ウラ話の前に、フツーの写真

　
昨日、「姫宴」出演者の精算会がありました。

別にこの関係を清算する、ワケじゃなく、

チケット関係のいろいろな精算をしたり、
衣裳の貸し借りをしていたものを、
きれいにして返却したり、

そういった雑務を口実に、
みんなで集まって飲もうぜ・・・って会、かな？（笑）



千秋楽から６日。

みんなそれぞれ自分の生活に戻って、
すでに違う稽古場に通っている人もいて、
あの怒涛の日々は夢だったのか、と、
ふと遠い目になってしまった私でありました。


しかし、このメンバーで、芝居以外の雑談をしたのは、
今回が初めてじゃないのかなぁ。

それほど、芝居から離れられない日々だったんです。


だから・・・、やっと、やっと、写真、撮りましたよ！




実を言うと、こういう集合写真とか記念写真って好きじゃないんです。

みんながカメラの方を向いてるのって、
臨場感がなくて、つまらないじゃないですか。

やっぱり必死に稽古しているところとか、
働いている様子とか、
話し合っている場面とか、
疲れて寝ちゃっている姿とか、

ま、要するに、

隠し撮りじゃなきゃつまらない（みなさん、スミマセン！！）


でも、今回、ほとんど撮れませんでした。

撮れるチャンスはなくはなかった、んですが、

本番前にパシャパシャ撮ってて、


もしも、本番大コケしたら・・・


それを思ったら、怖くて、とても撮れませんでした。

たとえ、それが原因じゃなくても、
これは、やっちゃぁマズイだろう、って空気で。

いや、もう、とにかく、まったく余裕のない状態で、
毎日、開場寸前まで稽古してたので。


で、やっと晴れて、写真撮ったぞーーーって気分で、

・・・なぜかピンボケ（おいっ！）



そして、今日は、
最後に助っ人として参加してくれた鎌田トクハル君の誕生日！

・・・の前日（笑）

でも、せっかくだからと、サプライズでケーキが！

大喜びの鎌田君と、


なにかと茶化したり、ジャマしたりしながら、


カメラを構えるメンバーたち。



そうなんです。

ここの現場は本当に厳しい。

みんなピリピリしてるし、
よく怒鳴られるし、
それこそ写真を撮ることすらはばかられるほど、
稽古のみの現場なんです。

なのに・・・、

しんどいけれど、イヤじゃない。

不思議なんですが、
なんというのか、
根っこに温かさがあるんですね。

絶対に揺るがないほどの温かさが。

こんな普通の飲み会でも、なんとなくそれを感じるんです。


当たり前ですよね。
そうじゃなきゃ、温かい作品は作れません。


だから、

またいつか、この中に入って、
恐いよぉ、緊張するよぉ、シンドイよぉ、
もうヤだよぉ、と言いながら頑張ってみたい。

そう思っています。


・・・なーんて、
これでオシマイ、みたいな終わり方になっちゃったけど、

いやいや、これからもうちょっと、ウラ話でも書いていきますよ。

あんまり爆笑ネタがなくて残念なんですが、
適当にお楽しみに（笑）







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