望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

4月・・・なっちゃいましたね(^_^;)

2014-04-02 01:02:22 | 演劇・舞台・小劇場

始まりの春、ですね~。

こ、こっちは、アセリの春、かな?



台本は・・・

まだ、完成はしていません。
でも、あとちょっと!
というところまで来ました。

ばんざ-い



今回、私は、とにかく動きません(笑)

大声を張り上げることもありません。

汗をかかない稽古って、いつ以来だろう。


といっても、他の人たちは、
けっこうドッタンバッタンやっています。


特に、激しい動きのあるシーンは、
ひとつ間違えるとケガにつながるので、

何度も何度も、徹底的に当たります。


・・・で、
外から見ている身としては、
このあたりが、
一番のシャッターチャンスなんですね。


向こうのAチームも、思うことは同じのようで、
このシーンに出ない人のブログに、
同じ写真を発見(笑)

せっかくなので、
わがBチームの写真と、
2チームの同じシーンを並べてみました。


Aチーム


Bチーム


Bがボケてるのは、
私が撮ったから、です。
え~え。それがなにか?


それより、写真をご覧下さい。

ついている動きは同じです。

が・・・違うんですよね。


違う人がやると、
その人の役作りが出るから、
同じことをやっても、同じにならないんです。

たとえば、
「そこで前に出て」という指示が出たとする。

1人は1歩前に出る。
もう1人は3歩出る。

これだけで、変わってきます。


もちろん、これを「何歩前に」と決めて、
寸分たがわぬように、固めることも、
できなくはない。

でも、この揺らぎが、面白さだったりするんですね。


人と人がぶつかったとき、
決めごとではない、何かが生まれる。

その「遊び」の部分を残しておかないと、
形だけになってしまう。


ダブルキャストの面白さって、
こういう所だと思います。

稽古を積めば積むほど、
同じ台詞を喋ってるのに、

びっくりするほど、
違う芝居になっていきますから。



なーんて、高みの見物してるほど、
こっちに余裕があるわけでもなく、


 動かないが故の、

   言葉だけで伝える難しさ、


を、毎日、痛感しつつ、稽古しています。



< 負けない筈の祖国の敗戦、それでもあの頃の日本には >
< 瓦礫の中でも逞しく生きて行く、凜とした人々の姿があった >



こんな世界だもの。

よっぽど、きっちりと作り上げなきゃね。






         

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