<一度書いた話です。知ってる方はゴメンナサイ!>
1年後にひかえた公演のキャストが、
ほぼ決定したものの、
実はまだ、
ひとつだけ、空席がありました。
私の息子役になる、さわやかな若手が、
どうしても見つからなかったんです。
さすがに若手には、
ある程度きちんと踊ってもらいたいので、
まるっきり踊れないのでは困るし、音痴も困る。
となると、またハードルが上がってしまって・・・。
さて、どうしたものか・・・。
という宿題を抱えたまま、
私は「将門」の稽古に入りました。
すると!
その出演者の中に1人、
よさそうな男の子がいるではありませんか!
(うーーむ・・・)
オイシイ役をさわやかに演じる彼を、
じっとり見つめるオバサン1人(こわい、って!)
といっても、直感だけで声をかけるわけにはいきません。
とにかく踊ってもらわなきゃならないんですから。
さて・・・、どうだろう。
あの子、踊れるだろうか。
さわやかだし、華もあるんだけどなぁ・・・。
しかし、やっているのは時代劇。
殺陣は見られても、
ダンスを見るチャンスはありません
さて、どうしたものか・・・。
と、そんなある日、
彼が着ているパーカーの背中の文字を見て、
一気に悩みが吹き飛んだのです
「奉天高校ダンス部」
おおっ
高校のダンス部なら、
まぁ、レベルは大して高くないだろうが、とにかく踊れる。
よっしゃ~
そこで稽古の休憩時間、
にっこり笑いながら、
ずりずりと彼にすり寄っていったのです。
うふ(いよいよ、こわい )
(つづく)
1年後にひかえた公演のキャストが、
ほぼ決定したものの、
実はまだ、
ひとつだけ、空席がありました。
私の息子役になる、さわやかな若手が、
どうしても見つからなかったんです。
さすがに若手には、
ある程度きちんと踊ってもらいたいので、
まるっきり踊れないのでは困るし、音痴も困る。
となると、またハードルが上がってしまって・・・。
さて、どうしたものか・・・。
という宿題を抱えたまま、
私は「将門」の稽古に入りました。
すると!
その出演者の中に1人、
よさそうな男の子がいるではありませんか!
(うーーむ・・・)
オイシイ役をさわやかに演じる彼を、
じっとり見つめるオバサン1人(こわい、って!)
といっても、直感だけで声をかけるわけにはいきません。
とにかく踊ってもらわなきゃならないんですから。
さて・・・、どうだろう。
あの子、踊れるだろうか。
さわやかだし、華もあるんだけどなぁ・・・。
しかし、やっているのは時代劇。
殺陣は見られても、
ダンスを見るチャンスはありません
さて、どうしたものか・・・。
と、そんなある日、
彼が着ているパーカーの背中の文字を見て、
一気に悩みが吹き飛んだのです
「奉天高校ダンス部」
おおっ
高校のダンス部なら、
まぁ、レベルは大して高くないだろうが、とにかく踊れる。
よっしゃ~
そこで稽古の休憩時間、
にっこり笑いながら、
ずりずりと彼にすり寄っていったのです。
うふ(いよいよ、こわい )
(つづく)