望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ話・ホンモノはすごい(その1)

2015-02-06 22:46:45 | 舞台・ウラ話

今回見て下さったお客様が、
まずおっしゃったのが、

「セットがリアルですね~」

そうでしょう、そうでしょう。

もしこれを嘘くさいと言うヤツがいたら、
ちょっとここまで来てほしい。

だって、

本物の施設を丸ごと!
持って来ちゃったんだから。



はい、

これがホンモノ、第一弾!

今回の公演、
こちらの皆さまのご協力なしには、
できませんでした。


名木の里という、
千葉にある特別養護老人ホーム(特養)です。



今回のセット


なんと、机や椅子に至るまでお借りしました。



掲示物や写真も。
 

ポスターも。


飾りも入所者の皆さんが作ったものです。


それも、こちらに使っているのは、ごく一部。

これの軽く倍の量を、ドサーっと、
小道具係が、その管理に忙殺されるほど(笑)
貸して下さったんです。


その上、スタッフ役の役者が持つ書類も、
打ち直してごっそり渡してくださいました。

本物の書類を、コピーするだけでいいものを、

もし書類が落ちて、お客様の目に止まった時、
ホームの名前が違っていては困るから、
って、もう細やかすぎ(笑)

それを、ハードな介護の仕事の合間に、
やってくださったんです。


こういうのって、見た目だけではなく、

私たちも、ホンモノに触れることで、
自分の中に出てくるものが違うんですね。




ということで、
まだまだホンモノの話が続きます。
(引っ張れないのが悔しい!)





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