望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

貧血ゼリフ ((+_+))

2013-07-14 12:02:16 | 演劇・舞台・小劇場

今回の役、それほど出番が多いワケじゃありません。

特別、台詞量が多いワケでもありません。


なのに、ひとしきり喋り終えると、


  クラッ


一瞬、世界が真っ白になったりします。


ま、もともと血圧が低いので、
ちょくちょくクラッとくるんですが、

こんなに「くる」台詞は初めてです。


ハイテンションな役は、結構よくやるし、
比較的、得意なんですが、

なぜ、今回だけ、こんなに「くる」のか。


テンションの高さ、台詞量の多さを考えると、
圧倒的に、
シェイクスピアの喜劇の方がシンドイはずなのに、

「くる」んですよ、今回だけ、クラッと。



もしかして、楽しみすぎ?

 調子に乗りすぎ?


・・・うん、あり得る



私の役は、長い間アメリカに暮らして、
30年ぶりに日本に戻ってきた叔母さん。


ええとですねぇ、

古き良き時代の、アメリカの田舎のオバちゃん、って、

想像つきます?・・・そういうタイプです。


あ、日本でも、
下町の騒がしいオバちゃんっていますよね。

あんなタイプでもあります。



騒がしくて、それなりに厚かましくて 

あまり人の話を聞いてなくて 

自分の思い込みで、どんどん突き進む 


こういう人、近くにいたら、かなりシンドイよな、
と思ってしまうタイプ(笑)


でも、お人好しなんですよね。

裏表もないし、泣いたり笑ったり忙しいけど、
自分の中では、それがヘンだとは全く思っていない。


愛すべき人物です。

大好きです。


だから、力の限り演じたい・・・って、



   そこかっ?!


愛情ゆえの貧血ゼリフなのか?



うーーむ。

でも、たとえ、そうだとしても、

やっぱり「クラッ」は避けたいし、

その後の、息の荒さも、できれば抑えたい。



どうするかなぁ・・・。




それにしても、

 なんか、ゼイゼイ言いながら喋る役が続くなぁ





         

東京ストーリーテラー8月公演「ラストシャフル」
詳細はこちら

         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参加中。よかったらクリックを!

人気ブログランキングへ