望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話<恐怖の崩壊事件・その2> 

2020-05-26 17:23:20 | 舞台・ウラ話

「見よ飛行機の高く飛べるを」という作品に、
私、2回出ておりまして、
その2回目が2年前だったのですが、

まずは簡単に、このシーンの説明をさせて頂きます。

     *

明治末期の女子師範学校で、
ある事件をきっかけに、
女学生たちが、ストライキを決行する。

そして、いろいろあって(雑だ・・・



この写真のシーンは、

結果的に彼女たちを裏切る形で、
ストライキをやめさせた安達先生(赤いハチマキ)が、

2人だけ談話室に残って、
ストライキを続けている延ぶと初江(主役2人)に、

ドン、とドアを叩きながら、
「ごめんなさい」と謝って、泣き崩れるシーン。

切なくて、つらくて・・・
でも、大好きなシーンです。



といっても、
ドアに続いて壁があるワケではなく、

「あるつもり」の、芝居の「お約束」で、
みんな、こんな感じで、ドア越しに喋ります。



ちなみに、主役たちの髪がグダグダなのは、
これがヘアメイクさんのいなかった、
ゲネの時の画像だからでゴザイマス

     *

そしてその日の本番も、
新田えみちゃん扮する安達先生が、

万感の思いを込めて、

ドアをドン!

「ごめんなさい!」


  ・・・と、

   ・・・と、

    ・・・と、


閉まっていたドアが、

   ふわっ

と開いたかと思うと、


数センチ開いたところで、

  ふーわふーわ



うぉぉぉぉ


    (つづく)




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