羊飼いな日々

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のんびり気ままに行きましょう~

真の癒しを求め・・・

2010-09-20 23:21:51 | 身体と心・自然治癒と免疫力アップ

何週間か前、急に膀胱炎(尿道炎かな・・)が、ぶり返しました。

その日の朝、何やら非常に腹が立ち、ここしばらくなかったくらいの怒りに、子羊たちを叱り飛ばしても治まらず、通勤の車の中でもそれを思い出しては、かなり腹を立てておりました。

仕事をし、よくよく考えたらその後一日、トイレにいく暇もなく、またあまり行きたくもなく過ごし、退社のころに排尿を我慢しつつ家について、いきなり発症です。

排尿と同時にかなり強い痛みが。これはもしやホメオパシーでいうところの完全な再発か・・・

とも思いました。ちがいましたけども。

すぐにホメオパシーセンターに連絡し、質問しましたが、慢性症状に対して処方されているスタッフィサグリアの低ポテンシー30Cを繰り返し飲んで様子を見てくださいとのこと。

それから、すぐにレメディを飲みました。すると痛みが急に半分くらい軽減。改めて、こんなに効くのかと驚きです。実際、以前の膀胱炎は、そのままですとどんどんひどくなり、最後は抗生物質のお世話になるのが当たり前でしたから。

いや、私の場合、スタッフィサグリアに特有の症状でないものまで、良く効く(腕の筋の痛みとか、考えられんですが・・)ので、主要な膀胱関係に効かないわけがありません。

あとで思い起こせば、あの朝の怒りは近来ないくらいのすごいものでした。

きっかけは子羊たちのことでしたが、それ以外にもきっと、ためていた怒りがあったのかもしれません。

それに、あまりの怒りのため、すべてを出し切るのもはばかられるくらい。怒りを自分でセーブしている感じもありました。

感情の問題がすぐに身体に症状として出せるというのは、とてもいい反応だとセンターホメオパスに聞き、そうかと納得いたしました。考えてみたら、レメディをとる以前は、考えられないくらい、長く長く我慢し続けてしまっていたのかもしれません。それができちゃうのがスタッフィサグリアなんですね。

さて、セルフケアのいいところは、自分でレメディの量も調整できることです。(私の場合)

慢性治療中の急性症状においてのレメディはどうしたらいいのか、一応指示を受けるにしても、回数などは自分でなんとなく調整ができるようになります。自分の身体は自分で知っておきたいですね。

さて、今回私がしたセルフケアは、痛む時には頻繁に。低ポテンシーを繰り返し飲みます。

そして、痛くない時には飲まずに。

ま、痛くない時には飲むのを忘れているんですが、そのくらいでいいわけですね。

肝心の排尿痛ですが、最初のときからはかなり楽になったけれども、まだ少し痛みが残っています。

一度症状が良くなっているので、レメディは変えずに、このまま様子を見ることになっています。

ですが、気持ち的には30cでなく200cを飲みたい感じもあります。今回の場合、最初は効いたものの、30では頻繁に飲んでも少し弱いような・・・。

身体だけでなく、感情の方も今回は関係があるので200がいいのかもしれません。

排尿痛がまだ少し残ったままというのも、何らかのエネルギーが足りない感じも受けます。それに最近またお昼寝後に気分が悪いという感じが始まっています。これもスタッフィサグリアに特有の症状です。

ポテンシーをあげること、これはまたセンターに連絡し、相談してみたいです。

それにしても、なんというか、急性症状のすべてが、私の場合は一つのレメディで済んでしまうので、ラクというか考えなくていいというか・・・はっきり言って単純なのかもしれません。それだけ症状が頑固なのかも。

