ホワイトボードの横にあるボード。
今回は人数も少ないし、
必要ないので使いませんでしたが、
大きい公演では、
よくこういう到着板が使われます。
自分の名前の札をひっくり返す、あれです。
ところが、
字を読んでみると・・・、
「着到板」
はい、これが昨日の答えで、
こんな言葉、辞書にもありません。
というのも、
これ、業界用語なんです。
芸能の世界って、
ちょっと特殊な業界用語が多いんですね。
テレビの世界、歌の世界、映画の世界、
そして私たちの舞台の世界と、
細かく分け始めたらキリがないほど、
その世界でしかわからない言葉があります。
そんな中でも、一番ポピュラーなのが、
夜でも挨拶は必ず、
「おはようございます」
これは、伝統芸能をはじめ、
すべての芸事の世界で使われるようです。
そして、もうひとつ。
言葉を逆にする、というのがあります。
これは圧倒的に、いわゆる芸能界に多いんですが、
舞台の世界でも少しはあって、
そのひとつが、「着到」。
つまり「到着」ですね。
ただ驚いたのが、
れっきとした区立の劇場で、
こんな業界用語が使われている、ってことで。
公立でも、この世界だから、
ってことなんでしょうね。
ん? もしかして?
こういうボードって、
みんな「着到板」なの??
・・・まさかねぇ。
と・・・、今日は
「着到板」だけで終わってしまった
<つづく>
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