望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

そろそろウラ話・・・かな~(^-^;

2020-01-13 22:56:00 | 舞台・ウラ話
気がついたら、もう本番から1ヶ月経ってる~

ウラ話のネタはいくらでも出てくるんですけど、
さて、
何の話をどこから書こうか、まだ迷っています。

これはどの公演でもそうなんですが、
写真1枚でも、
「あーー、そうそう、この時はねぇ」
って話ができちゃうもので。


たとえば、
顔合わせのときの、まっさらな台本とチラシ。


知り合いが多くても、
顔合わせの緊張感っていうのは、特別なんですよね。

たぶん、全員が緊張してるから、
その相乗効果で、すんごい雰囲気になるんだろうと。


みょーに高いテンションで喋ったり、って、
もう完全に、緊張の裏返し(笑)


その次の、読み合わせ稽古。
このときも、まだまだみんな「借りてきたネコ」状態。


だって「下手くそと思われたくない」という見栄がある!
そりゃぁ緊張します。

自分一人で読んでいるのと、それぞれの役者が読むのと、
ここまで違うか、というくらい違うことも、
緊張のひとつなんでしょうね。

それが稽古もラスト近くなると、
見栄なんてすっかり消える上に、
その役はその人でしか考えられなくなって、

代役で読んでも、
本人そっくりになっちゃったりするんだから、
不思議なものです。


  ふぅぅぅぅ。懐かしいなぁ。



私ね、今回に限らず、
稽古場にいるとき、よく思うんです。


   うわぁ~、私、今、稽古場にいるんだ~。

   私、芝居の稽古してるんだ~。

   私、こんな中にいられるんだ!

     ・・・って。


今でも稽古場にいることが、
ものすごく特別なことのような気がするんです。

だから、稽古場の床とか机とか、
撫でてみたりもしちゃいます。
ホントに私、ここにいるんだなって実感するために。


たぶん、これまでの人生の中で、
何度も芝居を諦めた思い出が残ってるんでしょうね。

若い頃は、親の反対で泣く泣く諦めたし、
やっとできるようになったと思ったら、
今度は自分が結婚を選んじゃって、
子供ができて、完全にやめて・・・。


あ~あ、結局ダメだったなぁ・・・と思いながら、
違う世界で仕事をして15年。

でもやっぱり諦めきれなくて、
下の子が中学生になったときに、
もう一度、養成所に入り直して、

それから延々と続けて、今に至るわけなのですが、


まだ覚えてるんです。

養成所の稽古場に入ったとき、

あー、私、稽古場にいるんだ!
またここに来れたんだ!

って、言葉にできないほど、嬉しかったことを。

だから、今でも、稽古場にいる自分というのが、
すごく特別な時間をもらっている気がするんでしょうね。

その昔、こんな話も書いてます→「ふたつのお守り」



   ・・・って、

       ・・・ん?


    なんか、柄にもなく、語ってしまった?

      私どうした???

    たかがちょっと離れただけで寂しがってる??

      それに長っ!!

  すみませーーん

あの、これからは、またいつものネタに戻りますので

はい、もうウラ話に入ります。
  ・・・少しずつ・・・ね





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