望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「カミサマ」ウラ話&ウラ写真③とりあえず舞台裏から

2023-03-27 14:05:46 | 舞台・ウラ話



昨日「次から舞台裏を」と書きつつ、

 まずは、舞台表のご案内からまいります

舞台上から見たセットでございま~す。



とにかく物が少ないんですよね。

ソファーセットと茶箪笥と神棚だけ。

神棚だって究極にシンプル。

 

ただし、この茶箪笥の中にはいろいろ入っていました。

ハーブティーはちゃんとカモミール茶を淹れてましたから。

あ、もちろん、そんな必要はないんです。

普通のティーバッグでもわかりません。

でもそこは、劇団さんのこだわりなんでしょうね。

そういえば、
初演の時は「掛川の深蒸し茶」まで淹れましたから。


そのおかげで、さんざん苦労した人 ↓↓↓

 

とにかく全部合わせて、初演の時は25杯出してた、
と数えた記録がありましたが、

今回も大体そのぐらいだと思います。


だから、中はお湯のみでいっぱい。

茶たくをぶちまけたら、とか、お湯のみをひっくり返したら、とか、

由紀は最後の最後まで、
その恐怖との戦いでもあったと思います。

私も、お茶をひっくり返した場合のシミュレーションを、
何パターンも考えていました。
(使うことがなくてほんっとによかった

 

右側に洗い桶みたいなものがあるのは、
使い終わったお湯のみをポンポン入れておくもの。

このあたりは暗転中に、
久米田先生や雅春君が中心になって、
こっそり片付けてくれていました。

 

お供えも毎回なくなってましたよね。

お客様に出したお湯のみも、

明るい時に由紀が片付ける以外は、暗転で消えていたはず。

 

これも主にシングルキャストの2人がやってくれていました。

そうなんです。

小劇場は人手が少ないから、
裏へ回れば全員「裏方」。

特に若手の男子は、
舞台作り(タタキ)に始まって、最後の撤収(バラシ)まで、
公演中もずっと、裏方仕事が続きます。


これは小屋入り初日。

お休みをいただいている女子たちに、

「頑張ってるよー」と

進捗状況の報告とともに送ってくれた写真。

あれれ、若手とは言い難い?如月せいいちろーさんまでいる!

こういうセットも、
プロのスタッフさんと、お手伝いのキャストとの
共同作業で立ち上がっていくのです。


みんな、ありがとう!!

 

 

そして、裏から見た茶箪笥、


  ・・・って、こんな写真いるか?


     って思うでしょ?


それがね、ここには深い意味があるんです。

 

  <つづく>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参加中。よかったらクリックを!

人気ブログランキングへ