もちろん、これは人によりますし、いろんな症状の層(レイヤー)を持っていれば、また話しは違います。自分で考えずに指示を聞いた方がいいですね。

急性症状でも、体質レメディが効かないくらいに強い症状であれば、その局所的な症状に合うレメディを飲むこともあります。

今回の娘羊のネンザなどもそうですね。以前の私の腰痛のときもそうでした。その時にはコニウムを飲んだ記憶があります。これでかなり良くなりました。

私はホメオパスのタマゴでもありますが、まだまだ勉強しなきゃならないことが多いです。

また、今回のホメオパシー関連のニュースにてバッシングがあり、各方面からいろんな質問もされましたし、心配の声もありました。ホメオパシーにあまり興味のなかった我が家の母もどういうことなのかと聞いてきました。

それを受け、私の学ぶ学校の校長、ロバートハシンガー教授が今回、声明を発表しましたので、こちらで御紹介いたします。

「ホメオパシー」-ニュースで攻撃を受けている自然療法

ホメオパシーは、約200年前にドイツ人医師、サミュエル・ハーネマンによって確立された自然療法で、世界中の医師や自然療法家が実践しています。
推定で、世界中の約6億人の人々がホメオパシーを「定期的に」(一年に少なくとも4回、という意味)ホメオパシーを利用しています。
これは世界の人口の10%にあたります。

ホメオパシーの基本的な原理や概念は、「身体が自らの力で治癒するのを助ける」ということです。
ホメオパシーは、効果的に病気と闘う能力を高めるために、また生まれながらにして持っている防御機構を強めることによって最終的には病気になることを避けるために、生体が生まれながらにして持っている防御機構を活性化させるためのものです。

ホメオパシーは「代替療法」ではありません。
ホメオパシーは何か他のものにとってかわるのではありません。
「補完療法」と呼ばれるのにふさわしいものです。
ホメオパシーは、いかなる健康状態においても役に立ちますが、決して他のものの代替手段と考えてはいけません。
もしホメオパシーが効果を発揮すれば、身体が自分の力で治ったということになるので、他の治療を必要としません。

もちろん、ホメオパシーは、ビタミンやミネラル、その他身体に不足している物質の代用はできません。
ホメオパシーは、痛み止めや精神安定剤、ワクチン接種の代用といった機能を果たすことはできません。
しかし、そういった治療が必要とされるいかなる状況でも、ホメオパシーは支えになり得ます。
また、正しい流儀のホメオパシー(サミュエル・ハーネマンによって確立され、知識や正しい情報、教育に基づいたホメオパシー)を用いれば、私達は、化学的な医薬品に頼らなくても、我々の身体を長期間にわたって健康に保ち、寿命を延ばすことができます。
人類は10万年以上も存在しているのに、化学的な医薬品はたかだか150年前から使われ始めたばかり、ということを思い浮かべてください。化学的な医薬品ができる前は、我々はどうやって生き延びていたのでしょうか?

日本では、「ホメオパシー」という名のもとに、多くの異なる手法の普及が進められているものの、それらの手法の安全性については何も語られておりません。
唯一安全なホメオパシーは、サミュエル・ハーネマンによって確立され、十分に教育され、知識を持った施術者によって実践されている「クラシカルホメオパシー」です。

プロフェッショナルな訓練を受けたホメオパスは、

  1. 初めに世界中の何百人ものホメオパスによって検証されていない、出所不明の、立証されていないレメディーを、決して与えません。(「K2シロップのレメディー」は、そういう立証をされていないレメディーです。)
  2. ホメオパシーのレメディーも、あるいは他のいかなるものも、評価を受けて、一般に受け入れられている医療の代わりとして用いることはありません。
  3. どんな「信念」や「概念」よりもクライアントの健康や安全を常に優先します。

「ホメオパシー」とは言えないのに、「ホメオパシー」の名の下に、正しく理解されていない療法が行われたために、新生児が亡くなってしまったことは、この上なく悲しいことです。
またこの死の責任を負うべき助産婦が正しい訓練を受けていないことはほぼ確実であり、間違った情報に基づいていながらそれを誠意と思って行っていたかもしれないということも、とても残念なことです。

誤った診断、副作用、処方上の間違い等々、現代医学の専門家の手で、世界中で日々何百万もの人々が死んでいることを忘れてはなりません。
だからといって、我々に現代医学を放棄することができるでしょうか? もちろんできません。

