
そして、汗だくになって歌って、踊って・・・。
私、これだけのキャリアのあるベテランの役者さんが、見栄もプライドもかなぐり捨てて、ここまで頑張ってる姿を見たのって、初めてでした。
痛々しいほどでした。
だって、器用に踊りこなす若い子達の前で、ブザマな姿(失礼!)をさらさなきゃいけないんですから。
これだけの役者さんが、やりませんよ。普通。
でも彼は、それをやり続けたんです
いや、それどころか。
他の公演の稽古場で踊りまくって「Iさん、煮詰まっておかしくなった!」と心配されたこともあったとか。
この前、Iさんの歌のバックで踊りながら、またしてもうるうるしてしまいました。
すごいよ Iさん
ここまで、いい歌を歌えるようになったんだ。うるっ
ダンスだって、こんな大変な振りをちゃんと踊ってるじゃないの うるっ
Iさんだけじゃありません。
みんなの歌の先生、りょ―こさんは、実はダンスが大の苦手。ぶんぶん汗を飛び散らして、「ひぃぃぃ~」とか「きゃぁぁ~」とか叫びながらやってきました。
でも、気がつくと、ちゃんとクルックルッとターンしています。うるっ
私もほんのわずかのソロなんですが、気がつくと歌ってます。道を歩いてても歌ってました(おいっ)
うまくなったかどうかはわからないけど、自分にもうるっ
いやもう、みんな、み―んな、なんです。うるっ
それぞれ、他の公演の稽古や本番や仕事を抱えながら、毎週毎週、ずっと踊って、歌って。うるっ
こういうの、TVのドキュメンタリー番組にありますよね。
全然できなかった人たちが、いろんな問題を乗り越えながら、周りの応援と自分の頑張りで、今はこんなに・・・、っていう感動モノ。
あんまりああいうの好きじゃなかったんですけど、今見たら勢いで泣いちゃうかも。
もちろん、こちらもビデオを撮っています。後で編集してメイキングビデオ~、なーんて考えているので。
しかーーーーしっ!
そう言いつつ、現実はわかってるんです。
まだまだ先は果てしなく遠い、ってこと。
なのにー、なぜー、歯を食いしーばーりー(古っ)
その事実を突きつけられて、最近、ちょっと落ち込み気味の人がいたりします。
いいトシをしたオジサンオバサンが、汗だくになりながら、ため息をついている図って、それはそれで可愛いんですよね。
その懸命さ、ひたむきさに、またしてもウルウルしてしまう私なのでした。
(って、自分のことはどうなんだっ)