ということで、
いよいよ本物の舞台裏へ。
例の茶箪笥の横を通って、下手の廊下をまっすぐに行くと、
こんなところに突き当たります。
前にある2段の階段を降りると舞台裏です。
暗転の暗い中でも踏み外さないように、
白いテープと蓄光が貼ってありますが、
これでも明るい舞台から入ると、見えにくくてかなり怖いんです(超トリ目)
そして階段を降りたところが、こんな感じ。
舞台裏としてはかなり広々しています。
暗いのでちょっと見えにくいのですが、
右側のテーブルの上に小道具が並んでいます。
今回小道具も少なかったから、
この程度で済んだんですよね。
普通はこれの何倍も小道具があります。
で、小道具机がつけてある、
ベニヤ板みたいなところが舞台正面の壁。
裏と表じゃエライ違い!
これは、どんな大劇場でも同じようなモンです
そして私、道子が奥へ入るところがこの場所。
客席からの感覚でわかるでしょうか?
この場所っていわゆる「飼い殺し」と呼ばれるところで、
どこにも行けないんです。
つまり、舞台しか行き場がない。
間違えてここに入っちゃったら、もう終わります
そして私は舞台に出ていない時は、ほとんどここ!
この狭いところで、じーーっと立って出番を待っていました。
何かを取りに行きたくても、どこにも行けないので、
喉ケアのものは、こちらにも忘れずにセット!
ちょっと見えにくいのですが、
いつもの温かいほうじ茶と、のどあめドリンクです。
上のほうにある白い袋には龍角散ダイレクトを入れていました。
普通の舞台裏にもセットするため、
私の鏡前は、ドリンクだらけ(笑)
これを抱えて、開場前にあちこちに置いていきました。
でも何といっても、一番ありがたかったのは、
舞台で出してもらえる温かいお茶!
あれに勝るものはありませんでした。
由紀、ありがとう
<つづく>