我々は常に、社会の一人一人の健康の向上のために、懸命の努力をしなければなりません。
我々の社会は、健康からはほど遠いのです。まだすべきことがたくさんあるのです。
ホメオパシーでは、我々が持って生まれた防御機構を強めることが、皆の健康を増進するもっとも効果的で安全な方法であると信じています。

人間一人ひとりは決して完璧ではありません。
すなわち、どんな分野でも間違いは起こるのです。
パイロットであろうと、タクシーの運転手であろうと、医者であろうと、人々は間違い、時にはとても重大な間違いを犯すのです。
どんな間違いが犯されようと、個人が責任を負うべきであって、その手段が責任を負うべきではないのです。
ある運転手が不注意に誰かを死なせてしまったからと言って、タクシーを禁止しますか?
「ホメオパシー」と呼ばれる何かを使ったある人物が過ちを犯したからといって、日本の社会からホメオパシーの恩恵を遠ざけるべきなのでしょうか?
その人物や、その人物を指導した人々が責任を負うべきなのであって、200年にわたって世界中で何百万人もの人々を助け、アレルギー、膠原病、不妊症、自殺性うつ病、リウマチ、糖尿病、肥満、そのほか数百以上におよぶ、現代医学では治すことのできない病気に苦しんでいるさらにもう何百万人もの人々にも希望を与えている、ハーネマンや彼の素晴らしいホメオパシーのシステムが責任を負うべきではありません。

医師 ロバート・ハシンガー
IACH日本校校長、自然療法国際コンサルタント

 

あらためて、このように明文化された心得を読んでみますと、私たち学生がロバート先生から4年間かけて学んだことはこういうことだったのだと、はっきりと納得します。

言葉でこのように教えられてはいませんが、しつこいくらいに、これらの理念を授業のたび、毎回毎回教えられていました。それくらい慎重に処方しなければならないということです。

あまりに慎重なため、私など、知人に処方を頼まれても、確信が持てるまでは決して気軽にレメディを処方しませんし、対症療法的にレメディを使うこともありません。

たとえ低ポテンシーのものであろうと、ホメオパスとして後々のフォローのことを考えると簡単には出せません。

ま、そんなことをのんびり説明したりしている間に、たいていは病院行ったり、自然治癒してしまうもんですしねぇ。みな自分のもつ自然治癒力と直感をもっと信頼してもいいと思います。

そんなわけで、御自身で責任をもちセルフケアで飲むのには問題ないですが、やはりヒーラーのタマゴとしては考えてしまいます。

それは、先ほどのロバート先生の説明にもあったようなことが根底にあり、ハーネマンの基本を守っているからでもあります。

ですから、症状によっては病院受診を勧めますし、現在飲んでいる薬をやめろともいいません。

市販の薬を使ってもらうことだってあり得ます。決してホメオパシーの治療が一番とは思ってません。

治癒にはいろんな方法があり、どんな方法であれ、クライアントさんが治癒されていくのが望ましいわけです。

その考え方と姿勢が、私がこの学校に惹かれ、クラシカルホメオパシーを学びたいと思った理由でもあります。

こだわりのない心でクライアントさんの立場に立ち、本当の真の治癒を目指す。

私たちの学校で学ぶ仲間はみな、こんな風に考えてそしてホメオパスを目指してがんばっているわけですね。

変な宗教や、盲信的な行為ではありません。

私は普通の主婦でありお母さんであり、一般社会人としてお勤めするものです。

これからも、そんな視点から人の癒しというものを考えていきたいと思っています。

 


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1 コメント

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はじめまして (アンナ)
2011-10-16 09:55:51
はじめまして

疑問におもったのですが「誤った診断、副作用、処方上の間違い等々、現代医学の専門家の手で、世界中で日々何百万もの人々が死んでいる」のが事実なら、仮に一日200万人だとしても一ヶ月で6000万人、一年で7億2千万人、この10年だけで誤診や副作用で72億人が死んだ計算になると思うのですが、さすがに嘘臭くないでしょうか?
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