始まりの春、ですね~。
こ、こっちは、アセリの春、かな?
台本は・・・
まだ、完成はしていません。
でも、あとちょっと!
というところまで来ました。
ばんざ-い
今回、私は、とにかく動きません(笑)
大声を張り上げることもありません。
汗をかかない稽古って、いつ以来だろう。
といっても、他の人たちは、
けっこうドッタンバッタンやっています。
特に、激しい動きのあるシーンは、
ひとつ間違えるとケガにつながるので、
何度も何度も、徹底的に当たります。
・・・で、
外から見ている身としては、
このあたりが、
一番のシャッターチャンスなんですね。
向こうのAチームも、思うことは同じのようで、
このシーンに出ない人のブログに、
同じ写真を発見(笑)
せっかくなので、
わがBチームの写真と、
2チームの同じシーンを並べてみました。
Aチーム
Bチーム
Bがボケてるのは、
私が撮ったから、です。
え~え。それがなにか?
それより、写真をご覧下さい。
ついている動きは同じです。
が・・・違うんですよね。
違う人がやると、
その人の役作りが出るから、
同じことをやっても、同じにならないんです。
たとえば、
「そこで前に出て」という指示が出たとする。
1人は1歩前に出る。
もう1人は3歩出る。
これだけで、変わってきます。
もちろん、これを「何歩前に」と決めて、
寸分たがわぬように、固めることも、
できなくはない。
でも、この揺らぎが、面白さだったりするんですね。
人と人がぶつかったとき、
決めごとではない、何かが生まれる。
その「遊び」の部分を残しておかないと、
形だけになってしまう。
ダブルキャストの面白さって、
こういう所だと思います。
稽古を積めば積むほど、
同じ台詞を喋ってるのに、
びっくりするほど、
違う芝居になっていきますから。
なーんて、高みの見物してるほど、
こっちに余裕があるわけでもなく、
動かないが故の、
言葉だけで伝える難しさ、
を、毎日、痛感しつつ、稽古しています。
< 負けない筈の祖国の敗戦、それでもあの頃の日本には >
< 瓦礫の中でも逞しく生きて行く、凜とした人々の姿があった >
こんな世界だもの。
よっぽど、きっちりと作り上げなきゃね。
東京ストーリテラー・4月公演
「凛として」
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